【カワサキ】モトクロッサーの『KX』シリーズ 2020年モデルが登場。(2st編)

カワサキは、充実した装備と高い戦闘力を誇る2ストロークモトクロッサー、KX85-II他の2020年モデルを新発売する。
 
 
< リリースより >
【 KX85-II 】
 

カワサキ KX85-II 2020年モデル/38万3,400円(税込)

 
KX85・KX85-IIは高い剛性を誇るペリメターフレームに84cm³のパワフルな2ストロークエンジンを搭載。インナーチューブ径36mmの倒立フロントフォーク、ユニトラックリヤサスペンションなど充実した装備との組み合わせは優れたパフォーマンスを発揮します。

また、ハンドルバーは6つのポジションに調節が可能。ライダーの好みに応じて選択出来るようになっています。

さらに人間工学を取り入れたボディワークは快適な乗り心地と操作性を両立。「表彰台のトップにライダーを送り込む」というカワサキの設計理念がふんだんに盛り込まれています。

フロント17インチ、リヤ14インチのKX85に加え、フロント19インチ、リヤ16インチの大径ホイールを採用したKX85-IIも同時にラインナップしています。
 

カワサキ KX85 2020年モデル/37万2,600円(税込)

 
■主な変更点
・カラー&グラフィックの変更
 
カワサキ KX85 2020年モデル/37万2,600円(税込)

カワサキ KX85-II 2020年モデル/38万3,400円(税込)

 
モデル情報
車名(通称名)/KX85、KX85-II
モデルイヤー/2020
マーケットコード/KX85CLF、KX85DLF
価格/37万2,600円、38万3,400円(ともに税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)
発売予定日/2019年8月1日
※KX85・KX85-IIは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
 
 
【 KX100 】
ファクトリーマシンをイメージした本格派FUNライドモデルKX100。
カワサキ KX100 2020年モデル/40万5,000円(税込)

■主な変更点
・カラー&グラフィックの変更
 

カワサキ KX100 2020年モデル/40万5,000円(税込)

 
モデル情報
車名(通称名)/KX100
モデルイヤー/2020
マーケットコード/KX100FLF
価格/40万5,000円(税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)
発売予定日/2019年8月1日
※KX100は公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
 
 
 


※編集部より:

KX100 があるが、やはり本命は KX85-II

 
 排ガスなどの問題から、確実に市場から姿を消しつつある2ストロークエンジン。一部で125ccのエキシビション的な動きはあるものの、一般普及への復活とは当然ならず、ホンダを除けば車格が小さく軽量な85ccサイズ(海外ではミニバイク扱い)がキッズを中心に生き残っているのが現状。

 とは言うものの、そのホンダの4ストローク車に牙を剥くように一度リニューアルしたカワサキ・KX85のポテンシャルは凄まじいもので、外車勢ではまだまだ活況の2ストロークエンジンの余波を感じさせるものであった。その当時の筆者体重は45kgであったが、正直、素人では到底扱いきれない爆発的なパワーと、それに見合ったハードな足回りを持っていた。

参考/コラム
三月は深き紅のダートを Dirt53 全日本後のSUGOをダッシュ!

 身体が小さな日本人には、確実な武器になるのは間違いないことをここで保証しておく。

 ただし、KX80に未だに乗っている筆者もそうであるが、アタマの痛いのが2ストオイルの問題。かつて定番であったカストロール製が生産をストップしてしまい、それに代わる商品がこれといってないのが現状だ。アムズオイル製を後釜で使おうとした矢先、本国の意向と日本での販路変更があり、今は正規では買えない状態。排気煙の香りを楽しめるのも2ストロークエンジンならでは、と考えているので、ストックしたオイルを大事に使うしかない日々である。

 さて、そんな中、20年モデルでも国内で継続販売となったKX100であるが、どういった使い道があるだろうか? 参考として車格やパワーを窺ってみたい。

< KX100 >
全長/1,920mm
シート高/870mm
内径x行程/圧縮比/52.5mm×45.8mm/10.2:1(低回転)・8.7:1(高回転)
ホイールトラベル/前 275mm,後 275mm
タイアサイズ/前 70/100-19 42M,後 90/100-16 52M
車両重量/77kg
燃料タンク容量/5.0L

