【マウンテンバイク】ビッグ トレイル 400の魅力を解析、試乗インプレッション。メリダ/MERIDA BIG.TRAIL 400(2021) 38cm

掲載日/2020年8月29日  取材・写真・文/やかん
取材協力/メリダジャパン

 

※お断り:
掲載時期を早める都合、パイロット版になっています。
随時、加筆していきます。

メリダジャパンが 2021 年モデルとして特段プッシュするマウンテンバイクになる、『 BIG.TRAIL 400 』。触りはショート記事(走り書き 01. )で書いたが、本稿ではもうすこし掘り下げみたいと思う。

 

どのような BIKE なのか、把握しよう

 まず、この BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )は、その立ち位置を正確に把握することが必要かと、取材現場で感じました。それを理解せずに、勝手な期待だけであれやこれやと論じてしまうと、まったく想定とは異なる結果となってしまいます。

 どう使って欲しいのか、誰にヒットさせたいのか? このあたりをしっかりと捉える必要があります。

 ということで、短めですが届いているリリース文章を解いてみます。

MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) インターナルケーブル

 

  • トレイルをよりシンプルに楽しめるバイク 新型『 BIG.TRAIL 』
  •  →新型、みたいです

  • 29er ホイールを装備した新世代トレイルバイク。
  •  →どこを取って、「新世代」か確認が必要ですね

  • ハードテイルバイクのシンプルさやスペックは、いまだにマウンテンバイク界で根強い人気を誇っています。
  •  →どこのハナシ? すくなくとも日本では “ ホビー ” として捉えた場合、少数派かと

  • 過酷なトレイルを走る場合でも同じこと。とはいえ、こういった挑戦しがいのあるトレイルを走るには、その走りに最適なバイクが必要になります。
  •  →そうですね。スキルもかなり要求はされますが

     

     上記に対するメリダの解が、今回の BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )のようです。リリース文章を続けます。

     

    • その最適なバイクとは、MERIDA の新しい BIG.TRAIL 。トレイル向けハードテイルバイクです。
    •  →まあ、マウンテンバイク自体がそもそも『トレイル』向けですが(いじわる?)

    • ハードテイルバイクのシンプルさとメンテナンス性の良さに加え、ロングトラベルバイクの走破性や楽しさを融合させました。
    •  →前半はある程度解りますが、後半で突如「ロングトラベルバイクの〜」が登場するの、解りません。フルサスペンション BIKE のことでしょうか?

       

       また、詳細を現在確認中ですが、BIG.TRAIL (ビッグ トレイル)の開発にはドイツの R & D チームだけでなく、イギリスのショップがかなり噛んでいるようです。彼の地は、以前からハードテイル BIKE でダウンヒルコースのような場所を豪快にライドする文化があり、そういったモデルを得意とする小さなブランドも多いです。

       

      “ マッチョ ”なトレンドを追及する、次の世代の BIKE

       つまり、ここで指している「トレイル」というのは、マウンテンバイクが元来フィールドとする荒れ地やフラットダートとはすこし離れ、ハイクして山頂を目指し、そこからふもとまで駆け下りてくるような使い方、遊び方を想定しているようなのです。細かいスペックは後述しますが、しかし、マウンテンバイクビギナーや脚力の自信がないライダーは、なかなか山の頂まで登っていくのは現実的ではありません。日本では、ゴンドラやリフトを使って上がれる、ゲレンデダウンヒルのような使い方が、ひとつではないでしょうか。

       もちろん、クルマで途中まで上がり、残りのアプローチを自走でハイクするのもありでしょう。というのが、本機はシートの上げ下げが容易な『ドロッパーポスト』を標準装備しているからです。スポーツサイクルのサドル位置というのは、登りが多い時は『高い』ほうがペダリング効率が良く登坂に向いていて、下りが多い時は『低い』のが好まれる傾向にあります。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) ドロッパーポスト

       従来仕様の BIKE だと、サドル位置を決めているシートポスト(ピラー)はバンド部品で固定されていて、クイックレバーを緩めて上げ下げするか、レバーレスのボルトタイプだと、都度、工具を使って緩める必要がありました。ドロッパーポストは、ハンドルバーに固定を解除するレバーが付き、乗車したまま手元でサドルの位置を自由に上げ下げできます。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) リモートレバー

       

      ドロッパーポスト装備による恩恵

       このドロッパーポストの登場により、マウンテンバイクの使い方はさらに幅が拡がり、特に登りも下りもランダムに現れるトレイル(というよりかは、トレッキング)での順応性が、飛躍的に向上しました。ですから、脚力に自信があれば、BIG.TRAIL (ビッグ トレイル)は山頂まで自走で上がることは可能です。

       ただし、基本的には下りを重視、さらにはハードなセクションを “ 過激に攻める ” ことも想定しているので、タイヤボリュウムがかなりのモノです。サイズは前述の通り、現在の主流規格のひとつ、29 インチですが、現車を前にするとかなりワイドな 29 インチ + (プラス)と言って差し支えない幅になっています。スペックシートの数値上は、2.4 ” (インチ)と格段に広い訳ではないですが、タイヤ全体が大柄になる 29 インチの「 2.4 ” 」なので、接地面積などからも「軽快さ」はやや犠牲になります。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) タイヤボリュウム

