【コナ】KONA の 2020 年モデル展示会で気になった BIKE たち。(先行版) ※公式試乗会追加

掲載日/2019年09月13日  取材・写真・文/やかん
取材協力/アキコーポレーション

 

 先日、スポーツサイクルブランド・KONA(コナ)の 2020 年モデル展示会に行ってきました。

 連日新製品発表のラッシュで記事作成が追い付かず、取り急ぎ、現場からの写真だけ先行してお届けしようと思います。

 詳細はまた後ほど、追記するようにします。

 なお、今回のチェックポイントは以下。

✔ 29 インチであるか。
✔ チューブレスレディであるか。
✔ 登れるか。
✔ ドロッパーポストは無視。

 

 


OPERATOR CR

コナ オペレーター CR 2020年モデル/41万2,500円(10%込み)/カラー:Gloss Sunset Orange & Indigo w/ Sunset Orange, Peach & Black Decals
web や冊子カタログでは完成車写真になっているが、今年はフレーム販売でのみ。
会場に展示されていた、井手川 直樹選手がつい最近まで実際に駆っていたコナ オペレーター CR(2019年モデル / M サイズ)。
そのことは、リンクなどに薄っすらと残っている汚れで判明。
会場に展示されていた、井手川 直樹選手がつい最近まで実際に駆っていたコナ オペレーター CR(2019年モデル / M サイズ)。
会場に展示されていた、井手川 直樹選手がつい最近まで実際に駆っていたコナ オペレーター CR(2019年モデル / M サイズ)。
会場に展示されていた、井手川 直樹選手がつい最近まで実際に駆っていたコナ オペレーター CR(2019年モデル / M サイズ)。
現在は、2020 年モデルの L サイズにスイッチ。これは、トップチューブの短さが気になったから、というもの。代わりに、可変のヘッドアングルを手前にセット。伸びたホイールベースなどを、こちらで調整したかたち。ただし現在、29 インチ完組ホイールを待っている状態で、その際にはまたセッティングは変わるだろう。

 

 


PROCESS 153 CR/DL 29

コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
フレーム売りもあり。38万600円(10%込み)。
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
今や必須と言える、チューブレスレディリム。素材は、アルミ。
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナ プロセス 153 CR/DL 29 2020年モデル/74万8,000円(10%込み)/カラー:Gloss Prism Purple-Blue w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
美しいペイントに目を惹かれた。

 

 


PROCESS 134 29

コナ プロセス 134 29 2020年モデル/30万2,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
おそらくは、コナのフルサスマインドを感じられる中で、最も安いモデル。フレーム素材はアルミで、サイズ展開は S から用意あり。
コナ プロセス 134 29 2020年モデル/30万2,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
コナ プロセス 134 29 2020年モデル/30万2,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
コナ プロセス 134 29 2020年モデル/30万2,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals

 

 


LANA’I

コナ ラナイ 2020年モデル/7万8,100円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan、Black(奥) w/ Peach & Charcoal Decals
コナが提案する入門用のマウンテンバイク。以前から存在するモデルだが、この度、ヘイヘイと同じジオメトリとなった。サイズ展開が豊富で、XS は26インチホイールだが、S から XL は 27.5 インチになる。Boost 規格ではない。
コナ ラナイ 2020年モデル/7万8,100円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Peach & Charcoal Decals
コナ ラナイ 2020年モデル/7万8,100円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Peach & Charcoal Decals
コナ ラナイ 2020年モデル/7万8,100円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Peach & Charcoal Decals
コナ ラナイ 2020年モデル/7万8,100円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Peach & Charcoal Decals

 

 


BLAST

コナ ブラスト 2020年モデル/12万5,400円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Dark Cyan & Faux Yellow Decals
ラナイよりすこし背伸びした、一部にトレンドを取り入れたモデル。ポイントは、チューブレスレディーリム。筆者個人としては、もはやマウンテンバイクでは必須の機能と考えている。

コナ ブラスト 2020年モデル/12万5,400円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Dark Cyan & Faux Yellow Decals
フロントシングルになる。
コナ ブラスト 2020年モデル/12万5,400円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Dark Cyan & Faux Yellow Decals
リアは周りは、シマノ Deoreの 10 速(11 – 42 T)。
コナ ブラスト 2020年モデル/12万5,400円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Dark Cyan & Faux Yellow Decals
シマノ製油圧ディスクブレーキ装備。
コナ ブラスト 2020年モデル/12万5,400円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Dark Cyan & Faux Yellow Decals
Boost 規格ではない。
コナ ブラスト 2020年モデル/12万5,400円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Dark Cyan & Faux Yellow Decals
27.5 インチホイールを標準装備だが、クリアランスを広く取っているので、おそらく 27.5+ も装着可能。
コナ ブラスト 2020年モデル/12万5,400円(10%込み)/カラー:Gloss Dirty Cyan w/ Dark Cyan & Faux Yellow Decals

 

 


BIG HONZO ST

コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
きっと長く使える、クロモリフレーム BIKE 。チューブレスレディ、Boost 規格、29 インチホイール対応、と個人的たいへんお薦めモデル。
コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
完成車では、27.5 x 2.8 ” とやや太めのタイアを履く。
コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
ギヤはフロントシングルで、リアが 12 速 / 11 – 50 T のウルトラワイド。
コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
完成車のフロントブレーキローターに 180mm を装備することから、この BIKE のキャラクターは想像できる。(リアは 160mm )
コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
コナ ビッグホンゾ ST 2020年モデル/26万9,500円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green, Slime & Dark Green Decals
フレーム単体売りもあり。8万5,800円(10%込み)。

 

 


HEI HEI

コナ ヘイヘイ 2020年モデル/34万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Rust-Orange w/ Dark Seafoam & Black Decals
コナのイメージにはちょっとない、クロスカントリーレース向けの BIKE 。実はコナ BIKE は一台も乗ったことないのだが、同社でクロカン BIKE というと余計に気になる。