< KX250 >
全長/2,172mm
シート高/948mm
内径x行程/圧縮比/78.0mm×52.2mm/14.2:1
タイアサイズ/前 80/100-21 51M,後 100/90-19 57M
ホイールトラベル/前 314mm,後 310mm
車両重量/105.3kg
燃料タンク容量/6.4L

< YZ125(ヤマハ) >
全長/2,135mm
シート高/975mm
内径x行程/圧縮比/54.0mm×54.5mm/8.6-10.7:1
タイアサイズ/前 80/100-21 51M,後 100/90-19 57M
ホイールトラベル/前 300mm,後 315mm
車両重量/94kg
燃料タンク容量/8.0L

 一瞬、国内でも試験的に始まった2スト125エキシビションへの特例参加はどうか、とも思ったが、スペック的には厳しさある雰囲気だ。モトクロッサーはパワー表記が公式にないので、出力は数値から想像するしかないが、YZ125と比べてもやや弱めか。足回りも、タイアサイズが説得力にすこし欠ける。シート高がかなり低いので、やはりファンライド的な楽しみかたが好適かもしれない。日本でその目的で本機を所有するのは、なかなかに裕福ではあるが。

 なお、現段階ではKX65のアナウンスはありかなしかも一切ない。USでは一応、発表済み。(やかん)


 
 
[ 問い合わせ先 ]
カワサキモータースジャパンお客様相談室
フリーコール/0120-400819
月~金曜9:00~12:00、13:00~17:00(祝日、当社休日を除く)
 
 

【ホンダ】モトクロス競技専用車『CRF250R』、エンデューロ競技専用車『CRF250RX』の2020年モデルを発売。

ホンダは、モトクロッサー『CRF250R』とエンデュランサー『CRF250RX』の仕様を一部変更して、2020年モデルとして発売する。
 
 
< リリースより >
Hondaは、モトクロス競技専用車『CRF250R』とエンデューロ競技専用車『CRF250RX』のエンジン出力を向上させるなど仕様の一部を変更し、2020年モデルとしてそれぞれ2019年8月30日(金)に受注期間限定※で発売します。
※ 受注期間は2019年5月23日(木)から12月31日(火)まで
 

ホンダ CRF250R 2020年モデル

 
CRF250R、CRF250RXともに、シリンダーヘッド、ピストン、カムシャフトのエンジン主要部品とエキゾーストパイプを新設計、またエアフィルタを大型化することで、高回転域の出力を向上させるとともに、低回転域でのトルク向上を実現しました。

さらに、ギアレシオを最適化するとともに、ギアポジションごとに最適な燃料噴射のセッティングを施すことで、より扱いやすく、力強い走行フィーリングを実現しました。
車体は、フレームとスイングアームの剛性と、前後サスペンションのセッティングを最適化することで、優れたハンドリング性能を追求しています。
カラーリングは、両車種ともにHondaのモトクロスマシンのアイデンティティーを継承するエクストリームレッドとしています。
 

ホンダ CRF250RX 2020年モデル

 
価格(消費税8%込み)
CRF250R 83万1,600円

CRF250RX 84万7,800円

*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
*このCRF250R、CRF250RXは公道および一般交通の用に供する場所では一切走行ができません。また、登録してナンバープレートを取得することもできません
*走行場所には十分注意してください。私道や林道、河原、海辺などの公共の道路以外の場所でも、人や車が自由に出入りできるところは道路とみなされ、道路交通法および道路運送車両法の違反になります
 
 
【 主要諸元 】
通称名/CRF250R
車名・型式/ホンダ・ME12
全長×全幅×全高(mm)/2,181×827×1,260
軸距(mm)/1,486
最低地上高(mm)/327
シート高(mm)/957
車両重量(kg)/108
エンジン種類/水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3)/249.4
内径×行程(mm)/79.0×50.9
圧縮比/13.9
燃料供給装置形式/電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>(スロットルボアΦ44mm)
始動方式/セルフ式
点火装置形式/DC-CDI式
燃料タンク容量(L)/6.3
クラッチ形式/湿式多板コイルスプリング式
変速機形式/常時噛合式5段リターン
キャスター角(度)/トレール量(mm)/27° 29´ / 116
タイア 前/80/100-21 51M
 後/100/90-19 57M
ブレーキ形式 前/後/油圧式ディスク
懸架方式 前/テレスコピック式(倒立サスペンション)➖クッションストローク305mm
 後/スイングアーム式(プロリンク)➖アクスルトラベル317mm
フレーム形式/アルミツインチューブ
(Honda測定値)
■製造事業者/本田技研工業株式会社 熊本製作所
 