       

      チューブレスレディに標準対応

       さらに、本機の内幅 29 mm のリムは『チューブレスレディ』仕様なので、必然的に対応タイヤを選択した場合は、下りでのクッション性向上を企図して、空気圧は相当下げる使い方になると思います。そうすると、タイヤの抵抗力は増しますので、ひたすらな登りが続いた場合は、しんどいです。山頂までのアプローチは登りがほぼメインなので、往路は空気圧を高くして軽快さを出し、山頂からの復路ではめいいっぱい空気圧を下げてハードに攻める、ならありと思いますが。

       ちなみに、このチューブレスレディというのは、自転車用タイヤの中には一般的に入っているチューブが、不要な仕組みのことです。ホイール(正確にはリム)とタイヤのビード部がぴっちり貼り付くことで、タイヤ内の空気を保持します。(クルマやモーターサイクルではこちらが普通ですよね)

       マウンテンバイクに於けるメリットとして、チューブありで低圧にすると発生しやすくなる “ スネークバイト ” というパンクが物理的に起きず(チューブがないので)、かなりの低圧でも走れる。チューブ分、軽量になるので、タイヤの転がりが軽くなる(慣性も弱くなる)。また、チューブという干渉物がなくなることから、タイヤ本来の特性が邪魔されず発揮できる、といった特徴があります。

       欠点(というか特性)は、空気が抜け切ってしまうと、一般的な空気入れでは密閉ができません(ビードが上がらない、と表現する)。ですので、山中でもしパンク(という表現も微妙なのですが)したら、チューブを入れて降りてくることになります。ですから、もし BIG.TRAIL (ビッグ トレイル)をチューブレス仕様で乗るのであれば、◆対応のチューブ(バルブ形状間違えないように)◆空気入れ(ハンディタイプで OK )◆タイヤレバー(樹脂製が理想)、の携行は必須になります

       

      前後180mmの高速仕様

      「そんなに低圧にして乗らなければいいじゃん?」と思われるかもしれませんが、先の『走り書き』にもありますが、この BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )のアルミフレームは、お世辞にも柔らかい、とは言い難いです。どちらかというと、元来のアルミフレーム特有の硬さがあります。これは、ハードな走行にも耐えられるように、逆に柔らかさを優先して必要な時にフレームが腰砕けにならないように、といった意図があるのだと思います。「必要な時」、というのは、『速度域がかなり高くなった時』、と解釈して間違いないと思います。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) フレーム硬度

       それを裏付けるように、本機の油圧式ディスクブレーキは、ローター径が前後ともに 180 mm です。ハードテイル BIKE は、一般的にフロントよりもリアのほうがローター径は小さくなり、また、フロントは 160 mm までが主流です。どちらも 180 mm を装備するというのは、それだけ高速域での BIKE コントロールが必要になる、とメーカーでは想定して作っている訳です。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) リアローター

       そうなると、やはりどうしてもフレームの全体的な強度は必要になってきます。従来は、フレームをやや柔らかくすることでしか、路面からの突き上げ感やリア周りの硬さを軽減する手段はありませんでした。しかし、それは反せばフレームの脆弱性に繋がり、転倒で岩にヒットなどさせることで大きな破損を招くことにもなりました。チューブレスの登場は、タイヤ本来の特性を発揮しやすくなるだけでなく、低圧にできることで、タイヤを『第 2 のサスペンション』として利用することが可能になったのです。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) フロントローター

       

      贅沢新装備で魅せる、新世界

       BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )が、エアボリュウムを確保しやすい 29 + のようなタイヤを標準装備しているのは、ワイド化することでグリップ力が上がる単純な力学効果だけでなく、回避できないフレームの硬さはタイヤ空気圧の調整でコントロールして、という新しい使い方を企図してのことと思います。そういった意味では、「新世代」というウリ文句は、頷けます。タイヤクリアランスは 2.5 インチまで確保されているので、今以上に幅広のタイヤを選択することも可能で、よりハードな使い方もできます。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) クリアランス

       ということなので、正直、取材会場として用意された、河川敷に新設されたフラットな周回コースでは、本機の特性や利点、狙い所の “ おいしさ “ を感じ取ることはできませんでした。幅が広いハンドルバー( 740 mm )、クイックには回れないホイール径、そして強固なフレーム。昔のクロスカントリーコースのようなテストコースでは、真価は発揮できないです。

       中速以上の下りメインのコースやフィールドであれば、印象は大きく変わるでしょう。この周回コースで感じ取れたメリットは、幅の広いタイヤによる接地面の圧倒的な安定性とグリップ力、サドルから前に飛び降りた時でもトップチューブに急所を打たない大きくスローピングさせたフレームデサイン。それとやや関連して、ドロッパーポストの装備により乗込時はサドルをかなり低い位置に降ろせるので、小柄なライダーでも扱いが容易な点です。
      (※編注:跨がりの地面からの距離は、 “ スタンドオーバーハイト ” という値で表すこともあります)

       

      値段から見た魅力は、さてどうか?!

