【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第11戦 インディアナポリス 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第11戦 インディアナポリス 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby
トラックウォークの時点でパッシングポイントの少なさに声が上がっていたが、マービン・ムスキャン(Red Bull KTM)にとってはホールショットを決めたことで、有利なレース運びになった。

 

2019年3月16日(土)・決勝
開催地:インディアナ州インディアナポリス
会場:ルーカスオイル・スタジアム

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit 21:15.596
2 4 ブレイク・バゲット KTM 450 SX-F Factory Edit +02.449
3 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit +05.298

 

強いジャスティン・バーシア(Monster Energy/Yamaha Factory Racing)が、戻ってきた。復帰戦を5位で終え、まずまずの仕上がりをアピール。前戦で負傷したA・プレシンジャーは、かかとを負傷し欠場。
完全に精彩を欠いてしまった、ホンダ勢。ケン・ロクスン(Team Honda HRC)は、例年のような怪我によりシーズンを棒に振ることはないが、長引く風邪などで本調子が出ない様子。シリーズランキングを考えると、ここが踏ん張りどころ。
Photo/Simon Cudby
KTM勢で占められた450SXクラスの表彰台。今期、どこかのラウンドでも見た光景だ。どうだろうか?

 

 

250SX
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ KX 250F 16:37.170
2 23 チェース・セクストン ホンダ CRF 250 +06.289
3 32 ジャスティン・クーパー ヤマハ YZ250F +09.098

 

250SX参戦中のジャスティン・クーパー(Monster Energy Star Yamaha Racing)が、激闘の末に今期4回目となるポディウムフィニッシュを果たした。僚友のM・オルデンバーグも4位でフィニッシュし、ヤマハ勢にとっては良いニュース。

 

 

AMA Pro Racing

 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第10戦 デイトナ 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第10戦 デイトナ 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby

 

2019年3月9日(土)・決勝
開催地:フロリダ州デイトナビーチ
会場:デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 3 イーライ・トマック カワサキ KX450 21:28.282
2 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit +06.889
3 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit +12.291

 

ケン・ロクスン(Team Honda HRC)にとっては3年ぶりとなったデイトナラウンドであるが、やはり2年ぶりになるC・シーリーとなんと2コーナーで接触&転倒。最後尾スタートとなり、8位フィニッシュ。ランキングを4位に後退させてしまった。
僚友のJ・バーシアが再度の負傷欠場の為、ルーキーながらMonster Energy/Yamaha Factory Racing Teamのメインライダーとして今シーズン奮戦して来たアーロン・プレシンジャー。しかしここに来て、彼にもイエローシグナル。メインイベント序盤にクラッシュを喫し、リタイアを余儀なくされてしまった。
Photo/Simon Cudby
Photo/Simon Cudby
本ラウドは珍しいかたちとして、250SXウエストに参戦中のシェイン・マケラス(KTM)が、450SXクラスに250マシンで出場した。チームライダー全員が負傷での不参加による救済措置。結果は、+59.061落ちの12位!

 

 

250SX
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ KX 250F 16:53.421
2 23 チェース・セクストン ホンダ CRF 250 +05.906
3 32 ジャスティン・クーパー ヤマハ YZ250F +15.036

 

250SXでは、Monster Energy Star Yamaha Racingのジャスティン・クーパーが、今シーズン3回目となるポディウムフィニッシュ(3位)を決めた。
©Suzuki Motor Corporation 2004-2019
今期のスズキは、250SXでの活躍が目立つ。最終的にはポジションを下げたものの、カイル・ピータース(JGRMX Yoshimura)がオープニングラップのリーダーを飾った。
©Suzuki Motor Corporation 2004-2019
アレックス・マーティン(JGRMX Yoshimura)は、5位でフィニッシュ。

 

 

AMA Pro Racing

 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第9戦 アトランタ 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第9戦 アトランタ 結果&データ。

 

Photo/Simon Cudby
コースが大きく荒れたメルセデスベンツ・スタジアムだが、スタートを綺麗に決めたKTMライダーがそのポジションを存分に生かし、表彰台を独占。ヨーロッパの轍の深さは半端なく、マシンポテンシャルも貢献したか?!