 

 


SUTRA

コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
いわゆる、長距離ツーリング & 冒険系の BIKE 。昨今はグラベルロードやらエンデュランスロードなる言葉がもてはやされているが、スートラのようなスタイルも良いだろう。
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
クロモリスチールフレームに、ブルックス サドル。言わんとすることはお解りか?
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
フロントフォークのダボは、荷物積載用の物。
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
スタンドレスなので、用途によってはセンタースタンドをお勧めする。
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
味のある、BarCon シフター(MicroShift)。
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack
コナ スートラ 2020年モデル/18万4,800円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps, Pannier Rack

 

 


本格キッズシリーズ

コナ プロセス 24 2020年モデル/23万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Battleship Gray w/ Lime, Black & Dark Gray Decals
コナは、大真面目なキッズ用マウンテンバイクも揃える。20 年モデルは、5 種類。
コナ プロセス 24 2020年モデル/23万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Battleship Gray w/ Lime, Black & Dark Gray Decals
コナ プロセス 24 2020年モデル/23万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Battleship Gray w/ Lime, Black & Dark Gray Decals
コナ プロセス 24 2020年モデル/23万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Battleship Gray w/ Lime, Black & Dark Gray Decals
コナ プロセス 24 2020年モデル/23万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Battleship Gray w/ Lime, Black & Dark Gray Decals
コナ プロセス 24 2020年モデル/23万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Battleship Gray w/ Lime, Black & Dark Gray Decals
コナ プロセス 24 2020年モデル/23万8,700円(10%込み)/カラー:Gloss Battleship Gray w/ Lime, Black & Dark Gray Decals
コナ ホンゾ 24 2020年モデル/9万4,600円(10%込み)/カラー:Gloss Ultraviolet w/ Gold, Black & Dark Silver Decals
コナは、大真面目なキッズ用マウンテンバイクも揃える。20 年モデルは、5 種類。
コナ ホンゾ 20 2020年モデル/8万300円(10%込み)/カラー:Gloss Slate Blue w/ Faux Yellow & Black Decals
コナは、大真面目なキッズ用マウンテンバイクも揃える。20 年モデルは、5 種類。
コナ フラ 2020年モデル/5万3,900円(10%込み)/カラー:Gloss Green w/ Emerald Green & Slime Decals
コナは、大真面目なキッズ用マウンテンバイクも揃える。20 年モデルは、5 種類。
コナ マケナ 2020年モデル/5万1,700円(10%込み)/カラー:Gloss Seafoam w/ Dusk-Fade, Peach & Charcoal Decals
コナは、大真面目なキッズ用マウンテンバイクも揃える。20 年モデルは、5 種類。

 

 


COCO

コナ ココ 2020年モデル/9万7,900円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps
コナ式のシティーサイクル。筆者はこういうの好き。展示車は S で、女性は XS がお勧めと感じた。
コナ ココ 2020年モデル/9万7,900円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps

コナ ココ 2020年モデル/9万7,900円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps
コナ ココ 2020年モデル/9万7,900円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps

コナ ココ 2020年モデル/9万7,900円(10%込み)/カラー:Fenders w/ Mudflaps
実はケーブルが一部、内装式になっている。シティーサイクルではまだ珍しいと思う。

 
 
 追記をお待ちください。
 
 

※公式の試乗会が決定しました。

【試乗会のお知らせ】
2019年10月5日(土)に富士見パノラマリゾート(長野県)にて、KONA 2020年モデルの試乗会を開催いたします。

場所は富士見パノラマリゾートのチケット売り場向かい側辺りにブースを出展しております。

当日は最新のモデルにご試乗いただけますが、数に限りがございますので、各車両の貸出は時間制でお願いしたいと思います。

沢山の方にご試乗いただきたいと考えておりますので、ご理解のほどお願い致します。

※試乗会の当日が雨の場合は延期とさせていただきます。
開催については2019年10月4日(金)の17:00にFacebookページにてお知らせ致します。

 https://www.facebook.com/konaworld.jp/ 

 井手川選手によると、「最新のPROCESS134はオススメの1台です!」とのこと。
 
 

【トレック】甘美なオールラウンダーマウンテンバイク、新型 Fuel EX が登場。

掲載日/2019年08月19日  取材・写真/やかん
取材協力/トレック・ジャパン
 
トレック・ジャパンは、どのようなトレイルも十全に楽しめるBIKE『Fuel EX』をフルモデルチェンジし、国内では3モデルで展開する。
 
 

トレック フューエル EX 9.8 2020年モデル/63万円(税抜)/カラー:Raw Carbon/Rage Red

 
< リリースより >
新型Fuel EX

この度、トレック・ジャパンは、トレイルバイクの一番人気、Fuel EXをフルモデルチェンジして発表いたします。

今回、トレックの中で最も売れているフルサスバイクに、新たな特徴と大幅なアップグレードを加えました。新しいFuel EXは、マウンテンバイクのあらゆる最新テクノロジーを採用し、1台のバイクであらゆる走りを楽しみたいお客様に最適のパッケージとなっています。

フロントサスペンションは140mmとなり、130mmのリアトラベルと組み合わせ、効率的な登坂性能を損なわずに、よりテクニカルなトレイルにも対応できるようにしました。この新しいトラベル量に合わせてジオメトリーも一新し、よりオールラウンドな走りに対応します。新モデルは旧モデルと比べてヘッドアングルが寝かされ、下りでの安定性が高まっています。シートアングルは立たせ、より効率的な姿勢でペダリングできます。

トレック フューエル EX 5 2020年モデル/25万5,000円(税抜)/カラー:Slate/Trek Black

他のトレックのフルサストレイルバイクと同じく、固定式のロワーショックマウントを採用し、より高強度のチェーンステーと効率的なペダリングを実現しました。

ジオメトリーを可変させる機構、 『Mino Link』(ミノー リンク) は、 EVOリンク側に取り付けられる。ナットを回すことでの調整幅は、ヘッド角を 0.5度 ずつ。ボトムブラケットの高さは、 10mm ずつ調整できる。局部でみれば小さな数値だが、全体で見ると大きくジオメトリーは変化するという。