       ここまで読まれて、多くの方はゲンナリしたと思います。なにせ『インプレッション記事』と銘打っておきながら、本来の能力を発揮できるフィールドでの十全な試乗記ではないのですから。すみません。

       後半は、各種数値や価格の面から、本機が魅力的な BIKE かどうかを見ていきたいと思います。正直、自分も国内に入ってきているすべてのモデルを把握している訳ではないので。

       まず、この BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )の価格は、15万3,890円(10%税込)。一般的なひとの感覚からすると、安くはないです。サイズ展開は、S( 38 cm )と M( 41 cm )の 2 種類。重さは、M サイズで 14.3 kg なので、今となってはハードテイル BIKE のカテゴリーでは、軽くはないです。ドロッパーポストとチューブレスレディ対応リムを標準採用しながらこの価格で抑えるには、どうしてもコンポーネンツ群のグレードをやや落とさざるを得ず、結果、重量増に繋がっているのでしょう。

       ただし、このあたりは他社も同じだと思いますので、見てみましょう。(※編注:敢えてぼやかしています)

      ・G 約15万込 13.1kg 120mm 15mm Axle 180mm / 160mm 27.5 x 2.6 Tubeless Ready 12s(11-50T) 31.8 780mm 30.9 x 345/T100mm 395/T125mm 15 x 110mm / 141mm  Tubeless Ready
      ・T 約15万込 14.84kg Boost110 15mm 20mm 180mm / 160mm 27.5 x 2.80″(29 x 2.40″コンパチ) 12s(11-50T) 31.8mm 750mm 100mm 31.6mm 361mm 130mm 31.6mm 425mm Boost110 15mm thru axle Boost141 5mm QR Tubeless Ready 40mm
      ・J 約16万込 14.5kg 15 x 110mm axle 130mm 180mm / 160mm 27.5 x 2.8” TCS Tubeless 10s(11-42T) 31.8 x 740mm Dropper TCS Tubeless 15 x 110mm & 12 x 148mm
      ・K 約18万込 約14kg 130mm 110mm 180mm / 160mm 27.5 x 2.8″(29″コンパチ) 12s(11-50T) 35 31.6mm 約100mm / 125mm 110 x 15mm 148 x 12mm チューブレスレディ
      ・G 約17万込 確認中kg 130mm 15 × 110mm 180mm / 160mm 29 × 2.3” 12s(11-50T) 31.8mm 780mm 31.6mm 15 × 110 12 × 148 チューブレスレディ
      ・S 約19万込 約14.25kg Boost™ 120mm 180mm / 160mm 27.5 x 3.0″ tubeless ready 11s(11-42T) 750mm 31.8mm 30.9mm S 120mm M/XXL 150mm 15 x 110mm thru-axle 12 x 148mm thru-axle 38mm tubeless ready
      ・M 約26万込 13.9kg 110 x 15mm Boost 130mm 180mm / 180mm 27.5 × 2.6” Tubeless Compatible 11s(11-46T) 780mm S 125mm All Other Sizes 150mm 30.9mm 29mm Tubeless Compatible 110 x 15mm 12 x 148mm
      ・C 該当類似 BIKE なし
      ・S 該当類似 BIKE なし

       このように見較べてみると、まず前述の重量は、この『新カテゴリー』では標準的な重さである、と言えます。高剛性フレームやボリュウムあるタイヤを備えるので、純レーサーのようなクロスカントリー BIKE とはやはり趣が違うようです。どの専門店に行っても並んでいるメジャーどころをピックアップしたつもりなのですが、用意がないブランドもありました。新世代らしい、というよりか、これは単純に国内に入って来ていないだけですね。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) 15万3,890円(10%税込) SILK DARK PURPLE(SILVER-PURPLE):EM03

       公表されていなかったり表記のない数値類もあり、スタンドオーバーハイトについては一律で確認できなかったですが、写真で見較べても、BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 )は、確かにかなり低めにデザイン(設計)されているのは事実です。

      メリダ BIG.TRAIL 400 (ビッグ トレイル 400 ) 716 mm と 723 mm
      他社参考 731,754,751,748,763 757,781,806 723,729,736 732,763,794 740,790 664,677

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) 15万3,890円(10%税込) GLOSSY BLACK(MATT COOL GREY):EK93

       

      突出した性能に固執せず、総合的な安心感勝負の 1 台

       総じて見ると、量産性による品質の均一化、安定性、販売網や代理店による購入後のサービス体制なども勘案すると、このカテゴリー(と考えられる)内で、十分に購入対象となる BIKE であると言えます。トレンドをよく研究して、装備や作りも熟考されている印象です。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) サスペンションフォーク
      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) テーパードコラム

       新車整備後、すぐに載せ替えたり破損するような部品も見受けられず、余計な出費も必要なさそうです。BIKE の目指すフィールドを間違えなければ、この 1 台でアグレッシブなライドが楽しめるでしょうから、あとは安全装備だけ十全を期せば、新しい世界が体験できることは間違いありません。

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル)
      フロントシングル
      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) リア10s
      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) ダボ

       

       さあ、地球に飛び出してみよう!