 

2019年3月2日(土)・決勝
開催地:ジョージア州アトランタ
会場:メルセデスベンツ・スタジアム

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit 21:04.957
2 4 ブレイク・バゲット KTM 450 SX-F Factory Edit +01.167
3 25 マービン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit +02.141

 

450SXクラスはルーキーイヤーとなるプレシンジャーが、自己最高位となる5位を獲得。木曜日のトレーニング中にクラッシュし欠場となった、チームメイトのバーシアの穴を充分に埋めた。
アトランタラウンドはまったくよいところがなかった、450SXクラスのカワサキ勢。チーム内で使用パーツに違いがある、変わった編成。#3トマック車。
#17サバッチー車。

 

 

250SX イースト・ウエスト・ショーダウン(東西交流戦)
1 92 アダム・シアンサルーロ(W) カワサキ KX 250 16:22.692
2 34 ディラン・フェランディス(W) ヤマハ YZ250F +04.821
3 24 オースティン・フォークナー(E) カワサキ KX 250F +11.301

 

イースト・ウエスト・ショーダウン(東西交流戦)で否が応でも盛り上がりが期待された、レッドプレート(トップランカー)同士の戦い。なんといっても、どちらもプロサーキット・カワサキのライダーで、メインイベントでは期待をまったく裏切らない、真っ向勝負が展開された。
専らプロサーキット・カワサキのトップ対決が注目されたが、その2名に割って入るかたちでの快挙を見せた、フェランディス。それを受け、西地区選手権のポイントランキングでも2位に浮上した。

 

全17戦からなるシリーズの、ちょうど折り返しにあたるラウンドを終えたところで、ポイントランキングを見ておこう。

 

450SX (総合ポイント)
1 2 クーパー・ウェブ KTM 199
2 94 ケン・ロクスン ホンダ 186
3 25 マービン・ムスキャン KTM 182

 

風邪から復調しつつあるロクスンは、足回りのセッティングを変えて挑んだが、軟質路面による深い轍を攻略できず。ただ、ポイントランキングと怪我の有無を見れば、後半戦の好材料はある。

 

250SX イースト
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ 99
2 32 ジャスティン・クーパー ヤマハ 81
3 23 チェース・セクストン ホンダ 79

250SX ウエスト
1 92 アダム・シアンサルーロ カワサキ 140
2 34 ディラン・フェランディス ヤマハ 125
3 12 シェーン・マケラス KTM 123

 

450ccではKTMに席巻されている日本車だが、代わって250ccではスズキを除き好調。車格やパワーにキャラクターの大きな違いがあるのだろうか?

 

今回のKTM勢総なめの状態も含め、後半戦を注視していきたい。

 

 

AMA Pro Racing

 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第8戦 デトロイト 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第8戦 デトロイト 結果&データ。

 

 

2019年2月23日(土)・決勝
会場:Ford Field

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン M1-M2-M3順位

450SX
1 3 イーライ・トマック カワサキ KX450 1-1-6
2 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit 6-2-1
3 22 チャド・リード スズキ RM-Z450 3-5-7

※本戦は2018年に導入された決勝3レース制が採用された為、タイムの代わりに各レースの順位を表記(2019年は2回目)。

 

 

 

250SX
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ KX 250F 1-1-1
2 28 ジョードン・スミス KTM 250 SX-F 2-2-4
3 23 チェース・セクストン ホンダ CRF 250 4-4-2

 

 

 

AMA Pro Racing

 

【AMAスーパークロス】2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第7戦 アーリントン 結果&データ。

2019 MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権 第7戦 アーリントン 結果&データ。

 

 

2019年2月16日(土)・決勝
会場:AT&T Stadium

順位 ゼッケンナンバー 氏名 マシン タイム/差

450SX
1 2 クーパー・ウェブ KTM 450 SX-F Factory Edit 21:23.962
2 94 ケン・ロクスン ホンダ CRF 450 +00.028
3 25 マーヴィン・ムスキャン KTM 450 SX-F Factory Edit +10.784

 

Photo/Simon Cudby

 

 

250SX
1 24 オースティン・フォークナー カワサキ KX 250F 16:30.343
2 32 ジャスティン・クーパー ヤマハ YZ250F +04.261
3 23 チェース・セクストン ホンダ CRF 250 +09.964 ※GEICO Honda/AMSOIL/Factory Connection

 

 

 

AMA Pro Racing

 

SHOEI VFX-Wに受注限定のニューグラフィック『TURMOIL』が登場。

日本のみならず世界中のプロライダーからも信頼されている、オフロードヘルメットのショウエイ VFX−W。

SHOEI VFX-Wに受注限定のニューグラフィック『TURMOIL』が登場。

 

