掲載日/2020年8月29日 取材・写真・文/やかん
取材協力/メリダジャパン
※お断り:
掲載時期を早める都合、パイロット版になっています。
随時、加筆していきます。
メリダジャパンが 2021 年モデルとして特段プッシュするマウンテンバイクになる、『 BIG.TRAIL 400 』。触りはショート記事(走り書き 01. )で書いたが、本稿ではもうすこし掘り下げみたいと思う。
どのような BIKE なのか、把握しよう
まず、この BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )は、その立ち位置を正確に把握することが必要かと、取材現場で感じました。それを理解せずに、勝手な期待だけであれやこれやと論じてしまうと、まったく想定とは異なる結果となってしまいます。
どう使って欲しいのか、誰にヒットさせたいのか? このあたりをしっかりと捉える必要があります。
ということで、短めですが届いているリリース文章を解いてみます。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m16.jpg?w=840)
- トレイルをよりシンプルに楽しめるバイク 新型『 BIG.TRAIL 』
- 29er ホイールを装備した新世代トレイルバイク。
- ハードテイルバイクのシンプルさやスペックは、いまだにマウンテンバイク界で根強い人気を誇っています。
- 過酷なトレイルを走る場合でも同じこと。とはいえ、こういった挑戦しがいのあるトレイルを走るには、その走りに最適なバイクが必要になります。
- その最適なバイクとは、MERIDA の新しい BIG.TRAIL 。トレイル向けハードテイルバイクです。
- ハードテイルバイクのシンプルさとメンテナンス性の良さに加え、ロングトラベルバイクの走破性や楽しさを融合させました。
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→新型、みたいです。
→どこを取って、「新世代」か確認が必要ですね。
→どこのハナシ? すくなくとも日本では “ ホビー ” として捉えた場合、少数派かと。
→そうですね。スキルもかなり要求はされますが。
上記に対するメリダの解が、今回の BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )のようです。リリース文章を続けます。
→まあ、マウンテンバイク自体がそもそも『トレイル』向けですが(いじわる?)
→前半はある程度解りますが、後半で突如「ロングトラベルバイクの〜」が登場するの、解りません。フルサスペンション BIKE のことでしょうか?
また、詳細を現在確認中ですが、BIG.TRAIL (ビッグ トレイル)の開発にはドイツの R & D チームだけでなく、イギリスのショップがかなり噛んでいるようです。彼の地は、以前からハードテイル BIKE でダウンヒルコースのような場所を豪快にライドする文化があり、そういったモデルを得意とする小さなブランドも多いです。
“ マッチョ ”なトレンドを追及する、次の世代の BIKE
つまり、ここで指している「トレイル」というのは、マウンテンバイクが元来フィールドとする荒れ地やフラットダートとはすこし離れ、ハイクして山頂を目指し、そこからふもとまで駆け下りてくるような使い方、遊び方を想定しているようなのです。細かいスペックは後述しますが、しかし、マウンテンバイクビギナーや脚力の自信がないライダーは、なかなか山の頂まで登っていくのは現実的ではありません。日本では、ゴンドラやリフトを使って上がれる、ゲレンデダウンヒルのような使い方が、ひとつではないでしょうか。
もちろん、クルマで途中まで上がり、残りのアプローチを自走でハイクするのもありでしょう。というのが、本機はシートの上げ下げが容易な『ドロッパーポスト』を標準装備しているからです。スポーツサイクルのサドル位置というのは、登りが多い時は『高い』ほうがペダリング効率が良く登坂に向いていて、下りが多い時は『低い』のが好まれる傾向にあります。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m06.jpg?w=840)
従来仕様の BIKE だと、サドル位置を決めているシートポスト(ピラー)はバンド部品で固定されていて、クイックレバーを緩めて上げ下げするか、レバーレスのボルトタイプだと、都度、工具を使って緩める必要がありました。ドロッパーポストは、ハンドルバーに固定を解除するレバーが付き、乗車したまま手元でサドルの位置を自由に上げ下げできます。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m07.jpg?w=840)
ドロッパーポスト装備による恩恵
このドロッパーポストの登場により、マウンテンバイクの使い方はさらに幅が拡がり、特に登りも下りもランダムに現れるトレイル(というよりかは、トレッキング)での順応性が、飛躍的に向上しました。ですから、脚力に自信があれば、BIG.TRAIL (ビッグ トレイル)は山頂まで自走で上がることは可能です。
ただし、基本的には下りを重視、さらにはハードなセクションを “ 過激に攻める ” ことも想定しているので、タイヤボリュウムがかなりのモノです。サイズは前述の通り、現在の主流規格のひとつ、29 インチですが、現車を前にするとかなりワイドな 29 インチ + (プラス)と言って差し支えない幅になっています。スペックシートの数値上は、2.4 ” (インチ)と格段に広い訳ではないですが、タイヤ全体が大柄になる 29 インチの「 2.4 ” 」なので、接地面積などからも「軽快さ」はやや犠牲になります。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m10.jpg?w=840)