 
[ 問い合わせ ]
ホンダお客様相談センター
TEL/0120-086819
 
 

【ホンダ】モトクロス競技専用車『CRF450R』、エンデューロ競技専用車『CRF450RX』の2020年モデルを発売。

ホンダは、モトクロッサー『CRF450R』とエンデュランサー『CRF450RX』の仕様を一部変更して、2020年モデルとして発売する。
 
 
< リリースより >
Hondaは、モトクロス競技専用車『CRF450R』とエンデューロ競技専用車『CRF450RX』に、動力を効率よく後輪に伝達する「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」を初採用するなど仕様の一部を変更し、2020年モデルとしてそれぞれ2019年8月30日(金)に受注期間限定※で発売します。
※ 受注期間は2019年5月23日(木)から12月31日(火)まで
 

ホンダ CRF450R 2020年モデル

 
CRF450R、CRF450RXともに、急な路面状況の変化によるリアタイアの空転を抑制し、効率よく動力を伝達する、3段階のレベル選択が可能なHonda セレクタブル トルク コントロールを初採用するとともに、エンジンの回転上昇を瞬時にコントロールし、より安定したスタートを実現するローンチコントロールシステムを、より緻密に制御できるように進化させています。

また、燃料噴射のセッティングを最適化することで、エンジン低回転域での扱いやすさを向上させました。
車体は、バッテリー搭載位置を変更し低重心化を図るとともに、前後サスペンションのセッティングを最適化することで、操縦安定性をより向上させました。
カラーリングは、両車種ともにHondaのモトクロスマシンのアイデンティティーを継承するエクストリームレッドとしています。
 

ホンダ CRF450RX 2020年モデル

 
価格(消費税8%込み)
CRF450R 97万7,400円

CRF450RX 99万3,600円

*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
*このCRF450R、CRF450RXは公道および一般交通の用に供する場所では一切走行ができません。また、登録してナンバープレートを取得することもできません
*走行場所には十分注意してください。私道や林道、河原、海辺などの公共の道路以外の場所でも、人や車が自由に出入りできるところは道路とみなされ、道路交通法および道路運送車両法の違反になります
 
 

ホンダ CRF450R 2020年モデル

ホンダ CRF450R 2020年モデル

 
【 主要諸元 】
通称名/CRF450R
車名・型式/ホンダ・PE07
全長×全幅×全高(mm)/2,183×827×1,260
軸距(mm)/1,482
最低地上高(mm)/328
シート高(mm)/960
車両重量(kg)/112
エンジン種類/水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3)/449.7
内径×行程(mm)/96.0×62.1
圧縮比/13.5
燃料供給装置形式/電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>(スロットルボアΦ46mm)
始動方式/セルフ式
点火装置形式/DC-CDI式
燃料タンク容量(L)/6.3
クラッチ形式/湿式多板コイルスプリング式
変速機形式/常時噛合式5段リターン
キャスター角(度)/トレール量(mm)/27° 22´ / 116
タイア 前/80/100-21 51M
 後/120/80-19 63M
ブレーキ形式 前/後/油圧式ディスク
懸架方式 前/テレスコピック式(倒立サスペンション)➖クッションストローク305mm
 後/スイングアーム式(プロリンク)➖アクスルトラベル314mm
フレーム形式/アルミツインチューブ
(Honda測定値)
■製造事業者/本田技研工業株式会社 熊本製作所
 
 
[ 問い合わせ ]
ホンダお客様相談センター
TEL/0120-086819
 
 

【モンスターエナジー】ピンクの“ハワイアン”モンスターが日本上陸!!『モンスター パイプラインパンチ』4月23日(火)発売!

モンスターエナジーは、 2019年4月24日(火)に、国内未導入商品であった『モンスター パイプラインパンチ』を発売する。
 
 
< リリースより >
ピンクの“ハワイアン”モンスターが日本上陸!!「モンスター パイプラインパンチ」4月23日 新発売KOHH書き下ろしの未発表曲「 I think I’m falling 」のコラボ映像が本日より公開!