日本のみならず世界中のプロライダーからも信頼されている、オフロードヘルメットのショウエイ VFX−W。受注限定というかたちでいくつかのスペシャルグラフィックモデルを用意してきたが、今回はTURMOIL(ターモイル)モチーフが登場。モーターサイクル用ヘルメットが「重たい」というのは昔の話で、今やマウンテンバイクのダウンヒルでも使用可能。編集部でも、2015年のダウンヒルシリーズで装着の実績があり、安全により気配りたい。発売は、2016年2月を予定している。

 

VFX-W TURMOIL TC-2(ブルー/ホワイト)
VFX-W TURMOIL TC-2(ブルー/ホワイト)

 

[ 製品情報 ]

メーカー/SHOEI
販売元/ショウエイ
製品名/VFX-W TURMOIL(ブイエフエックス-ダブリュー ターモイル)
価格/53,000円(税抜)
規格/JIS規格、MFJ公認
カラー/TC-1(レッド/ブラック)、TC-2(ブルー/ホワイト)、TC-8(オレンジ/ブラック)
サイズ/S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)
構造/AIM+(AIM+:Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラス、軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造。
付属品/バイザー、布袋、マッドガード、バイザー反射防止シート

 

VFX-W TURMOIL TC-1(レッド/ブラック)
VFX-W TURMOIL TC-1(レッド/ブラック)
VFX-W TURMOIL TC-8(オレンジ/ブラック)
VFX-W TURMOIL TC-8(オレンジ/ブラック)

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[ お問い合わせ ]
ショウエイ
TEL/03-5688-5180

 

2年の沈黙を破り、あの『一将祭』がいよいよ復活開催。会場も新コースMX408!

毎年、シーズンオフに増田 一将選手がファンの皆と遊ぼう、という感覚で開催されていた『一将祭』。

2年の沈黙を破り、あの『一将祭』がいよいよ復活開催。会場も新コースMX408!

 

毎年、シーズンオフに増田 一将選手がファンの皆と遊ぼう、という感覚で開催されていた『一将祭』。カリカリのレースではなく、あくまでもファンライド的なイベントだが、当日開催される全クラスのレースに一将選手が一緒に走ったり、毎年、参加者が憎い演出で楽しませてくれるレジェンドウェア コンテストなど、見所たくさん。多くの元IAライダーも集まる事から、走らなくても楽しめるイベントになっている。

コースの移動などもありここ2年は開催がされていなかったが、今年いよいよこのイベントが帰ってくる事が決定。シーズンオフの締め括りに足を運んでみたい。なお、12月の開催になるので、当日はかなり寒い。表彰式も日が暮れるまで行われるので、エントラントの方は防寒対策をしっかりとして行く事をお勧めする。

以下、増田選手よりのメッセージ。

 

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[ メッセージ ]

皆さんへ ご報告です。
12月13日(日)遂に、第十回 一将祭 をMX408で開催いたします。
2013年の第九回から2年が経ってしまいましたが、記念すべき第十回を皆さんと楽しみたいと考えておりますので、ご参加お待ちしております。
もちろん、観戦だけでも楽しめる企画も考えておりますのでお気軽に会場までお越しください。
開催クラスは、
キッズ50
キッズ65
ウルトラサンデー(初めてレースに参加の方 排気量問わず)
サンデー85/150(チャレンジkids&サンデーライダー)
オープン85/150(スーパーキッズ&エキスパート)
サンデー&NBフルサイズ(フルサイズマシン&NB以下 サンデー)
オープンフルサイズ(フルサイズマシン&NA以上のオープンクラス)
ピットレーサー(①ミニモト50cc,70cc,②110ccクラス)混走・①②賞典別!
レジェンド(元国際A級アラフォーライダー)参加費無料
各クラス、定員25台になりますのでエントリーはお早目に!
また、当日エントリーも可能ですが+2000円となります。当日、定員に達したクラスはその時点で終了になりますので、ご了承ください。
エントリーリストなど、頻繁に更新いたしますのでご確認お願いします。
事前エントリー開始いたしました。締切12月7日まで。
※12月7日以降は、当日受付扱いになります。
エントリーは、3通り
1.ウエストウッドさん店頭にて
2.現金書留にて
3.FAXにて 0297-62-0299
当日、皆さんとお会い出来るのを楽しみにしております!