新型Fuel EXは、女性用モデルを展開する代わりに、全てのモデルでXS サイズを用意しました。これにより、お客様の性別、身長、走り方にかかわらず、フィットに優れたFuel EXが見つかります。

トレック フューエル EX 8 2020年モデル/38万円(税抜)/カラー:Matte Dnister/Gloss Trek Black

MとL サイズは、速くて走破性の高い29インチホイールを搭載します。XS サイズは27.5インチホイールを搭載し、小柄な方でも操作しやすく、より適したスタンドオーバー高となるようにしました。S サイズには27.5と29の両モデルを用意。これは、このサイズのホイールサイズの好みが分かれることが、調査からわかったためです。

トレック フューエル EX 9.8 2020年モデル/63万円(税抜)/カラー:Raw Carbon/Rage Red

どのモデルも、ドロッパーポスト、ワイドレンジの1x ドライブトレイン、グリップ力に優れた2.6インチタイヤを搭載します。

フューエル EXはフレームサイズによってホイールサイズを変えている関係で、ドロッパーポスト(ボントレガー Line Elite / フューエル EX 9.8)もストロークが分けられている。サイズ: XS , S で 100mm トラベル。 M , ML は、 150mm 。 L , XL は、 170mm となる。ケーブルは、完全内蔵式。

カーボンモデルのダウンチューブには新型Domane(編注:ロードバイク)と同様、ストレージが設けられ、パックの重さや煩わしさを気にすることなく、ツールなどを収納できます。

フューエル EX 9.8(カーボンモデル) は、今回からフレーム内側にストレージを設置。容量は意外と大きい。
内蔵ストレージ搭載 BIKE に対応した、BITS BAG 。バンク修理用キットが収まる。マウンテンバイクの場合、これに加え、チェーン切れの対策品ぐらいは入れておいたほうがよいだろう。ただ、パンク修理がこのタイプだと、チューブレスレディのホイールが宝の持ち腐れになってしまう。山中に繰り出すライダーには悩ましい点。
価格/2,400円(税抜)
サイズ/ワンサイズ
カラー/ブラック
飛び石やグラウンドヒットなどを考慮して、カーボンアーマーをダウンチューブに装備。

さらなるカスタムを楽しみたいお客様のために、Fuel EXはProject Oneでもお選びいただけます。
 
 
 


※編集部より:

 この、新生Fuel EXは、『TREK WORLD 2020』に於いて、フューエル EX 9.8 のみが関係者に先行公開された。

『TREK WORLD 2020』にて先行展示された、フューエル EX 9.8。

 そこでまず感じたのが、「相変わらずトレックの OCLV フレームは美しい」だった。

 筆者は昔、トレック本社のウォータールー(アイオワ州)に取材に行かせてもらったことがある。ヘッドオフィスだけでなく、実際に自転車(主にフレーム)の製作工場も見せてもらえたのだが、その当時から OCLV フレームは秘匿事項が多く、製造工程の撮影などは NG であった。

 しかし、カーボンレイアップの手法やポイント、塗装工程などは見ることができ、その当時からストレートに「美麗」であるとしか出てこなかった。

スポーツサイクルに於けるカーボンフレームの造詣について、トレック & OCLV が一級であり最先端であることは、論を俟たないところであろう。そもそも、率直に言って、流麗すぎる。

 今回、会場で展示されたフューエル EX 9.8 は、その技術とセンスを最新のマウンテンバイクに落とし込んだ機種と言えるだろう。

 国内展開は、このカーボンモデルの他に、アルミモデルが2つあるが、ここはぜひ奮発してフューエル EX 9.8 を狙って欲しいところだ。それだけの価値が詰まった1台になっている。

トレック フューエル EX を気に入る理由とは?
会場では一部のスペックしか公開されなかったが、現在は同社 HP でフルスペックを確認可能。

 フューエル EX シリーズは、オールラウンドなトレイルバイクを企図しているが、それはリアサスペンション機構のテクノロジーに拠るところが大きい。まず、ベースとなる『RE:aktiv』(リアクティブ)であり、進化系の『Thru Shaft』(スルー シャフト)だ。

トレック独自の、『RE:aktiv』(リアクティブ)ダンパーを搭載。進化系の『Thru Shaft』(スルー シャフト)も採用することで、様々な路面変化に素早く追従することが可能ということだ。
解り難いが、このユニットの下部が『Thru Shaft』(スルー シャフト)。逆転の発想で、構造は至ってシンプルということだ。

 実は、この RE:aktiv & Thru Shaft の組み合わせは、今のところフューエル EX 9.8 のみになっている。フューエル EX 8 は、 RE:aktiv のみ。フューエル EX 5 は、いずれも非搭載となってしまう。動画を見る限り、F1(モータースポーツ)のテクノロジーが投入されていて、マウンテンバイクで主要なサスペンションメーカー2社のユニットを相当にカスタマイズしているようなので、コスト高なのだろう。

 代わりに、トレックのフルサスペンション マウンテンバイク共通の、『Mino Link』(ミノー リンク)と『ABP』(アクティブ ブレーキング ピボット)はグレードに関わらず搭載している。

リンクとアッパーアームの接続部に備わる『Mino Link』(ミノー リンク)は、回すだけでヘッドアングルとボトムブラケットハイトが変化し、クイックかナローか BIKE の特性を瞬時に変えられる。必要なのは、 5mm 六角レンチのみ。後述の内蔵ストレージにぜひ入れておこう。
『Mino Link』(ミノー リンク)は、 HIGH と LOW の2モードで用意される。
永らく、リアブレーキがサスペンションの動作に悪影響を与えるのは、マウンテンバイクでは珍しくなかった。この両者を切り離すことで、それぞれが自由に動けるのが、『ABP』(アクティブ ブレーキング ピボット)。キャリパーをフローティング部に設置するのが肝のようで、特許技術でもあるそうだ。