       

      < スペック >
      フレーム/BIG.TRAIL TFS
      フレームサイズ/S(38cm)、M(41cm)
      フォーク/Suntour XCR34 LOR Air 140 STR
      ヘッドセット/MERIDA M2345
      リアサスペンション/N.A.
      ギヤクランク/Shimano Deore M5100 32 ATC Length:170mm
      BB セット/attached
      F. ディレーラー/N.A.
      R. ディレーラー/Shimano Deore M5120 Shadow+
      シフター/Shimano Deore M4100
      F ブレーキセット/Hydraulic Brake
      R ブレーキセット/Hydraulic Brake
      ブレーキレバー/Shimano SL -MT500
      リム/MERIDA COMP TR 29 IWR
      チューブレス対応/Tubeless ready
      スポーク/Black stainless
      F. ハブ/Shimano MT400-B 110 x15
      R. ハブ/Shimano MT400-B 148 x12
      F. タイヤ/Kenda Regolith 29×2.4″ wire
      R. タイヤ/Kenda Regolith 29×2.4″ wire
      ギヤ/Shimano Deore M4100 11-46 ATC 10S
      チェーン/KMC X10
      ハンドルバー/MERIDA EXPERT CC MAT aluminium 740 10°
      ハンドルステム/MERIDA COMP CC MAT aluminium φ 31.8 6° Length:50mm
      サドル/MERIDA COMP CC
      シートピラー/MERIDA COMP TRaluminium φ 30.9 0° S:125SPT – M:150SPT
      シートクランプ/MERIDA COMP QR
      ペダル/VP VPE-891
      チューブ・バルブ/仏式バルブ
      付属品/ベル、ロック、リフレクター
      重量/14.3kg(Mサイズ)

       

      < ジオメトリー >

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) 65.5度と75.5度のアングル

      フレームサイズ/38 (41)
      シートチューブ/380 (410)
      トップチューブ/579 (600)
      チェーンステー/435 (435)
      ヘッドチューブアングル/65.5 (65.5)
      シートチューブアングル/75.5 (75.5)
      ボトムブラケットドロップ/66.5 (66.5)
      ヘッドチューブレングス/95 (100)
      フォークレングス/550 (550)
      リーチ/415 (435)
      スタック/636 (641)
      スタンドオーバーハイト/716 (723)
      適正身長/38 cm – 160 cm ~ 175 cm、41 cm – 165 cm ~ 180 cm

      MERIDA BIG.TRAIL 400(2021年モデル) ジオメトリー

       

       

      ダート&モト編集部
      サトウハルミチ(やかん) Harumichi Sato
      東京都生まれ千葉県育ちで、身長 156cm の mini ライダー。紙媒体の編集を長く経験した後、2012 年 4 月から初めて WEB マガジンに携わる。戦車から航空機まで無類の乗り物好きで、特に土の上を走る四輪・二輪に目がない。競争事も好きで、マウンテンバイク/モトクロスはレース経験あり。モーターサイクル/スポーツサイクル以外にフィルムカメラ、ホームオーディオ、クルマ、紙の読書(恩田 陸先生の大ファン)、プラモデルが大好きで、住まいはモノで溢れている。特技は、引き落としの滞納。マウンテンバイクは、オーバーサイズコラムの 26 インチばかりを 6 台所有( + BMX 1 台)。

       

       

       

【トレック】甘美なオールラウンダーマウンテンバイク、新型 Fuel EX が登場。

掲載日/2019年08月19日  取材・写真/やかん
取材協力/トレック・ジャパン
 
トレック・ジャパンは、どのようなトレイルも十全に楽しめるBIKE『Fuel EX』をフルモデルチェンジし、国内では3モデルで展開する。
 
 

トレック フューエル EX 9.8 2020年モデル/63万円(税抜)/カラー:Raw Carbon/Rage Red

 
< リリースより >
新型Fuel EX

この度、トレック・ジャパンは、トレイルバイクの一番人気、Fuel EXをフルモデルチェンジして発表いたします。

今回、トレックの中で最も売れているフルサスバイクに、新たな特徴と大幅なアップグレードを加えました。新しいFuel EXは、マウンテンバイクのあらゆる最新テクノロジーを採用し、1台のバイクであらゆる走りを楽しみたいお客様に最適のパッケージとなっています。

フロントサスペンションは140mmとなり、130mmのリアトラベルと組み合わせ、効率的な登坂性能を損なわずに、よりテクニカルなトレイルにも対応できるようにしました。この新しいトラベル量に合わせてジオメトリーも一新し、よりオールラウンドな走りに対応します。新モデルは旧モデルと比べてヘッドアングルが寝かされ、下りでの安定性が高まっています。シートアングルは立たせ、より効率的な姿勢でペダリングできます。

トレック フューエル EX 5 2020年モデル/25万5,000円(税抜)/カラー:Slate/Trek Black

他のトレックのフルサストレイルバイクと同じく、固定式のロワーショックマウントを採用し、より高強度のチェーンステーと効率的なペダリングを実現しました。

ジオメトリーを可変させる機構、 『Mino Link』(ミノー リンク) は、 EVOリンク側に取り付けられる。ナットを回すことでの調整幅は、ヘッド角を 0.5度 ずつ。ボトムブラケットの高さは、 10mm ずつ調整できる。局部でみれば小さな数値だが、全体で見ると大きくジオメトリーは変化するという。