 

[ 詳細はHPまで ]

http://www.westwoodmx.co.jp/wwmx/mx408/mx408.html
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[ お問い合わせ ]
ウエストウッド井原商会
TEL/0297-62-7141

 

三月は深き紅のダートを Dirt58 老体KLX250SR、少しずつ各部の劣化が始まる。その1

かなり低身長ユーザー用にモデファイされた、うちのカワサキ・KLX250SR。少しずつアチラコチラの調子を崩しています。

三月は深き紅のダートを Dirt58 老体KLX250SR、少しずつ各部の劣化が始まる。その1

掲載日:2015年11月19日

取材協力/ミサイルファクトリー

フロントブレーキが抜けた!
1986年製、そろそろガタ出ますよね

かなり低身長ユーザー用にモデファイされた、うちのカワサキ・KLX250SR。バッテリーレス&パワー重視の時代個体の為、2015年の現在も可愛がってオフロード走行のお供にしていますが、まあ流石に、寄る年波には勝てないというもので、少しずつアチラコチラの調子を崩しています。

モトクロスコースでバッキバキに走らせているのも要因かもしれません。今回は、なんとフロントブレーキが抜けてしまい、全開までレバーを握り込んでもブレーキパッドは1mmも動かず。コース走行はフロントブレーキが駄目になってもなんとか走れますが、公道の走行は怖い事この上ないので、すぐに今の主治医である『ミサイルファクトリー』小川店長に連絡をして、診てもらう事にしました。

当初はふたりとも、「エア噛みでもしたんでしょ」と考えていました。だいぶん、雨の日が多く湿気が多かったですし。ところが、エア抜きなどを行っても症状が一向に改善しない。小川店長が色々とトライしてみますが、駄目です。結局は結論として、ブレーキのマスターシリンダーがおかしい、という事になり、部品を交換しないと直らない状態である事が分かりました。以前、リアブレーキも同様の症状に見舞われたので、やはりどちらも寿命と考えられます。

カワサキ・KLX250SR('98)のフロントブレーキが利かなくなった。当初は、エア噛みなど軽微なトラブルだろうと小川店長も考えた。
カワサキ・KLX250SR(’98)のフロントブレーキが利かなくなった。当初は、エア噛みなど軽微なトラブルだろうと小川店長も考えた。
モータサイクルでは未だにDOT4オイルを使う事が多いが、環境問題や作業のしやすさを考えれば、マウンテンバイクのようにミネラルオイルに切り替えるべき。
モータサイクルでは未だにDOT4オイルを使う事が多いが、環境問題や作業のしやすさを考えれば、マウンテンバイクのようにミネラルオイルに切り替えるべき。
専用の道具などを使いフロントブレーキのエア抜きを行っている小川店長。しかし、いくらやっても一向に改善されない!?
専用の道具などを使いフロントブレーキのエア抜きを行っている小川店長。しかし、いくらやっても一向に改善されない!?

さてしかし、神奈川県の溝の口近辺まで自走で来てしまっていて、これからまたこの状態で帰るのは危険です。そこで小川店長の腕が光ります。ラリーレイドの現場で、様々なシチュエーションのトラブルに対処して来ているので、今回のような「部品がないがなんとか修理しないと」、という時は心強いです。具体的な作業内容は省略しますが、取り敢えず、しっかりとフロントブレーキが効く状態にまで、補修部品を使わずに改善しました。もちろん、これがベストな状態ではないですから急ぎ部品を取り寄せて修理は必要ですが、この日、自宅に帰るのには安全に走れました。

結局は、マスターシリンダーの内部部品劣化が原因という結論に。しかし、当然店先にその補修部品はなく、普通ならばそのまま乗って帰るしかない。小川店長は、その持てるスキルをフルに発揮し、応急処置的に、ブレーキが利くように奮闘。
結局は、マスターシリンダーの内部部品劣化が原因という結論に。しかし、当然店先にその補修部品はなく、普通ならばそのまま乗って帰るしかない。小川店長は、その持てるスキルをフルに発揮し、応急処置的に、ブレーキが利くように奮闘。

早くこのKLX250SR、多くのオフロードライダーにお見せしたいのですが、タイミング合わずどうもその機会を逃しています。今回も突如のトラブル発生ですし、もう少しクリーンな状態で並べるには時間が掛かりそうです。お楽しみに!