 先に触れた、カーボンモデル限定の、内蔵ストレージは待望の機能であろう。

カーボン素材を使ったマウンテンバイクフレームで他社が先行していた、ダウンチューブのストレージ機能を、フューエル EX OCLV カーボンモデルで採用。
ボトルケージとアクセスドアは一体で、つまり素早くアクセスできる場所にある。ドアはしっかり閉まり、それでも泥だらけのグローブをはめたままで開閉が容易。

 現状は、同社の上級モデルに於いても採用しているのはこのフューエル EX 9.8 のみで、もちろんデメリットがなければ今後も採用車種は増えるだろうが、もしもコスト面が高いハードルになっているのだとしたら、しばらくは本機のみかもしれない。筆者は、とにかく背中に荷物を背負うのが嫌いなので、常日頃からサイクルジャージのポケットのみか、欲張ってもサドルバッグで対応している。

 公道も含め、身体の動きを阻害する要素は排除したい傾向にあり、このストレージ機能は甚く魅力的に映る。

足回りは、かつてのダウンヒルモデルに匹敵するワイド設計。ドロップアウトのブースト規格は、フロントが 110mm 、リアが 148mm となる。サイズ: XS , S では 27.5 を。 S , M , ML , L , XL では、29インチの用意となる。
トップエンドモデルになるフューエル EX 9.8 は、ホイールまでもがカーボン。驚くのが、『カーボンケア・ホイールプログラム』というものが用意され、
「ボントレガーのカーボンホイールを最初の購入から 2 年以内に不測にも壊してしまった場合、私たちが無料で修理または交換する」
という内容。お解りの通り、ハードな走行や大きな転倒で破損した場合に効力を発揮するという、通常とは逆のサービス。トレックは「安全性」にとかく敏感なメーカーで、その「らしさ」が表れている。
このような、トレールを主に駆け回る BIKE では、チェーンリングはもはやシングルのみ。しかも、デバイスレスという進歩。サスペンション機構やチェーンと歯の進化により、チェーンが猛烈に暴れなくなったり外れにくくなった所以であろう。丁数は、 32T 。クランク長は、フレームサイズ: XS , S で 170mm 。 M , ML , L , XL は、 175mm 。
リア周りは最近のトレンドである、クイックタイプだがスルーアクスル、且つブースト規格、という仕様。数値はブーストが 148mm、アクスルは 12mm 。カセットは 12 速で、 10-50T 。

 もうひとつ触れておきたいのが、『KNOCK BLOCK』(ノックブロック)。筆者は、しばらくトレックBIKEは触れていなかったので未見の機構であったのだが、これに拠るストレートなダウンチューブが、とにかく美しい。

独自の『KNOCK BLOCK』(ノックブロック)を開発したことで、真っ直ぐなダウンチューブ設計が可能になった。これは、特殊なステム、ヘッドセットトップキャップ、スペーサー、それにフレーム側に内蔵されるチップで構成され、ハンドルを目一杯切り込んでも、フォークのクラウン部分がダウンチューブに接触する前にロックされ、双方がノーダメージで済むようになっている。

『KNOCK BLOCK』(ノックブロック)の詳細。黄色の箇所がシステムで、写真は、目一杯ハンドルを右に切り込んだ状態。赤色の箇所は見事にダウンチューブと接触していない。能力的には、ストレートなダウンチューブは高剛性を維持しながら過度に重くならないフレームを設計できるということだが、個人的にはあの曲がったダウンチューブが嫌いなので、これは大歓迎。なお、あまりに大きな衝撃が加わった時は、ノックブロックは自己崩壊しライダーへのダメージを軽減する。そのため、ダウンチューブには衝撃吸収バンパーは備わる。

 
 

 
 なお、以前の Top Fuel の紹介記事でも書いたが、特に小柄で手足が短い日本人にとって、サイズ選びはことさらに重要。

 幸いに、フューエル EX シリーズは、 XS からの用意があり、この適応身長は 137.0〜155.0cm 、股下は 64.0〜73.0cm 。ひとつ上の S は、 153.0〜162.0cm , 72.0〜76.0cm 。 S サイズになると 29 インチホイールが選択でき、こちらに優位性を感じている筆者(身長 156cm )などは選択をしてしまいそうだが、注意したいのがハンドルまでの遠さ。案外、ここは見逃されがちかもしれなく、通説では 29 インチはどうしてもこの“実効トップチューブ長”が伸びる傾向にある。

 KNOCK BLOCK の手前、ステムが専用品になってしまうので、この辺りは注意して、実車を前によく確認したほうがよいだろう。

 ちなみに、ステム長は、サイズ: XS , S で 40mm 。 M , ML , L , XL は、 50mm が初期設定。(やかん)


 
 
[ ソース ]
トレック・ジャパン
 
 

【マウンテンバイク】GT bicycles の2020年モデル、展示会場より現車チェック! (フルサス編) ※公式試乗会追加

掲載日/2019年08月08日  取材・写真・文/やかん
取材協力/ライトウェイプロクツジャパン

 

インパクト強いとは言い難い年

 マウンテンバイク文化がアメリカで盛んになり始めた頃に開発をスタートし、そこから現在まで良質な BIKE を作り続けている GT bicycles(ジーティー)。リアサスペンションを備える、いわゆる「フルサス」については、今では考えられないほど様々なスタイルを模索しながら進化し続け、同社の代名詞とも言える数々のシステムを生み出した。

< 一例 >
・RTS(Rocker Tuned Suspension)
・LTS(Links Tuned Suspension)
・STS(Stay Tuned Suspension)
・i-DRIVE(Independent Drivetrain® Suspension)
・AOS(Angle Optimized Suspension)
など。