新型Fuel EXは、女性用モデルを展開する代わりに、全てのモデルでXS サイズを用意しました。これにより、お客様の性別、身長、走り方にかかわらず、フィットに優れたFuel EXが見つかります。

トレック フューエル EX 8 2020年モデル/38万円(税抜)/カラー:Matte Dnister/Gloss Trek Black

MとL サイズは、速くて走破性の高い29インチホイールを搭載します。XS サイズは27.5インチホイールを搭載し、小柄な方でも操作しやすく、より適したスタンドオーバー高となるようにしました。S サイズには27.5と29の両モデルを用意。これは、このサイズのホイールサイズの好みが分かれることが、調査からわかったためです。

トレック フューエル EX 9.8 2020年モデル/63万円(税抜)/カラー:Raw Carbon/Rage Red

どのモデルも、ドロッパーポスト、ワイドレンジの1x ドライブトレイン、グリップ力に優れた2.6インチタイヤを搭載します。

フューエル EXはフレームサイズによってホイールサイズを変えている関係で、ドロッパーポスト(ボントレガー Line Elite / フューエル EX 9.8)もストロークが分けられている。サイズ: XS , S で 100mm トラベル。 M , ML は、 150mm 。 L , XL は、 170mm となる。ケーブルは、完全内蔵式。

カーボンモデルのダウンチューブには新型Domane(編注:ロードバイク)と同様、ストレージが設けられ、パックの重さや煩わしさを気にすることなく、ツールなどを収納できます。

フューエル EX 9.8(カーボンモデル) は、今回からフレーム内側にストレージを設置。容量は意外と大きい。
内蔵ストレージ搭載 BIKE に対応した、BITS BAG 。バンク修理用キットが収まる。マウンテンバイクの場合、これに加え、チェーン切れの対策品ぐらいは入れておいたほうがよいだろう。ただ、パンク修理がこのタイプだと、チューブレスレディのホイールが宝の持ち腐れになってしまう。山中に繰り出すライダーには悩ましい点。
価格/2,400円(税抜)
サイズ/ワンサイズ
カラー/ブラック
飛び石やグラウンドヒットなどを考慮して、カーボンアーマーをダウンチューブに装備。

さらなるカスタムを楽しみたいお客様のために、Fuel EXはProject Oneでもお選びいただけます。
 
 
 


※編集部より:

 この、新生Fuel EXは、『TREK WORLD 2020』に於いて、フューエル EX 9.8 のみが関係者に先行公開された。

『TREK WORLD 2020』にて先行展示された、フューエル EX 9.8。

 そこでまず感じたのが、「相変わらずトレックの OCLV フレームは美しい」だった。

 筆者は昔、トレック本社のウォータールー(アイオワ州)に取材に行かせてもらったことがある。ヘッドオフィスだけでなく、実際に自転車(主にフレーム)の製作工場も見せてもらえたのだが、その当時から OCLV フレームは秘匿事項が多く、製造工程の撮影などは NG であった。

 しかし、カーボンレイアップの手法やポイント、塗装工程などは見ることができ、その当時からストレートに「美麗」であるとしか出てこなかった。

スポーツサイクルに於けるカーボンフレームの造詣について、トレック & OCLV が一級であり最先端であることは、論を俟たないところであろう。そもそも、率直に言って、流麗すぎる。

 今回、会場で展示されたフューエル EX 9.8 は、その技術とセンスを最新のマウンテンバイクに落とし込んだ機種と言えるだろう。

 国内展開は、このカーボンモデルの他に、アルミモデルが2つあるが、ここはぜひ奮発してフューエル EX 9.8 を狙って欲しいところだ。それだけの価値が詰まった1台になっている。

トレック フューエル EX を気に入る理由とは?
会場では一部のスペックしか公開されなかったが、現在は同社 HP でフルスペックを確認可能。

 フューエル EX シリーズは、オールラウンドなトレイルバイクを企図しているが、それはリアサスペンション機構のテクノロジーに拠るところが大きい。まず、ベースとなる『RE:aktiv』(リアクティブ)であり、進化系の『Thru Shaft』(スルー シャフト)だ。

トレック独自の、『RE:aktiv』(リアクティブ)ダンパーを搭載。進化系の『Thru Shaft』(スルー シャフト)も採用することで、様々な路面変化に素早く追従することが可能ということだ。
解り難いが、このユニットの下部が『Thru Shaft』(スルー シャフト)。逆転の発想で、構造は至ってシンプルということだ。

 実は、この RE:aktiv & Thru Shaft の組み合わせは、今のところフューエル EX 9.8 のみになっている。フューエル EX 8 は、 RE:aktiv のみ。フューエル EX 5 は、いずれも非搭載となってしまう。動画を見る限り、F1(モータースポーツ)のテクノロジーが投入されていて、マウンテンバイクで主要なサスペンションメーカー2社のユニットを相当にカスタマイズしているようなので、コスト高なのだろう。