走行時間はそれほどでもなかったが、季節の変わり目でもあったので、エンジンオイルの交換も行った。それこそエンジンはもう替りがないので、大事に使いたい。
走行時間はそれほどでもなかったが、季節の変わり目でもあったので、エンジンオイルの交換も行った。それこそエンジンはもう替りがないので、大事に使いたい。
今回はオイルフィルターの交換は実施しなかったが、次回くらいには行いたい。オイル内の汚れをさらに積極的に取り除く商品も導入予定。
今回はオイルフィルターの交換は実施しなかったが、次回くらいには行いたい。オイル内の汚れをさらに積極的に取り除く商品も導入予定。
オイル交換の際、キックアームの根本の緩みを発見した小川店長。オーナーはこのマシンしか知らないし、普段から乗っているので、こういうささいな変化は気付き難い。専門店でのオイル交換は大事。
オイル交換の際、キックアームの根本の緩みを発見した小川店長。オーナーはこのマシンしか知らないし、普段から乗っているので、こういうささいな変化は気付き難い。専門店でのオイル交換は大事。

 

<続く>

 

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数々のラリーレイドに参加した経験を多く持ち、元々は九州で活動していたが、ダカールラリーのカミオンクラスで有名な日野チームスガワラにメカニック員として声を掛けられ上京。2年間チームスタッフとして活躍し、その後そのまま関東に留まり現在の場所に専門店を開く。長距離系オフロードの他、エンデューロにも造詣が深く、また自身も頻繁にバイクに乗るため、ライディングテクニックも高いものを持つ。店内ではおいしいコーヒーもいただけます。

住所/〒213-0022 神奈川県川崎市高津区千年670
電話/044-766-7444
営業時間/10時〜20時(金曜日だけ深夜営業を行う事あり/要確認)
定休日/日曜・祝日 他
URL/http://missilefactory.jimdo.com/

 

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あの名ライダーたちが2ストロークマシンで大暴れ! TRANSWORLD MOTOCROSS PREMIX。

今回紹介するのは、そんなある種ノスタルジーは感じてしまうが独特の魅力を持った2ストロークエンジンの「サウンド」面が堪能出来る、映像作品。

あの名ライダーたちが2ストロークマシンで大暴れ! TRANSWORLD MOTOCROSS PREMIX。

 

ある世代から前と後ろでは感じ方が違うのが、モトクロスバイクのエンジンへの想い。現在、フルサイズ車両は4ストロークの250ccからが定番化しているが、以前は2ストローク125ccがフルサイズモトクロッサーの登竜門だった。パワーソースの違いは、レース展開をまた新たな次元に引き上げスリリングなものに変えたが、そこで失われてしまったのが2ストロークエンジン特有のサウンドと排気臭。

これはもう言っても詮無いことだが、2ストロークエンジンのエキゾーストサウンドは独特の甲高い魅力あるもので、いかにも「モトクロスをやってる!」と思わされたものだ。また、ガソリンとブレンドするエンジンオイルが焼けた時の独特の香りも、レースマインドを刺激するものだった。

今回紹介するのは、そんなある種ノスタルジーは感じてしまうが独特の魅力を持った2ストロークエンジンの「サウンド」面が堪能出来る、映像作品。アメリカのモトクロスメディア、TRANSWORLD MOTOCROSSが送る『PREMIX』というもので、2ストロークのソウルフルなサウンドを十全と堪能する為に新規で作成された作品。登場するマシンは各メーカー、ファクトリーが、登場するライダーとこの作品に向けて用意したもので、ライダーの面子も合わせて凄い。2015年シーズン中にプロライダーを引退してしまったライアン・ビロポートも、今回のプロジェクトをとても楽しみにしていたようで、SNSでNewマシンの様子をアップしていた。

先日行われた収録からトレーラー映像(公式映画予告編)が起こされ、先行公開がスタートしている。本映像は11月27日(アメリカ時間)に、有料のVimeo on Demandとして楽しむ事が出来るという事だ。世代によってはピンと来ない作品かもしれないが、オールドスクールには必ずミートする逸品になる事だろう。当然、大サウンドで!!