 正直なところ、i-DRIVE で飛躍的な革新を遂げ、AOS に於いて一旦の頂点を極めたと思われた GT のリアサスペンション技術だが、資本の入れ替わりが激しいアメリカ企業の因習に同社も逆らうことはできず、2019年モデルで回帰とも言える LTS システムを採用するかたちとなった。

 LTS は結局のところ、マウンテンバイクでは現在、最も構造やコスト、整備性のバランスが優れているとされる 4バーリンケージ方式のサスペンション システムで、込み入った話であるが、この方式でパテントを取っていたよその技術の期限が切れ、使い易くなったことも一因であると言われている。

 結果的に、これから紹介する GT のフルサスペンションバイクは、性能は別として見た目はあまり他社と代わり映えしない。完全にリアサスペンション システムがフィックスしてしまったモトクロッサー(モーターサイクル)に対して、様々な試行錯誤を窺えるのがマウンテンバイクの楽しみのひとつと考える筆者としては、残念至極としか言いようがない。辛辣ではあるが、ひとつの意見として明記しておく。

 出鼻をくじくかたちとなってしまい申し訳ないが、次から展示会場での写真を交えて、2020年モデルの展開を見ていく。
 
 


LTS & ハイピボットに回帰した『FURY』

マイナーチェンジ

GT フューリーチーム 2020年モデル/108万円(税抜)/カラー:チームブルー

 かつての RTS システムが案外、ダウンヒルレースで実力を認められ、そこから GT とダウンヒルの付き合いは長く、ワールドカップ(UCI)などでの戦歴は多い。ダウンヒル専用レーサーになるフューリー(FURY)は AOS 登場以降も長らく i-DRIVE を採用していたが、残念ながら2019年に LTS にスイッチ。

 ただ、おもしろいのが、このフレームは LTS に逆流しただけでなく、ハイピボット & アイドラープーリーを採用すること。

 このスタイルはかつて一時だけ存在した、どちらかというとマイナーな方式であったが、最近は他社も再び取り入れている。その中では、ユニットを含めた能力向上も寄与してか、ワールドカップで勝利している BIKE もある。

 もっとも、フューリーは会場で展示車がなかったので、GT BIKE のポテンシャルは解らない。2020年からは完成車のみの扱いとなった。

ベーシックスペック:
フレーム/Fury カーボン、190mm トラベル (29”) | 200mm トラベル (27.5”)、BSA 83mm、1.5” ヘッド、Boost 12×148 スルーアクスル、225x75mm トラニオンマウント、ISCG05
フォーク/Fox Float Factory 49、190mm、ハイ/ロースピード コンプレッションアジャスト、リバウンドアジャスト、Grip 2 Damper、20×110 BOOST スルーアクスル
リアショック/Fox Float Factory X2、225×75、Metric Trunnion、Air、ハイ/ロースピード コンプレッションアジャスト、ハイ/ロースピード リバウンドアジャスト
タイヤ/Schwalbe Magic Mary UltraSoft、29 x 2.35″、Downhill、Addix Ultra Soft Compound、チューブレスレディ
クランク/Shimano Saint 36T、e-thirteen LG1+ Guide
ディレーラー/Shimano Saint、10スピード
ブレーキ/Shimano Saint BR-M820 油圧ディスク、203mm SM-RT86 IceTech ローター、メタルパッド、フィン
 
 


オールマウンテンカテゴリーの『FORCE』

マイナーチェンジ

GT フォースエリート 2020年モデル/36万8,000円(税抜)/カラー:レッド

 2020年にサンクション(SANCTION)がカタログ落ちしたことで、ハイスピード系フルサスペンションバイクで TOP モデルとなったシリーズ。フューリー同様、マイナーチェンジで価格も据え置き。

GT フォースコンプ 2020年モデル/29万8,000円(税抜)/カラー:ガンメタル

 後述のセンサー(SENSOR)と見た目はそっくりになるが、フォースはキャラクター的に「下り・エンデューロレース」を念頭に置く。ダウンヒルバイクは基本的にはオーバースペックなので、ゲレンデダウンヒルをシーズン中に多く楽しむひとの最有力候補だろう。

 同じフォースでも、2パターンが用意され、重量はあるが初期動作がスムーズなコイル式、軽量でセッティング変更が容易なエア式に分かれる。

GT フォースエリート 2020年モデル/36万8,000円(税抜)/カラー:レッド
GT フォースエリート 2020年モデル/36万8,000円(税抜)/カラー:レッド

 コイルユニットを搭載するフォース エリートは、より下りを重視したエンデューロレース向けのパーツアッセンブルになっていると理解してよいとのことだ。

GT フォースエリート 2020年モデル/36万8,000円(税抜)/カラー:レッド
GT フォースエリート 2020年モデル/36万8,000円(税抜)/カラー:レッド
GT フォースコンプ 2020年モデル/29万8,000円(税抜)/カラー:ガンメタル
GT フォースコンプ 2020年モデル/29万8,000円(税抜)/カラー:ガンメタル

GT フォースコンプ 2020年モデル/29万8,000円(税抜)/カラー:ガンメタル

 
 


トレイルカテゴリーの『SENSOR』

マイナーチェンジ

GT センサーコンプ 2020年モデル/28万8,000円(税抜)/カラー:ガンメタル

 センサーも継続モデル。個人的に応援していたヴァーブ(VERB)がなくなったことで、フルサスモデルのローグレードを担うことになったが、いわゆる「軽快な里山BIKE」を目指していると思うので、その価格には10万円の開きがある。(ヴァーブ コンプは12万8,000円。販売終了。)

GT センサーコンプ 2020年モデル/28万8,000円(税抜)/カラー:ガンメタル

 経験者には無謀な値段ではないのだが、10万円台前半で真面目なフルサスペンションバイクが買える昨年(’19)を知っていると、センサーの価格はなかなかに厳しい。

GT センサースポーツ 2020年モデル/22万8,000円(税抜)/カラー:ディープティール
GT センサースポーツ 2020年モデル/22万8,000円(税抜)/カラー:ディープティール