 代わりに、トレックのフルサスペンション マウンテンバイク共通の、『Mino Link』(ミノー リンク)と『ABP』(アクティブ ブレーキング ピボット)はグレードに関わらず搭載している。

リンクとアッパーアームの接続部に備わる『Mino Link』(ミノー リンク)は、回すだけでヘッドアングルとボトムブラケットハイトが変化し、クイックかナローか BIKE の特性を瞬時に変えられる。必要なのは、 5mm 六角レンチのみ。後述の内蔵ストレージにぜひ入れておこう。
『Mino Link』(ミノー リンク)は、 HIGH と LOW の2モードで用意される。
永らく、リアブレーキがサスペンションの動作に悪影響を与えるのは、マウンテンバイクでは珍しくなかった。この両者を切り離すことで、それぞれが自由に動けるのが、『ABP』(アクティブ ブレーキング ピボット)。キャリパーをフローティング部に設置するのが肝のようで、特許技術でもあるそうだ。

 先に触れた、カーボンモデル限定の、内蔵ストレージは待望の機能であろう。

カーボン素材を使ったマウンテンバイクフレームで他社が先行していた、ダウンチューブのストレージ機能を、フューエル EX OCLV カーボンモデルで採用。
ボトルケージとアクセスドアは一体で、つまり素早くアクセスできる場所にある。ドアはしっかり閉まり、それでも泥だらけのグローブをはめたままで開閉が容易。

 現状は、同社の上級モデルに於いても採用しているのはこのフューエル EX 9.8 のみで、もちろんデメリットがなければ今後も採用車種は増えるだろうが、もしもコスト面が高いハードルになっているのだとしたら、しばらくは本機のみかもしれない。筆者は、とにかく背中に荷物を背負うのが嫌いなので、常日頃からサイクルジャージのポケットのみか、欲張ってもサドルバッグで対応している。

 公道も含め、身体の動きを阻害する要素は排除したい傾向にあり、このストレージ機能は甚く魅力的に映る。

足回りは、かつてのダウンヒルモデルに匹敵するワイド設計。ドロップアウトのブースト規格は、フロントが 110mm 、リアが 148mm となる。サイズ: XS , S では 27.5 を。 S , M , ML , L , XL では、29インチの用意となる。
トップエンドモデルになるフューエル EX 9.8 は、ホイールまでもがカーボン。驚くのが、『カーボンケア・ホイールプログラム』というものが用意され、
「ボントレガーのカーボンホイールを最初の購入から 2 年以内に不測にも壊してしまった場合、私たちが無料で修理または交換する」
という内容。お解りの通り、ハードな走行や大きな転倒で破損した場合に効力を発揮するという、通常とは逆のサービス。トレックは「安全性」にとかく敏感なメーカーで、その「らしさ」が表れている。
このような、トレールを主に駆け回る BIKE では、チェーンリングはもはやシングルのみ。しかも、デバイスレスという進歩。サスペンション機構やチェーンと歯の進化により、チェーンが猛烈に暴れなくなったり外れにくくなった所以であろう。丁数は、 32T 。クランク長は、フレームサイズ: XS , S で 170mm 。 M , ML , L , XL は、 175mm 。
リア周りは最近のトレンドである、クイックタイプだがスルーアクスル、且つブースト規格、という仕様。数値はブーストが 148mm、アクスルは 12mm 。カセットは 12 速で、 10-50T 。

 もうひとつ触れておきたいのが、『KNOCK BLOCK』(ノックブロック)。筆者は、しばらくトレックBIKEは触れていなかったので未見の機構であったのだが、これに拠るストレートなダウンチューブが、とにかく美しい。

独自の『KNOCK BLOCK』(ノックブロック)を開発したことで、真っ直ぐなダウンチューブ設計が可能になった。これは、特殊なステム、ヘッドセットトップキャップ、スペーサー、それにフレーム側に内蔵されるチップで構成され、ハンドルを目一杯切り込んでも、フォークのクラウン部分がダウンチューブに接触する前にロックされ、双方がノーダメージで済むようになっている。

『KNOCK BLOCK』(ノックブロック)の詳細。黄色の箇所がシステムで、写真は、目一杯ハンドルを右に切り込んだ状態。赤色の箇所は見事にダウンチューブと接触していない。能力的には、ストレートなダウンチューブは高剛性を維持しながら過度に重くならないフレームを設計できるということだが、個人的にはあの曲がったダウンチューブが嫌いなので、これは大歓迎。なお、あまりに大きな衝撃が加わった時は、ノックブロックは自己崩壊しライダーへのダメージを軽減する。そのため、ダウンチューブには衝撃吸収バンパーは備わる。

 
 

 
 なお、以前の Top Fuel の紹介記事でも書いたが、特に小柄で手足が短い日本人にとって、サイズ選びはことさらに重要。

 幸いに、フューエル EX シリーズは、 XS からの用意があり、この適応身長は 137.0〜155.0cm 、股下は 64.0〜73.0cm 。ひとつ上の S は、 153.0〜162.0cm , 72.0〜76.0cm 。 S サイズになると 29 インチホイールが選択でき、こちらに優位性を感じている筆者(身長 156cm )などは選択をしてしまいそうだが、注意したいのがハンドルまでの遠さ。案外、ここは見逃されがちかもしれなく、通説では 29 インチはどうしてもこの“実効トップチューブ長”が伸びる傾向にある。