モンスターエナジーは、 4月23日(火)に新商品「モンスター パイプラインパンチ」を発売いたします。 本商品は、 ハワイで人気のパッションフルーツ、 オレンジ、 グァバにエナジーブレンドをミックスしたトロピカルなフレーバーと、 ピンク色のラベルが特徴の商品です。 商品名の”パイプラインパンチ”は、 世界的に有名なハワイのサーフポイント「バンザイ・パイプライン」からインスピレーションを受けて名付けられました。

また、 本商品のために書き下ろされたKOHHの完全未発表曲「I think I‘m falling」を使用したコラボ映像を制作しました。 本作品は、 KOHHのメロウな雰囲気の楽曲に合わせて、 南国の日差しの下でゆったりとした時間を過ごすKOHHを幻想的に描かれています。 なお、 フルバージョンのMUSIC VIDEOは4月23日(火)より公開されます。

【 商品概要 】
モンスター パイプラインパンチ 缶355ml

バンザイ・パイプラインはハワイ・オアフ島のノースショアを代表するサーフポイントで、 冬になると危険な波が炸裂する。
この壮大な自然の力に敬意を表して、 我々はモンスター パイプラインパンチを開発した。
ハワイで人気のパッションフルーツ、 オレンジ、 グアバを絶妙にブレンドし、 Monster独自のエナジーブレンドをふんだんにミックス。
かのビッグウェーブのように、 このパイプラインパンチも伝説となるはずだ!

名称/モンスター パイプラインパンチ
発売日/2019年4月23日(火)
商品特徴/・甘く飲みやすいトロピカルフルーツフレーバー(パッションフルーツ・オレンジ・グァバ)
・果汁16%配合
・カフェイン40mg/100ml 配合
価格/190円(税別)
容量/ 缶355ml

KOHH新曲「I think I’m falling」コラボ映像について

昨年モンスターエナジーファミリーに新加入したKOHHの書き下ろし楽曲「I think I’m falling」のコラボ映像を公開。 楽曲は、 パイプラインパンチの持つ南国的なイメージやチルアウト感に合ったメロウな雰囲気の作品となっており、 映像はこの楽曲に合わせて、 リラックスした表情のKOHHが青い海や空を横目に旅をする様子が描かれています。 なお、 フルバージョンのMUSIC VIDEOは4月23日(火)より公開されます。
URL: http://ur0.link/Sj5N

KOHHプロフィール

1990年4月22日生まれ。 東京都北区王子出身。 生い立ちや現況を、 ありのままに綴る歌詞表現と、 ジャンルに囚われない自由な音楽スタイルで、 若者を中心に、 国内外から絶大な支持を集める。

2012年11月、 全くの無名の状態から処女作 『YELLOW T△PE(イエローテープ)』を リリース。 収録曲の「FAMILY」 では都営住宅での暮らしや母親が薬物依存者である事をカミングアウトし、 その独特な生い立ちも注目される。

2014年に自身初のアルバムとなる2ndアルバム『MONOCHROME』をリリース。 2ndアルバムを1stアルバムより先にリリースするという試みにも注目が集まった。

iTunes総合アルバム・チャート6位、 HIP HOP / RAPチャート1位と新人としては異例。 翌年2枚目のアルバムとなる1stアルバム『梔子(くちなし)』をリリースするとiTunes総合アルバム・チャート1位、 HIP HOP / RAPチャート1位を記録。

他アーティストへの楽曲参加も積極的に行い、 2016年には、 米R&Bシンガー、 フランク・オーシャンのアルバムに参加。 アルバムは、 全米及び全英のアルバム・チャートで1位を記録。 同年には宇多田ヒカルの最新アルバムに参加。 昨年2018年には、 Mariah CareyのNew Album「Caution」(プロデュース:Skrillex)の日本盤ボーナストラックに「Runway」という楽曲で参加した。

今年2月には事前の告知が一切なされない中、 約2年7か月ぶりに5枚目となるフルアルバム「Untitled」をゲリラリリース。 ONE OK ROCKのTakaとの楽曲「I Want a Billion」のMUSIC VIDEOをMX4Dの体験アトラクションとして突如渋谷109に設置し、 最新テクノロジーを駆使したプロモーションを行う。