 これからマウンテンバイクを買おう、というひとは、性能差よりも価格、もっと言うと“見た目”“格好良さ”が第一優先なのは揺るがぬ事実だ。
 
 
 なお、フォースとセンサーはよく似たフレーム形状だが、ジオメトリが若干異なっていて、味付けは微妙に違うということだ。
 


 ということで、GT に於いては2020年モデルのフルサスペンションバイクのみに目をやると、ラインナップの整理、i-DRIVE からの完全な決別の結果、魅力はかなり薄まってしまった。同社はマウンテンバイクが強いイメージあるので、フルサスペンションバイクは特に気になり、残念な状態。世相を反映しているとも言える。

 後日続けてお届けするハードテイル編で、進化したトリプルトライアングル(Triple Triangle™)を携えたいくつかの BIKE を紹介するので、そちらの実力に2020年は期待して欲しい。

関連:ハードテイル編
https://yakandirtmoto.wordpress.com/2019/09/04/mountain-bike-gt-bicycles-2020-02/

 
 

【 試乗会のお知らせ 】

2019年10月20日(日)
第15回 かかみ野MTBフェスティバル
各務原市 市営公園「各務野自然遺産の森」
〒504-0102 岐阜県各務原市各務車洞6797-1
0583-83-6115
 https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/79909

予定試乗車
・ザスカー カーボン コンプ M ロウ/ブラック
・ザスカー アロイ コンプ M アクアブルー
・アバランチェ エリート M モスグリーン
・ストンパー エース24 24″ シルバー


2019年10月27日(日)
長岡MTBフェスティバル2019最終戦
長岡市営スキー場
〒940-0821 新潟県長岡市栖吉町3300
 http://sb-project-nagaoka.com/

予定試乗車
・ザスカー アロイ エリート M ブラッシュド/ブラック
・センサースポーツ M ディープティール
・フォースコンプ M ガンメタル
・アバランチェ スポーツ 27.5 M ブラック
・ストンパー エース24 24″ アクアブルー


2019年11月3日(日)
SAYAMA HILLS DAY
東京都西多摩郡瑞穂町南平2-50-30
042-570-1757
 https://www.sayamaparks.com/app/events/view/1103

予定試乗車
・アバランチェ スポーツ 29 M アクアブルー
・アバランチェ スポーツ 27.5 M ブラック
・アバランチェ エリート M モスグリーン
・アバランチェ エキスパート 27.5 M シルバー
・アバランチェ コンプ M レッド
・アグレッサー スポーツ M サテンブラック
・アグレッサー コンプ M レッド


2019年11月17日(日)
MTBの楽しさを共有したいinフォレストバイク小田原
フォレストバイク小田原
神奈川県小田原市荻窪
 https://www.forestbike.jp/

予定試乗車
・ザスカー アロイ エリート M ブラッシュド/ブラック
・ザスカー アロイ コンプ M アクアブルー
・センサースポーツ M ディープティール
・センサーコンプ M ガンメタル
・フォース29 プロ M グロスバーガンディ
・フォース29 エキスパート M グロスピッチグリーン
・フォース29 エリート M サテンブラック
・アバランチェ エリート M モスグリーン
・フォースエリート M レッド
・フォースコンプ M ガンメタル
・アバランチェ エキスパート 27.5 M ブラック
・アバランチェ エリート M モスグリーン
・アバランチェ コンプ M ディープティール


2019年11月23日(祝)
第14回セオサイクル サイクルフェスティバル
袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ
千葉県袖ケ浦市林348-1
04-7189-0100
 http://seocycle.net/seofesweb/index.html

予定試乗車
・グレード カーボン エキスパート M サテンシェイド
・グレード アロイ エキスパート M パープル
・ザスカー アロイ エリート M ブラッシュド/ブラック
・アバランチェ エリート M モスグリーン
・ストンパー エース26 26″ シルバー
・ストンパー エース24 24″ ミント
・ストンパー プライム20 20″ ブルーシルバー
・ランジ16 16″ オレンジ
・ランジ12 12″ オレンジ
 
 
[ 取り扱い ]
ライトウェイプロクツジャパン
 
 

【カワサキ】公道オフローダーとして『KLX230』が新たに登場! 心臓部は空冷4ストローク SOHC 2バルブ。

このご時世にまさかの、オールニュー・オフロードバイクの登場である。新品で250cc以下のオフロードバイクが買えるのは嬉しいことで、簡単に仕様などを見てみたい。

カワサキはまったく新しいモデルとして、乗り手を選ばずオフロードライディングが楽しめる空冷4ストローク単気筒モデルのKLX230を、新発売する。
 
 
< リリースより >
【 KLX230 】
 

カワサキ KLX230 2020年モデル/48万6,000円(税込)/カラー:ライムグリーン

 
KLX230は、誰もがオフロードライディングを楽しめるようにエンジンとフレームが一から新設計され、ライダーをオフロードの楽しさへと誘います。

空冷4ストローク232cm³単気筒エンジンは低中回転域からの力強いトルクを生み出し、シンプルな構造が、高い信頼性を実現。そして、コンパクトなペリメターフレームは、オフロードライディングでの操縦安定性を実現しています。

また、KXシリーズで培った技術を踏襲し、人間工学に基づきマシンコントロール性が高いスリムさやアグレッシブなデザインを採用。フロント21インチ、リヤ18インチのホイールを装備したこのモデルは、カワサキ初となるデュアルパーパスABSを採用し、軽量、パワフル、扱いやすさという特徴と相まって、オフロード走行における理想的なパートナーです。
 

カワサキ KLX230 2020年モデル/48万6,000円(税込)/カラー:エボニー

 
■主な特長
・低中回転域で力強いパワーとスムーズなトルク特性を持つ、空冷4ストローク232cm³単気筒エンジン
・誰もがオフロードを楽しめるよう設計された、軽量コンパクトで低重心なペリメターフレーム
・オフロード走破性を高めた、ロングストロークサスペンションとホイール
・オンロード・オフロードどちらにおいても、ライダーが安心して走行できるようにサポートするデュアルパーパスABS
・アグレッシブなイメージと、オフロードにおけるライダーの自由度を高めたスタイリングとフラットなシートデザイン
・扱いやすく軽快なハンドリングを実現する1,380mmのショートホイールベース
・快適なクルージングを可能にする、6速トランスミッション