 KNOCK BLOCK の手前、ステムが専用品になってしまうので、この辺りは注意して、実車を前によく確認したほうがよいだろう。

 ちなみに、ステム長は、サイズ: XS , S で 40mm 。 M , ML , L , XL は、 50mm が初期設定。(やかん)


 
 
[ ソース ]
トレック・ジャパン
 
 

【トレック】クロスカントリー用フルサスマウンテンバイクの新型、Top Fuelが登場。

トレック・ジャパンは、新型のクロスカントリーBIKE『Top Fuel』を、国内では2モデルで新展開する。
 
 

トレック Top Fuel

 
< リリースより >
新型Top Fuelを発売

この度、トレック・ジャパンは、クロスカントリーMTB、新型Top Fuelを発売いたします。

トラベル量が増え、ジオメトリーが新しくなり、激しいコース設定のレースからトレイルライドに最適です。Top Fuelは、その速さと効率の良さから、過酷なXC コースやマラソン競技で選ばれるバイクです。新モデルは、レースで培った技術に、ロングトラベルバイクの確かな操作性を組み合わせ、機敏なXC レースバイクのようなハンドリング性とトレイルバイクの走破性の両方を実現しています。また新モデルより、アルミフレームモデルのTop Fuel 8の取り扱いを開始します。

トラベルが増え、操作性が向上
旧モデルが前後100mm トラベルでしたが、新モデルはフロント120mm、リア115mmに増加しました。またヘッドアングルを寝かし、リーチを伸ばした新ジオメトリーを採用、荒れた下りでの安心感と操作性が高まっています。ワイドバーと短いステム、ドロッパーポスト、前後のサスペンションを同時にロックアウトさせてスプリントや登りで有利になるTwistLocデュアルリモートロックアウトを搭載します。
 

トレック Top Fuel

 
トレイルバイクの走破性を、レースバイクの速さで
重量を増やさずに剛性を高めるStraight Shot ダウンチューブ、ハンドルバーとフォーククラウンがフレームと接触するのを防ぐKnock Block フレームプロテクターなど、トレイルバイクの特徴を備えます。
Mino Link 調整式ジオメトリー、Control Freak 内蔵ワイヤリング、ブレーキング中でもサスペンションを積極的に動かすActive Braking Pivotも採用します。これらのテクノロジーが、レースでは速く、それ以外のライドでは楽しい、反応性にとても優れた確かな走りを生むのです。

トレック Top Fuel 8(アルミフレーム) 35万円(税抜)

トレック Top Fuel 9.8(OCLVカーボンフレーム) 58万4,000円(税抜)

 
 
 


※編集部より:
 勘のよいユーザーならお解りと思うが、日本人でこのサドル位置はまず無理。

 しかし、シートチューブ形状から下げることも不可能で、ドロッパーポスト装備なのでその上下で吸収するほかなさそうだ。

 そのボントレガー製 Line Elite Dropper は、仕様では 170mm トラベル。例えば、 Top Fuel 9.8 はサイズ展開が S からで、公称的には推奨身長は 153.0cm〜162.0cm 。ジオメトリー位置が“ロー”設定の場合のスタンドオーバーは、 72.5cm なので、購入の際はそのあたりもよく検討したほうがよいだろう。

 もっとも、クロスカントリーはリアルレーサーになる程、サドル位置は高くなるのは承知の上だが。

 また、トレック・ジャパンに確認したところ Top Fuel 9.8 の OCLV カーボンも生涯保証の対象となる。一般的に、カーボンフレームは 10 年程が耐用年数と言われているが、トレックについては自然発生的な破損であれば保証が適用される。マウンテンバイクなので、それよりも乗車中の破損の方が先とは思うが、念の為に。

 それと、現状は Top Fuel の 2019 年モデルも併売となり、夏終わり頃に 20 年モデルと入れ替わる予定のようだ。(やかん)


 
 
[ ソース ]
トレック・ジャパン
 
 

2015年マルイ製品展示会からピックアップする注目製品。<マウンテンバイク編>

今回は紹介数は少ないが、気になったマウンテンバイクを取り上げたい。2016年のセンチュリオン(CENTURION)は、今までになくお買い得モデルが揃った印象だ。

2015年マルイ製品展示会からピックアップする注目製品。<マウンテンバイク編>

掲載日:2015年11月17日  写真・文/やかん

 

今回は紹介数は少ないが、気になったマウンテンバイクを取り上げたい。2016年のセンチュリオン(CENTURION)は、今までになくお買い得モデルが揃った印象だ。
※カメラの不具合で一部画像が不鮮明で、申し訳ありません。

 

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[ CENTURION FULL-SUS MTB ]

全モデルに27.5インチホイールを採用したフルサスカテゴリー。自走での登りだけでなく、下りを楽しむエンデューロスタイルのライディングに最適な“トレイルバンガー”と“ノーポゴ”には、ドロッパーポストを標準装備しています。トレイルライドに最適な“ヌーミニス”は、リアショックユニットをフレームのフロントトライアングルに固定しない“フロートリンクシステム”により、ペダリングロスの低減と路面追従性能を高い次元で両立しています。

