【オフィシャルレポート】GO BIG Championship 2015 Final Round 釘村 孝太 4年ぶり2度目王座!
※公式ハイライトムービー追加
関東初開催ということもあり、多くのファンで賑わった川越市オフロードヴィレッジ。全日本MXで使用されるコースに、大胆にレイアウトされたFMXトラックはまさに迫力そのもの。グランドレベルで観戦する約800人のファンは興奮の渦に巻き込まれた。
前日に開催された予備予選を勝ち抜いた10人のGO BIGライダーたちはラウンド1からアツいバトルを繰り広げた。7人の中から勝ち抜いたのはディフェンディングチャンピオン、鈴木 大助(ダイス)。ローカルライダー、片桐 弘貴。そして予備予選首位通過の高橋 仁の3名が、シード権を獲得している加賀 真一、渡辺 元樹、釘村 孝太らが迎え撃つスーパー6(セミファイナル)に進出。会場のボルテージも徐々に高まっていく。
過去最高レベルとも言えるスーパー6は熾烈なトリックの応酬だった。過去最多王者のプライドで攻め続けるダイスは最後に540フレアを狙ったが、惜しくもクラッシュし、ここで敗退した。一方、予選1位通過の高橋 仁の快進撃はラウンド1から止まらない。バラエティ(バリエーション、構成)ポイントも着実に決め、シートグラブフリップ、レイジーフリップなど、高難易度トリックを披露し、ファイナル進出を決めた。しかし、現ランキングトップ3も譲る気配はなく、決戦の舞台はファイナルへ。
誰もが思いつかないようなラインで観客を魅了した加賀 真一はスタイリッシュなトリックで10本全てを完全にメイクしたが、4位に終わった。3位に輝いたのは高橋 仁。予備予選からの勢いそのまま、ファイナルでも高難易度の技を連続メイクし、自身初の嬉しい初表彰台を獲得した。2位は今年最も成長したライダー、渡辺 元樹。若手の代表格でありながら、今年はX-GAMESに選出されるなど、海外実績も多くなってきた。その経験からトリックも安定感を増し、魅せるライディングに変貌。ファンを楽しませるライディングが結果にも現れている。そして優勝を果たしたのはベテランライダー、釘村 孝太。スタイリッシュな技に加え、難易度の高い大きなトリックとオリジナリティ溢れるスタイルで他のライダーを圧倒し、95.8ポイントで優勝。2011年大会より4年ぶり、2度目の全日本王座に返り咲いた。
来年はシリーズ戦から1回勝負の大会へと生まれ変わる全日本FMX選手権、GO BIG。これからの1年間、頂点を目指すもの、己の限界に挑戦するもの、観客を沸かすことだけに専念するもの。ライダー達の来シーズンへの挑戦もここから動き出す。
【 GO BIG 2015 Rd3 RESULT 】
1st 釘村 孝太 95.8pt
2nd 渡辺 元樹 93.1pt
3rd 高橋 仁 83.5pt
4th 加賀 真一 83.1pt
5th 片桐 弘貴
6th 鈴木 大助
7th 江原 大空
8th 小林 達哉
9th 藤田 拓也
10th 江原 大地
【 GO BIG 2015 OVERALL RANKING 】
1st 釘村 孝太 180pt
2nd 渡辺 元樹 145pt
3rd 加賀 真一 110pt
4th 高橋 仁 100pt
5th 東野 貴行 100pt
6th 鈴木 大助 80pt
7th 片桐 弘貴 75pt
8th 小林 達哉 45pt
8th 藤田 拓也 45pt
8th 江原 大空 45pt
【 G-SHOCK presents Whip Contest Result 】
1st 渡辺 元樹 50%
2nd 加賀 真一 16%
3rd 星野 優位 13%
4th 小林 達哉 11%
5th 釘村 孝太 10%
[ リリース元 ]
GO BIG実行委員会
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