■アクセサリー
・ETC2.0車載器キット(取付には別途リヤキャリアが必要です)
・リヤキャリア
・ハンドガード
・スキッドプレート
・ハンドルバーパッド(KLXロゴ)
・ファットバーハンドル
・ブラックアルマイトリム
・フレームカバー
 

カワサキ KLX230/2020年モデル用ハンドルバーパッド。(4,048円)ノーマルのハンドルはスチール製になる。

カワサキ KLX230/2020年モデル用ファットバーハンドル。(1万2,320円)ファットタイプだとツインウォールやアルミ製を連想するが、これはスチール。重さにデメリットはあるが、激しい転倒でアルミのように破断せず曲がるので、生還性には利がある。
カワサキ KLX230/2020年モデル用スキッドプレート。(1,617円)金属製と樹脂製で賛否分かれるが、樹脂製のメリットは軽量なことと滑り易さ。純正なので、オイルドレンホールはもちろん備わる。

カワサキ KLX230/2020年モデル用リヤキャリア。(1万7,380円/積載重量 3kg)純正ならではのフィット感が素晴らしい。これに追加するかたちで、ETC2.0車載器キットをONすることが可能。これは純正アクセサリーらしく、ハンドルマウントタイプではなく外観を損なうことがないKLX230 専用の、アンテナ分離型 ETC 車載器キットになる。(4万5,980円)

 
モデル情報
車名(通称名)/KLX230
マーケットコード/KLX230ALF
型式/2BK-LX230A
価格/48万6,000円(税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)、エボニー(BK1)
発売予定日/2019年10月15日
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場PT. Kawasaki Motor Indonesia(KMI)で日本向けに生産された車両です。
※当モデルはABS装着車です。
※実際のモデルはフロント・リヤのウインカーがクリアレンズで形状が異なります。またABS、ヘルメットロックが標準装備です。
 
 
低中回転域を重視して新たに開発された、フューエルインジェクション搭載の4ストローク232cm3単気筒エンジン。空冷とSOHC 2バルブというシンプルな構成で、多くのメリット面を選んだ結果という。空冷エンジンは水冷エンジンに比べ部品点数が少なく済み、軽量コンパクトな車体構成に貢献するのは事実だ。一方、ハイパワーや排ガスコントロールは難しくなる傾向がある。

カワサキのオフロード車に於ける代名詞とも言えるペリメターフレームは、完全新設計でコンパクト且つオフロードライディングでの操縦安定性を実現。様々な状況下におけるテスト走行からのフィードバックを活かし、エンジンとフレームのバランスが、幅広いライダーが楽しめるように設定されている。
KX シリーズのアグレッシブ・イメージのボディワークに合わせ、楕円断面形状のテーパーサイレンサーを採用。設計にもよるが、後輪がフルボトムした時に干渉しないメリットもある。エンジンと繋がるエキゾーストパイプは、低中回転域でのエンジンパフォーマンスを高める狙いの長さで設定され、モトクロッサーにも多いロングスタイル。
1,380mm のショートホイールベースを採用し、扱いやすい軽快なハンドリング特性としている(KLX250は、1,430mm)。サスペンションは、フロントが ø37mm のテレスコピック式でストローク長は 220mm。リヤのニューユニトラックサスペンションは 223mm のストローク長を持つ。窒素ガス封入式リヤユニットは、ライダー体重やタンデムライダーの有無に合わせプリロード調整が可能。
エンジンは、トルクを重視したボア×ストローク比とし、低中回転域から豊かなトルクを発生。車体を力強く前に進めるとともに、低速域で優れたコントロール性能を発揮する。フューエルインジェクションはø32mm のスロットルボディを持ち、緻密なスロットル制御を実現。低速域でのコントロール性能にも貢献。バランサーシャフトを導入し、空冷単気筒でイメージしがちな振動を低減させ、快適性に寄与。
カワサキ初のデュアルパーパスABSを、ボッシュ社と共同開発。このシステムは、オンロードとオフロードどちらの路面においても安全に停止できるようブレーキを制御。ビギナーライダーの安心走行をサポートする。ダート路面での作動やロック挙動が気になる。
シンプル構造の空冷エンジンと操縦安定性に優れるペリメターフレームを同時開発したことで、コンパクトなパッケージを実現。また、KXシリーズと同様のフラットなシートデザインを採用し、ライディングポジションの自由度を高めている。
フロント21インチ、リヤ18インチのアルミ製ホイールを採用。サスペンションは、前後ともにロングストロークタイプを搭載し、最低地上高は 265mm を確保。快適なオフロードライディングに貢献している。気になるシート高は、885mm。2016年に生産終了したKLX250が 890mm なので、低めとは言い難い。
同社のオフロードモデルでよく使われる言葉に「エルゴノミクス」があるが、KLX230も同様。フレームは、形状的にも機能的にも脚でホールドしやすいように設計されていて、優れた車体コントロール性能を実現。シュラウド、シート、サイドカバーのつなぎ目も滑らかになっていて、マシンのコントロール性を高めるとともに、ライダーの動きやすさも高めている。
かつてのオフロードバイクはヘッドライトがとにかく暗かったが、それも過去の話。明るさを第一に設計された大型・大光量仕様で、60/55Wランプが夜間走行時の優れた視認性を実現する。
メーター周りは、大型液晶パネルを採用した、視認性の高いデジタル表示のインストゥルメントパネル。液晶パネルにはスピードメーターのほか、オドメーター、デュアルトリップメーター、燃料計、時計を表示。ディスプレイ横には各種インジケーターランプを備えているが、ABS作動ランプはないようだ。
フューエルタンクは7.4リットルの容量を確保し、優れた航続距離を実現。1回の給油で長時間のライディングを楽しむことができる。公表燃費は少なめで33.4㎞/Lなので、200kmは走れる計算。素材は、同時発売のKLX230Rの樹脂に対し、こちらはスチール製。

左サイドカバー内側にツールボックスが備わり、その中に応急処置に必要な工具類が入っている。ワンキーシステムを採用し、左サイドカバーはイグニッションキーで施錠・解錠が可能。オフロードバイクでは定番の装備であるが、ダートを含むロングツーリング時は、予め使い勝手などを確認しておくのがベスト。機能は問題なくても必要な部品に気が付くことが多いからだ。

 
 
 


※編集部より:

新時代を見据えたオールニュー・オフロードバイク?!