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【登場ライダー】
・ライアン・ビロポート/Ryan Villopoto
・ジェレミー・マクグラス/Jeremy McGrath
・ブロック・ティックル/Broc Tickle
・ディーン・ウィルソン/Dean Wilson
・ウエストン・ペイック/Weston Peick
・シェーン・マケラス/Shane McElrath
・クリスチャン・クレイグ/Christian Craig
・ジョシュ・ヒル/Josh Hill
・ショーン・コリアー/Sean Collier
・アシュリー・フィオレク/Ashley Fiolek

 

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[ ソース ]

TRANSWORLD MOTOCROSS

 

カーメンテナンスの勧め。アキュメート バッテリーメンテナー。

モトクロスにしろクロスカントリー、ダウンヒルにしろ、現状、日本国内で十全に遊ぶにはクルマでの運搬が欠かせません。

カーメンテナンスの勧め。アキュメート バッテリーメンテナー。

モトクロスにしろクロスカントリー、ダウンヒルにしろ、現状、日本国内で十全に遊ぶにはクルマでの運搬が欠かせません。前日からしっかりと準備し、当日朝早くに出発しようとしたところ、クルマのエンジンが掛からない! 問題はどうもバッテリーにあるようだ。充電不足や劣化によるトラブルは少なくないと思います。筆者も一度経験しています。

それを回避するのが、バッテリーをメンテナンスする機能を持った充電器です。クルマに使用するバッテリーは、その構造上、それほど革新的な進化は遂げておらず、ノーメンテの状態にしておくと傷みが早くなったりするのは相変わらずの症状です。

そこで間違いやすいのが充電の仕方。市場には多くのバッテリー充電機器が揃っていますが、その中にはただ充電をするだけの物と、バッテリーの状態を診ながらメンテナンスをしながら常にベストな状態に保ってくれるものがあります。

専門業界ではロードワークというメーカーのバッテリーメンテナーが最強、というお約束事がありましたが、その高性能と相まってとにかくこの製品は高い事がネックです。買い揃えて、常に愛車のバッテリーを最良の状態に保つ事が出来るオーナーにはロードワークがお勧めですが、万人には難しいです。

バッテリーの満充電&メンテナンスの能力は最強だが、価格も高いロードワーク製メンテナー。
バッテリーの満充電&メンテナンスの能力は最強だが、価格も高いロードワーク製メンテナー。

そこで今回紹介したいのが、テックメイト製のバッテリー メンテナー。筆者は少し古いアキュメート バッテリーメンテナーを使用していますが、この製品はそれほど高価でないのに旧車オーナーにうれしい6Vモードも備え、またバッテリーの状態を常に最良の状態に保つ機能を持つため、満充電効果だけでなく結果的にバッテリーの寿命が伸びます。

テックメイト製のバッテリー メンテナー、アキュメート バッテリーメンテナー。こちらは旧製品。
テックメイト製のバッテリー メンテナー、アキュメート バッテリーメンテナー。こちらは旧製品。

具体的なサイクルとしては、 [ 診断する ] → [ 通常充電 ] → [ 細流充電(吸い取り) ] → [ 電圧チェック ] → [ メンテナンス充電 ] となり、このステップを繰り返し行います。この動作はバッテリー自体にもたいへん良く、エンジンの回転などのみで充電をするよりも格段にバッテリーの状態は最良に保たれます。

バッテリーの状態を診断する機器が「良い状態 」を示していても、実は最高の状態ではない事が多い。
バッテリーの状態を診断する機器が「良い状態
」を示していても、実は最高の状態ではない事が多い。
6V/12Vに加え、多くのバッテリータイプに対応するので、ほとんどのクルマで使えるのも便利。
6V/12Vに加え、多くのバッテリータイプに対応するので、ほとんどのクルマで使えるのも便利。
筆者のクルマもメンテナーを使用すると、アイドリング状態で13V強を安定して示すようになり、安心感が増す。
筆者のクルマもメンテナーを使用すると、アイドリング状態で13V強を安定して示すようになり、安心感が増す。

アキュメート バッテリーメンテナーは今は新しい製品に変わっていますが、基本的な機能は継承されています。これから寒い季節となり、クーラーが作動する夏場とはまた違った厳しい環境がバッテリーを襲います。導入コストはやや必要ですが、トータルでみれば出発時のトラブル、出先での立ち往生、頻繁なバッテリーの買い替え、といったトラブルを回避する事が出来ますので、安心かつお得と思います。

なお、アキュメート バッテリーメンテナー系は、並行輸入品は日本国内仕様にカスタマイズされていません。正規品は電気用品安全法適合検査合格済 (PSE)でもありますので、必ずこちらを購入ください。

オフシーズンが近づいているとはいえ、まだまだクルマでの移動が続くライダーたち。こちらのメンテナーをぜひお勧めします。