音楽活動以外にも、 ファッション・モデルとしてのランウェイ/ルックへの参加、 自身が手がけたアート作品での個展開催など、 ラッパー/ミュージシャンの規格を飛び越え、 アーティストとして大きな飛躍を見せている。
 
 
[ ソース ]
モンスターエナジージャパン
 
 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第13戦 ヒューストン 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第13戦 ヒューストン 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby
現状、最もシリーズタイトルに近いクーパー・ウェブ(Red Bull KTM)が、ここでもその強さを見せ付けた。僚友のM・ムスキャンも総合2位だが、脅かすところまでは迫っていない。

 

2019年3月30日(土)・決勝
開催地:テキサス州ヒューストン
会場:NRGスタジアム

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン M1-M2-M3順位

450SX
1 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit 2-1-3
2 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit 5-3-1
3 15 ディーン・ウィルソン ハスクバーナ FC450 3-2-5

※本戦は、2018年に導入された決勝3レース制(トリプルクラウン・フォーマット)が採用された為、タイムの代わりに各レースの順位を表記(2019年は3回目で、今回がラスト)。

 

Photo/Simon Cudby
昨シーズンのタイトルホルダーであるJ・アンダーソンの負傷代役として、シリーズ途中から抜擢されたディーン・ウィルソン(Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing)が、ここで奮闘。総合3位を獲得。
今期3回目のトリプルクラウン開催となった、本ラウンド。ケン・ロクスン(Team Honda HRC)は、予選/レース1と好調を見せるが、レース2で他車との接触転倒で負傷、リタイアとなってしまう。それでもシリーズランキングを見据え、レース3は出走。
完全に負の連鎖に嵌ってしまった、Monster Energy Yamaha Factory Racing Team。エース格ながら負傷続きのジャスティン・バーシアは、レース2の最中、フープスで大きなクラッシュを喫し、肩を再び痛めリタイア。
負傷欠場しているA・プレシンジャーの代役であるジョシュ・グラントは、やはりレース2でトリプルのジャンプで転倒&負傷。自身の役割を理解し再走を試みたが、怪我の度合いは酷くリタイア。エース2人がレース3を諦める結果に。

 

 

250SX
1 34 ディラン・フェランディス ヤマハ YZ250F 2-1-2
2 31 RJ・ハンプシャー ホンダ CRF 250 3-2-4
3 39 コルト・ニコルズ ヤマハ YZ250F 5-4-1

 

ヤマハ勢にとっては唯一の好材料である、250SXライダーの大活躍。本ラウンドは、#34 ディラン・フェランディス(Monster Energy Star Yamaha Racing)が優勝し、シリーズ2連勝を飾った。チームメイトの#39 コルト・ニコルズも、総合3位に入る力強さを見せた。

 

 

AMA Pro Racing

 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第12戦 シアトル 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第12戦 シアトル 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby
2連勝を決めた、マービン・ムスキャン(Red Bull KTM)。が、赤旗を無視したとして、7ポイント減点のペナルティが科された。このラウンドは、シリーズランキングを猛追したいE・トマックとK・ロクスンがポディウム圏内だが、ムスキャンのアドバンテージはまだ揺るがない。

 

2019年3月23日(土)・決勝
開催地:ワシントン州シアトル
会場:センチュリーリンク・フィールド

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit 20:50.835
2 94 ケン・ロクスン ホンダ CRF450R +02.361
3 3 イーライ・トマック カワサキ KX450 +07.407

 

ここ終盤になって、ケン・ロクスン(Team Honda HRC)の歯車が再び噛み合って来たようだ。ヒート1からの好調のままメインレースもスタートから快走を続け、2位フィニッシュ。シリーズランキングの望みを繋いだ。
苦戦が続く、Monster Energy/Yamaha Factory Racing Teamの450SXクラス。怪我が癒えていないジャスティン・バーシアは、再度のクラッシュ。代役のJ・グラントに至っては、予選落ちの結果。

 

 

250SX(ウエスト)
1 34 ディラン・フェランディス ヤマハ YZ250F 16:22.024
2 92 アダム・シアンサルーロ カワサキ KX 250 +00.571
3 64 ジミー・デコティス スズキ RM-Z250 +23.247

 

