【ヤマハ】Monster Energy Yamaha Factory Racing Teamの2020 AMAスーパークロス・モトクロス選手権体制が発表に。

アメリカのモトクロスレース、AMAスーパークロスとAMAモトクロスを闘うヤマハファクトリーの顔ぶれが発表された。

アメリカのモトクロスレース、AMAスーパークロスとAMAモトクロスを闘うヤマハファクトリーの顔ぶれが発表された。
 
 
< リリースより >
 Yamaha Motor Corporation, U.S.A. (YMUS)が、2020 年「Monster Energy Yamaha Factory Racing Team」のチーム体制を発表しました。ライダーはジャスティン・バーシア選手とアーロン・プレシンジャー選手で、両選手はモンスター・エナジーAMAスーパークロス選手権450SX、AMAモトクロス選手権450MXの両シリーズにYZ450Fで参戦し、チャンピオン獲得を目指します。
 

Monster Energy Yamaha Factory Racing Teamのジャスティン・バーシア選手(#51)とアーロン・プレシンジャー選手(#7)。

 
 シリーズにおいてチームをけん引するのがベテランのバーシア選手です。AMA SX Lites Eastで2度のタイトルを獲得しているバーシア選手は、負傷したライダーの代役として2018年にチーム加入。ハイレベルな450SXですぐに力を示し、レギュラーライダーとして定着しました。2019年は、開幕戦のアナハイム1で優勝しましたが、その後、トレーニング中に負傷し、ランキングは13位に終わりました。シーズン終了後は2020年に向け新型マシンで準備を進め、2019年11月11日に行われたパリ・スーパークロスで優勝、12月7日のジュネーブ・スーパークロスでも表彰台を獲得し、アナハイムでの開幕戦に向け準備万端です。

 2018年のAMA 250MXとAMA 250SX Westでチャンピオンとなったプレシンジャー選手は、2019年から450SXへの参戦を開始。アトランタ大会でトップ5フィニッシュを果たすなど、堅実な結果を残してきましたが、アトランタ大会の翌週に行われたデイトナ大会で負傷。その後は数か月に渡り欠場を余儀なくされました。2020年に向けて体は完全に回復しており、改めて最高峰クラスでの活躍を目指します。

 2020年のモンスター・エナジーAMAスーパークロス選手権の開幕戦は、1月4日(土)、カリフォルニア州アナハイムのエンジェル・スタジアム・オブ・アナハイムで開催されます。
 
 
ジャスティン・バーシア選手談

アメリカのモトクロスシーンで十分にシリーズ優勝も狙える力を持つジャスティン・バーシア選手だが、2019年シーズンは怪我に泣いた。全線を通して戦い切るスキルも必要だろう。

「このチームで3年目を迎えますが、チームは多くのことが変化しているし、これまでやってきたことに本当に満足しており、シーズンの開幕が本当に楽しみです。今年、我々はたくさんのことを行ってきました。チームは多くの努力をしてくれ、私もテストだけでなく、トレーニングに関してもできる限りのことを行ってきました。2019年の後半には海外で2回のレースに出場しましたが、よい経験と、よいライディングができ、久しぶりに最高のフィーリングを得たのです。加えていくつかのことを学び、我々の現状を確認し、取り組むべきことが浮き彫りになりました。2020年は私にとってもヤマハにとってもよいシーズンになりそうです。レースに向けてワクワクしています」
 
 
アーロン・プレシンジャー選手談
2018年に250クラスでチャンピオンとなり、2019年から待望の450にステップアップしたアーロン・プレシンジャー選手。バーシア同様、怪我に悩まされ、これは2020年のヤマハチームの課題だろう。

「開幕戦を前に最高の気分ですし、チームとの新しいシーズンが楽しみでなりません。この最後のひと月は2020年に向けて準備を整えてきましたが、2020年のマシンも最高の状態で、あとは微調整してレースに臨むだけ。今はとても興奮していますし、準備はできています。アナハイムを楽しみにしていてください」
 
アーロン・プレシンジャー選手(Monster Energy Yamaha Factory Racing Team)。

 
 
 
[ ソース ]
ヤマハ発動機