チューブレスレディに標準対応
さらに、本機の内幅 29 mm のリムは『チューブレスレディ』仕様なので、必然的に対応タイヤを選択した場合は、下りでのクッション性向上を企図して、空気圧は相当下げる使い方になると思います。そうすると、タイヤの抵抗力は増しますので、ひたすらな登りが続いた場合は、しんどいです。山頂までのアプローチは登りがほぼメインなので、往路は空気圧を高くして軽快さを出し、山頂からの復路ではめいいっぱい空気圧を下げてハードに攻める、ならありと思いますが。
ちなみに、このチューブレスレディというのは、自転車用タイヤの中には一般的に入っているチューブが、不要な仕組みのことです。ホイール(正確にはリム)とタイヤのビード部がぴっちり貼り付くことで、タイヤ内の空気を保持します。(クルマやモーターサイクルではこちらが普通ですよね)
マウンテンバイクに於けるメリットとして、チューブありで低圧にすると発生しやすくなる “ スネークバイト ” というパンクが物理的に起きず(チューブがないので)、かなりの低圧でも走れる。チューブ分、軽量になるので、タイヤの転がりが軽くなる(慣性も弱くなる)。また、チューブという干渉物がなくなることから、タイヤ本来の特性が邪魔されず発揮できる、といった特徴があります。
欠点(というか特性)は、空気が抜け切ってしまうと、一般的な空気入れでは密閉ができません(ビードが上がらない、と表現する)。ですので、山中でもしパンク(という表現も微妙なのですが)したら、チューブを入れて降りてくることになります。ですから、もし BIG.TRAIL (ビッグ トレイル)をチューブレス仕様で乗るのであれば、◆対応のチューブ(バルブ形状間違えないように)◆空気入れ(ハンディタイプで OK )◆タイヤレバー(樹脂製が理想)、の携行は必須になります。
前後180mmの高速仕様
「そんなに低圧にして乗らなければいいじゃん?」と思われるかもしれませんが、先の『走り書き』にもありますが、この BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )のアルミフレームは、お世辞にも柔らかい、とは言い難いです。どちらかというと、元来のアルミフレーム特有の硬さがあります。これは、ハードな走行にも耐えられるように、逆に柔らかさを優先して必要な時にフレームが腰砕けにならないように、といった意図があるのだと思います。「必要な時」、というのは、『速度域がかなり高くなった時』、と解釈して間違いないと思います。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m08.jpg?w=840)
それを裏付けるように、本機の油圧式ディスクブレーキは、ローター径が前後ともに 180 mm です。ハードテイル BIKE は、一般的にフロントよりもリアのほうがローター径は小さくなり、また、フロントは 160 mm までが主流です。どちらも 180 mm を装備するというのは、それだけ高速域での BIKE コントロールが必要になる、とメーカーでは想定して作っている訳です。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m11.jpg?w=840)
そうなると、やはりどうしてもフレームの全体的な強度は必要になってきます。従来は、フレームをやや柔らかくすることでしか、路面からの突き上げ感やリア周りの硬さを軽減する手段はありませんでした。しかし、それは反せばフレームの脆弱性に繋がり、転倒で岩にヒットなどさせることで大きな破損を招くことにもなりました。チューブレスの登場は、タイヤ本来の特性を発揮しやすくなるだけでなく、低圧にできることで、タイヤを『第 2 のサスペンション』として利用することが可能になったのです。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m12.jpg?w=840)
贅沢新装備で魅せる、新世界
BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )が、エアボリュウムを確保しやすい 29 + のようなタイヤを標準装備しているのは、ワイド化することでグリップ力が上がる単純な力学効果だけでなく、回避できないフレームの硬さはタイヤ空気圧の調整でコントロールして、という新しい使い方を企図してのことと思います。そういった意味では、「新世代」というウリ文句は、頷けます。タイヤクリアランスは 2.5 インチまで確保されているので、今以上に幅広のタイヤを選択することも可能で、よりハードな使い方もできます。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m09.jpg?w=840)
ということなので、正直、取材会場として用意された、河川敷に新設されたフラットな周回コースでは、本機の特性や利点、狙い所の “ おいしさ “ を感じ取ることはできませんでした。幅が広いハンドルバー( 740 mm )、クイックには回れないホイール径、そして強固なフレーム。昔のクロスカントリーコースのようなテストコースでは、真価は発揮できないです。
中速以上の下りメインのコースやフィールドであれば、印象は大きく変わるでしょう。この周回コースで感じ取れたメリットは、幅の広いタイヤによる接地面の圧倒的な安定性とグリップ力、サドルから前に飛び降りた時でもトップチューブに急所を打たない大きくスローピングさせたフレームデサイン。それとやや関連して、ドロッパーポストの装備により乗込時はサドルをかなり低い位置に降ろせるので、小柄なライダーでも扱いが容易な点です。
(※編注:跨がりの地面からの距離は、 “ スタンドオーバーハイト ” という値で表すこともあります)
値段から見た魅力は、さてどうか?!