再びウエストに切り替わった250SXでは、Monster Energy/Star/Yamaha Racingのディラン・フェランディスが、自身初となる本クラス初勝利をあげた。フェランディスはフレンチライダーだが、ヤマハだとD・ビーラマンを思い出す。
©Suzuki Motor Corporation 2004-2019
250SXクラスで気を吐くスズキ勢。本ラウンドは、ジミー・デコティス(JGRMX Yoshimura)がオープニングラップからリーダーを快走。その後、スローダウンするも3位フィニッシュ。

 

 

AMA Pro Racing

 

【ショウエイ】VFX-WRにレプリカモデル、『ブレイトン』が追加に。

ショウエイのオフロード用ヘルメットの新型であるVFX-WRに、レプリカモデルが追加されることとなった。
 
 
< リリースより >
VFXシリーズのアグレッシブで斬新なスタイリングを継承し、SHOEIの新技術を注ぎ込み革新的進化を遂げたVFX-WRに、Justin Brayton選手のレプリカモデル”BRAYTON”(ブレイトン)を新たにラインナップ。
 
【 VFX-WR BRAYTON 】(ブレイトン)
価格/6万円 (税別)
規格/JIS規格、MFJ公認
カラー/TC-1(RED/BLACK)
サイズ/S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)
構造/AIM+(AIM+:Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)
強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラス、軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造。
付属品:バイザー、バイザースクリュー、布袋、マッドガード、バイザー反射防止シート
2019年5月発売予定
 

SHOEI VFX-WR BRAYTON TC-1

SHOEI VFX-WR BRAYTON TC-1

ジャスティン・ブレイトン選手。

 
 
[ 問い合わせ先 ]
問い合わせフォームより
http://jp.shoei.com/inquiry/ja/form.php
 
 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第11戦 インディアナポリス 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第11戦 インディアナポリス 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby
トラックウォークの時点でパッシングポイントの少なさに声が上がっていたが、マービン・ムスキャン(Red Bull KTM)にとってはホールショットを決めたことで、有利なレース運びになった。

 

2019年3月16日(土)・決勝
開催地:インディアナ州インディアナポリス
会場:ルーカスオイル・スタジアム

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit 21:15.596
2 4 ブレイク・バゲット KTM 450 SX-F Factory Edit +02.449
3 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit +05.298

 

強いジャスティン・バーシア(Monster Energy/Yamaha Factory Racing)が、戻ってきた。復帰戦を5位で終え、まずまずの仕上がりをアピール。前戦で負傷したA・プレシンジャーは、かかとを負傷し欠場。
完全に精彩を欠いてしまった、ホンダ勢。ケン・ロクスン(Team Honda HRC)は、例年のような怪我によりシーズンを棒に振ることはないが、長引く風邪などで本調子が出ない様子。シリーズランキングを考えると、ここが踏ん張りどころ。
Photo/Simon Cudby
KTM勢で占められた450SXクラスの表彰台。今期、どこかのラウンドでも見た光景だ。どうだろうか?

 

 

250SX
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ KX 250F 16:37.170
2 23 チェース・セクストン ホンダ CRF 250 +06.289
3 32 ジャスティン・クーパー ヤマハ YZ250F +09.098

 

250SX参戦中のジャスティン・クーパー(Monster Energy Star Yamaha Racing)が、激闘の末に今期4回目となるポディウムフィニッシュを果たした。僚友のM・オルデンバーグも4位でフィニッシュし、ヤマハ勢にとっては良いニュース。

 

 

AMA Pro Racing

 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第10戦 デイトナ 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第10戦 デイトナ 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby

 

2019年3月9日(土)・決勝
開催地:フロリダ州デイトナビーチ
会場:デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 3 イーライ・トマック カワサキ KX450 21:28.282
2 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit +06.889
3 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit +12.291

 

ケン・ロクスン(Team Honda HRC)にとっては3年ぶりとなったデイトナラウンドであるが、やはり2年ぶりになるC・シーリーとなんと2コーナーで接触&転倒。最後尾スタートとなり、8位フィニッシュ。ランキングを4位に後退させてしまった。
僚友のJ・バーシアが再度の負傷欠場の為、ルーキーながらMonster Energy/Yamaha Factory Racing Teamのメインライダーとして今シーズン奮戦して来たアーロン・プレシンジャー。しかしここに来て、彼にもイエローシグナル。メインイベント序盤にクラッシュを喫し、リタイアを余儀なくされてしまった。
Photo/Simon Cudby
Photo/Simon Cudby
本ラウドは珍しいかたちとして、250SXウエストに参戦中のシェイン・マケラス(KTM)が、450SXクラスに250マシンで出場した。チームライダー全員が負傷での不参加による救済措置。結果は、+59.061落ちの12位!