 

[ CENTURION NUMINIS 800.27 ]

名称/ヌーミニス 800.27

価格/26万円(税抜)

サイズ(適応身長)/38cm(155〜175cm)、43cm(165〜185cm)

カラー/マット エレクトリック ブルー/ライム(ブラック)

フレーム/ヌーミニス D 27.5” アルミフレーム(120mmトラベル)、フロートリンク システム、ゼロスタック テーパーヘッド、プレスフィットタイプ BBシェル(シェル幅 92mm)、エンド幅 142mm、12mm スルーアクスル、リプレイサブル リアメカハンガー

フォーク/SR SUNTOUR EPIXON TR、SF-15-EPIXON TR 15QLC RL-R、130mmトラベル、リモート ロックアウト付、15mmスルーアクスル

リア ショック ユニット/MANITOU ラディウムエキスパート、190×38mm

タイア/SCHWALBE ロケットロン 27.5″×2.25″(F)/レーシングラルフ 27.5″×2.25″(R)、仏式バルブ

クランクセット/SHIMANO SLX、FC-M672、40/30/22T

コンポ/SHIMANO デオーレ(F)、SHIMANO デオーレXT(R)

ブレーキ/SHIMANO BR-M447、φ180mmローター

変速段数/30スピード

質量/12.8kg(48cm)

ヌーミニス 800.27 ※ペダルは付属しません。 ※写真のフレームサイズは48cmになります。
ヌーミニス 800.27
※ペダルは付属しません。
※写真のフレームサイズは48cmになります。

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フロートリンク システム上にフロントディレーラーが設置されていたのには驚いた。変速性能に影響はない!?
フロートリンク システム上にフロントディレーラーが設置されていたのには驚いた。変速性能に影響はない!?

 

 

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[ CENTURION NO POGO 800.27 ]

名称/ノーポゴ 800.27

価格/30万円(税抜)

サイズ(適応身長)/38cm(160〜175cm)、43cm(165〜185cm)

カラー/マットブラック(ライトブルー/ブルー)

フレーム/ノーポゴD 27.5″ アルミフレーム(145mmトラベル)、フロートリンクシステム、ゼロスタック テーパーヘッド、プレスフィットタイプBBシェル(シェル幅92mm)、エンド幅 142mm、12mmスルーアクスル、リプレイサブル リアメカハンガー

フォーク/SR SUNTOUR AION、SF116-AION LO-R 15QLC CTS、150mmトラベル、15mmスルーアクスル

リア ショック ユニット/MANITOU ラディウムエキスパート、190×50mm

タイア/SCHWALBE ノビーニック 27.5″×2.25″、仏式バルブ

クランクセット/SHIMANO SLX、FC-M672、40/30/22T

コンポ/SHIMANO デオーレ(F)、SHIMANO SLX(R)

ブレーキ/SHIMANO デオーレ、BR-M615、φ180mmローター

変速段数/30スピード

質量/13.5kg(48cm)

ノーポゴ 800.27 ※ペダルは付属しません。 ※写真のフレームサイズは48cmになります。
ノーポゴ 800.27
※ペダルは付属しません。
※写真のフレームサイズは48cmになります。

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[ CENTURION TRAILBANGER 800.27 ]

名称/トレイルバンガー 800.27

価格/34万5,000円(税抜)

サイズ(適応身長)/43cm(165〜185cm)

カラー/マットブラック(ライトブルー/ブルー)

フレーム/トレイルバンガーD アルミフレーム(165mmトラベル)、VPPピボットシステム、ゼロスタック テーパーヘッド、プレスフィットタイプBBシェル(シェル幅92mm)、エンド幅 142mm、12mmスルーアクスル、リプレイサブル リアメカハンガー

フォーク/SR SUNTOUR デュロラックス、SF16-DUROLUX-RC-20 QLC-DS-27.5 CTS、170mmトラベル、20mmスルーアクスル

リア ショック ユニット/SR SUNTOUR EPIXON LO-R、215×63mm

タイア/KENDA ハニーバジャー DH(F)、ネヴェガル X プロ(R)、仏式バルブ

クランクセット/SRAM GX100、30T、170mm

コンポ/-(F)、SRAM GX(R)

ブレーキ/TEKTRO SLATE T4、φ203mmローター(F)/φ180mm(R)

変速段数/11スピード

質量/14.4kg(48cm)

トレイルバンガー 800.27 ※ペダルは付属しません。 ※写真のフレームサイズは48cmになります。
トレイルバンガー 800.27
※ペダルは付属しません。
※写真のフレームサイズは48cmになります。

海外製品では早くもハンドル径はφ35mmが主流になっている。日本で必要かは別。
海外製品では早くもハンドル径はφ35mmが主流になっている。日本で必要かは別。

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SR SUNTOURのデュロラックスには、何とフォークメーカー純正のマッドガードが装備されていた。既存のタイラップ止めではなく、しっかりとボルトなどで固定されていた。これからのトレンドになるか?

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[ お問い合わせ ]
株式会社マルイ
TEL/078-451-2742