ここまで読まれて、多くの方はゲンナリしたと思います。なにせ『インプレッション記事』と銘打っておきながら、本来の能力を発揮できるフィールドでの十全な試乗記ではないのですから。すみません。
後半は、各種数値や価格の面から、本機が魅力的な BIKE かどうかを見ていきたいと思います。正直、自分も国内に入ってきているすべてのモデルを把握している訳ではないので。
まず、この BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )の価格は、15万3,890円(10%税込)。一般的なひとの感覚からすると、安くはないです。サイズ展開は、S( 38 cm )と M( 41 cm )の 2 種類。重さは、M サイズで 14.3 kg なので、今となってはハードテイル BIKE のカテゴリーでは、軽くはないです。ドロッパーポストとチューブレスレディ対応リムを標準採用しながらこの価格で抑えるには、どうしてもコンポーネンツ群のグレードをやや落とさざるを得ず、結果、重量増に繋がっているのでしょう。
ただし、このあたりは他社も同じだと思いますので、見てみましょう。(※編注:敢えてぼやかしています)
・G 約15万込 13.1kg 120mm 15mm Axle 180mm / 160mm 27.5 x 2.6 Tubeless Ready 12s(11-50T) 31.8 780mm 30.9 x 345/T100mm 395/T125mm 15 x 110mm / 141mm Tubeless Ready
・T 約15万込 14.84kg Boost110 15mm 20mm 180mm / 160mm 27.5 x 2.80″(29 x 2.40″コンパチ) 12s(11-50T) 31.8mm 750mm 100mm 31.6mm 361mm 130mm 31.6mm 425mm Boost110 15mm thru axle Boost141 5mm QR Tubeless Ready 40mm
・J 約16万込 14.5kg 15 x 110mm axle 130mm 180mm / 160mm 27.5 x 2.8” TCS Tubeless 10s(11-42T) 31.8 x 740mm Dropper TCS Tubeless 15 x 110mm & 12 x 148mm
・K 約18万込 約14kg 130mm 110mm 180mm / 160mm 27.5 x 2.8″(29″コンパチ) 12s(11-50T) 35 31.6mm 約100mm / 125mm 110 x 15mm 148 x 12mm チューブレスレディ
・G 約17万込 確認中kg 130mm 15 × 110mm 180mm / 160mm 29 × 2.3” 12s(11-50T) 31.8mm 780mm 31.6mm 15 × 110 12 × 148 チューブレスレディ
・S 約19万込 約14.25kg Boost™ 120mm 180mm / 160mm 27.5 x 3.0″ tubeless ready 11s(11-42T) 750mm 31.8mm 30.9mm S 120mm M/XXL 150mm 15 x 110mm thru-axle 12 x 148mm thru-axle 38mm tubeless ready
・M 約26万込 13.9kg 110 x 15mm Boost 130mm 180mm / 180mm 27.5 × 2.6” Tubeless Compatible 11s(11-46T) 780mm S 125mm All Other Sizes 150mm 30.9mm 29mm Tubeless Compatible 110 x 15mm 12 x 148mm
・C 該当類似 BIKE なし
・S 該当類似 BIKE なし
このように見較べてみると、まず前述の重量は、この『新カテゴリー』では標準的な重さである、と言えます。高剛性フレームやボリュウムあるタイヤを備えるので、純レーサーのようなクロスカントリー BIKE とはやはり趣が違うようです。どの専門店に行っても並んでいるメジャーどころをピックアップしたつもりなのですが、用意がないブランドもありました。新世代らしい、というよりか、これは単純に国内に入って来ていないだけですね。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m14.jpg?w=840)
公表されていなかったり表記のない数値類もあり、スタンドオーバーハイトについては一律で確認できなかったですが、写真で見較べても、BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )は、確かにかなり低めにデザイン(設計)されているのは事実です。
メリダ BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 ) 716 mm と 723 mm
他社参考 731,754,751,748,763 757,781,806 723,729,736 732,763,794 740,790 664,677
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m15.jpg?w=840)
突出した性能に固執せず、総合的な安心感勝負の 1 台
総じて見ると、量産性による品質の均一化、安定性、販売網や代理店による購入後のサービス体制なども勘案すると、このカテゴリー(と考えられる)内で、十分に購入対象となる BIKE であると言えます。トレンドをよく研究して、装備や作りも熟考されている印象です。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m02.jpg?w=840)
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m03.jpg?w=840)
新車整備後、すぐに載せ替えたり破損するような部品も見受けられず、余計な出費も必要なさそうです。BIKE の目指すフィールドを間違えなければ、この 1 台でアグレッシブなライドが楽しめるでしょうから、あとは安全装備だけ十全を期せば、新しい世界が体験できることは間違いありません。
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m04.jpg?w=840)
フロントシングル
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m05.jpg?w=840)
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m13.jpg?w=840)
さあ、地球に飛び出してみよう!