 

 

250SX
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ KX 250F 16:53.421
2 23 チェース・セクストン ホンダ CRF 250 +05.906
3 32 ジャスティン・クーパー ヤマハ YZ250F +15.036

 

250SXでは、Monster Energy Star Yamaha Racingのジャスティン・クーパーが、今シーズン3回目となるポディウムフィニッシュ(3位)を決めた。
©Suzuki Motor Corporation 2004-2019
今期のスズキは、250SXでの活躍が目立つ。最終的にはポジションを下げたものの、カイル・ピータース(JGRMX Yoshimura)がオープニングラップのリーダーを飾った。
©Suzuki Motor Corporation 2004-2019
アレックス・マーティン(JGRMX Yoshimura)は、5位でフィニッシュ。

 

 

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【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第9戦 アトランタ 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第9戦 アトランタ 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby
コースが大きく荒れたメルセデスベンツ・スタジアムだが、スタートを綺麗に決めたKTMライダーがそのポジションを存分に生かし、表彰台を独占。ヨーロッパの轍の深さは半端なく、マシンポテンシャルも貢献したか?!

 

2019年3月2日(土)・決勝
開催地:ジョージア州アトランタ
会場:メルセデスベンツ・スタジアム

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit 21:04.957
2 4 ブレイク・バゲット KTM 450 SX-F Factory Edit +01.167
3 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit +02.141

 

450SXクラスはルーキーイヤーとなるプレシンジャーが、自己最高位となる5位を獲得。木曜日のトレーニング中にクラッシュし欠場となった、チームメイトのバーシアの穴を充分に埋めた。
アトランタラウンドはまったくよいところがなかった、450SXクラスのカワサキ勢。チーム内で使用パーツに違いがある、変わった編成。#3トマック車。
#17サバッチー車。

 

 

250SX イースト・ウエスト・ショーダウン(東西交流戦)
1 92 アダム・シアンサルーロ(W) カワサキ KX 250 16:22.692
2 34 ディラン・フェランディス(W) ヤマハ YZ250F +04.821
3 24 オースティン・フォークナー(E) カワサキ KX 250F +11.301

 

イースト・ウエスト・ショーダウン(東西交流戦)で否が応でも盛り上がりが期待された、レッドプレート(トップランカー)同士の戦い。なんといっても、どちらもプロサーキット・カワサキのライダーで、メインイベントでは期待をまったく裏切らない、真っ向勝負が展開された。
専らプロサーキット・カワサキのトップ対決が注目されたが、その2名に割って入るかたちでの快挙を見せた、フェランディス。それを受け、西地区選手権のポイントランキングでも2位に浮上した。

 

全17戦からなるシリーズの、ちょうど折り返しにあたるラウンドを終えたところで、ポイントランキングを見ておこう。

 

450SX (総合ポイント)
1 2 クーパー・ウェブ KTM 199
2 94 ケン・ロクスン ホンダ 186
3 25 マービン・ムスキャン KTM 182

 

風邪から復調しつつあるロクスンは、足回りのセッティングを変えて挑んだが、軟質路面による深い轍を攻略できず。ただ、ポイントランキングと怪我の有無を見れば、後半戦の好材料はある。

 

250SX イースト
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ 99
2 32 ジャスティン・クーパー ヤマハ 81
3 23 チェース・セクストン ホンダ 79

250SX ウエスト
1 92 アダム・シアンサルーロ カワサキ 140
2 34 ディラン・フェランディス ヤマハ 125
3 12 シェーン・マケラス KTM 123

 

450ccではKTMに席巻されている日本車だが、代わって250ccではスズキを除き好調。車格やパワーにキャラクターの大きな違いがあるのだろうか?

 

今回のKTM勢総なめの状態も含め、後半戦を注視していきたい。

 

 

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