< スペック >
フレーム/BIG.TRAIL TFS
フレームサイズ/S(38cm)、M(41cm)
フォーク/Suntour XCR34 LOR Air 140 STR
ヘッドセット/MERIDA M2345
リアサスペンション/N.A.
ギヤクランク/Shimano Deore M5100 32 ATC Length:170mm
BB セット/attached
F. ディレーラー/N.A.
R. ディレーラー/Shimano Deore M5120 Shadow+
シフター/Shimano Deore M4100
F ブレーキセット/Hydraulic Brake
R ブレーキセット/Hydraulic Brake
ブレーキレバー/Shimano SL -MT500
リム/MERIDA COMP TR 29 IWR
チューブレス対応/Tubeless ready
スポーク/Black stainless
F. ハブ/Shimano MT400-B 110 x15
R. ハブ/Shimano MT400-B 148 x12
F. タイヤ/Kenda Regolith 29×2.4″ wire
R. タイヤ/Kenda Regolith 29×2.4″ wire
ギヤ/Shimano Deore M4100 11-46 ATC 10S
チェーン/KMC X10
ハンドルバー/MERIDA EXPERT CC MAT aluminium 740 10°
ハンドルステム/MERIDA COMP CC MAT aluminium φ 31.8 6° Length:50mm
サドル/MERIDA COMP CC
シートピラー/MERIDA COMP TRaluminium φ 30.9 0° S:125SPT – M:150SPT
シートクランプ/MERIDA COMP QR
ペダル/VP VPE-891
チューブ・バルブ/仏式バルブ
付属品/ベル、ロック、リフレクター
重量/14.3kg(Mサイズ)
< ジオメトリー >
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m17.jpg?w=840)
フレームサイズ/38 (41)
シートチューブ/380 (410)
トップチューブ/579 (600)
チェーンステー/435 (435)
ヘッドチューブアングル/65.5 (65.5)
シートチューブアングル/75.5 (75.5)
ボトムブラケットドロップ/66.5 (66.5)
ヘッドチューブレングス/95 (100)
フォークレングス/550 (550)
リーチ/415 (435)
スタック/636 (641)
スタンドオーバーハイト/716 (723)
適正身長/38 cm – 160 cm ~ 175 cm、41 cm – 165 cm ~ 180 cm
![](https://yakandirtmoto.wordpress.com/wp-content/uploads/2020/08/m18.jpg?w=840)
ダート&モト編集部
サトウハルミチ(やかん) Harumichi Sato
東京都生まれ千葉県育ちで、身長 156cm の mini ライダー。紙媒体の編集を長く経験した後、2012 年 4 月から初めて WEB マガジンに携わる。戦車から航空機まで無類の乗り物好きで、特に土の上を走る四輪・二輪に目がない。競争事も好きで、マウンテンバイク/モトクロスはレース経験あり。モーターサイクル/スポーツサイクル以外にフィルムカメラ、ホームオーディオ、クルマ、紙の読書(恩田 陸先生の大ファン)、プラモデルが大好きで、住まいはモノで溢れている。特技は、引き落としの滞納。マウンテンバイクは、オーバーサイズコラムの 26 インチばかりを 6 台所有( + BMX 1 台)。