 
 このご時世にまさかのまさかの、オールニュー・オフロードバイクの登場である。「海外で以前から販売していたモデルの国内仕様でしょ?」と思うかもしれないが、そちらの広報資料を見ても、ここ数年では初のモデルとなる(北米も同じ2020年に導入)。

 つまり、生粋の“新生”オフロードバイク、旧い表現で言えばデュアルパーパスモデルとなるのだ。開発から発売に至る経緯は解らないが、どうにも活況が見出だせない国内二輪業界に於いて、カワサキのささやかな良心と言えるのかもしれない。(いや、意地?)

 いずれにせよ、新品で250cc以下のオフロードバイクが買えるのは、どうにも嬉しい。ここは素直に喜んで、簡単に仕様などを見てみたい。

気になるシート高の難易度

 
 まず、排気量は型番通り232cc。機構は、空冷の4ストローク・単気筒とベーシック。250ccにしなかったのは、パワーよりもサイズ&重量を抑えたかったからと予想する。また、コンペティションでなければオフロードは排気量=性能ではないので、気にしなくてよい。驚くのは、エンジンも、その受けとなるフレームも完全新設計であることだ。どこにそのような余裕が……。穿った見方をすれば、長期的視野も含め回収の見込みがあるということだろう。当然、他のモデルへの転用は考えられる。

 ただ、明らかなのは、そうまでして新しいエンジンとフレームを本モデルに投入したかった、ということだ。最良なオフロードバイクを作りたい、という想いがそこにあったことは想像に難くない。純粋にワクワクする。

 ホイールサイズは、オフロードバイクでは定番のフロント21インチ、リヤ18インチ。タイアの選択肢、走破性にメリットあることは言うまでもないが、デメリットはシート高。キャプションでも触れたが、KLX230は885mm。KLX250が890mmなので、苦労して新エンジン&フレームを開発した割には、高い。シート自体のスリムさもKLX250が幅広い、ということはないので、足着き性は優良とは言えない筈だ。セルモーター始動なのでオフロードで再始動困難、というシチュエーションにはならないが、シートに適切な荷重を掛けて登坂が必要な場合や、傾斜角がきついウッズセクションなどで転倒後に跨がろうとする時は、相当にしんどいと思う。
 

参考:2016年発売のKLX250ファイナルエディション。

 

メーカーがどこまでの使用用途を考えているのか気になる

 
 なぜそのようなことを気にするのか、と言うと、KLX230はデュアルパーパスであるので公道走行はもちろん可能で、するとナンバー付き車輌必須のオンタイムエンデューロでの活用が期待できるからだ。
 

 
 新車で買えるハイパワー高性能マシンは内外含め多くあるが、整備のサイクルや部品代の高さといったランニングコスト。なによりも、そもそもの車輌価格を考えるとそれらは容易に買えるマシンではなく、また、せっかく買っても日常の足として使い易いか、と言ったらそれはまずない。

 そう考えた時、日常は通勤や生活の足として、たまの週末に林道ツーリングやアタックツーリング。頑張ってオンタイムエンデューロ、となると、イージーな選択肢は現状、ホンダCRF250Lとヤマハ セロー250しかない。重ね重ね、オフロード走行はパワー必須ではないので、それ以外の諸項目を比較してみた。

< KLX230 CRF250L セロー250 の順 >
シート高/ 885mm 875mm〔830 TypeLD〕 830mm
車両重量/ 134kg 144kg〔143 TypeLD〕 133kg
最低地上高/ 265mm 255mm〔210 TypeLD〕 285mm
燃料タンク容量/ 7.4L 7.8L 9.3L
価格/ 48万6,000円 49万7,880円 56万4,840円

参考で最大トルク/ 19N・m(1.9kgf・m)/6,100rpm 23[2.3]/6,750(N・m[kgf・m]/rpm) 20N・m(2.1kgf・m)/6,000r/min

 どうであろうか? やはり、シートは高い。排気量的には低く作れそうなのだが、転用を考え徹底的なローダウン仕様にはできなかったのかも、と考えてしまう。ローシートで有名なセローがひとり勝ちなのは当然としても、もったいない(セローもSOHC)。サスペンションは柔らかいのかもしれないが、セローもそこは一緒なので、1G’を考慮してもこの差は無視できない。

早い試乗記を頑張りたい

 
 翻って、重量面では頑張っている。筆者はKLX230以外、乗った経験があるが確かにCRF250Lは実感として、とても重い。ある意味、「ルックス車」とまで言ってしまいそうな扱いづらさがある。重心位置も重要ではあるが、KLX230は少なくとも数値上はセローと同等なので、心配は低い。公道や林道ではモトクロスのように過激にマシンを振り回すことはないので、サイレンサー位置や重量は黙殺する。現代は、それよりも騒音や排ガスのほうが重要である。

 オフロード走行では燃費が悪化するのでガソリンタンク容量は気になるが、これは大丈夫そう。セローはある意味、凄いが。価格は、排気量を考えれば最安なのは当たり前だが、オフ車はとにかく各部の消耗&交換が激しいので、イニシャルコストは低いに越したことはない。
 

カワサキ KLX230 2020年モデル/48万6,000円(税込)/イメージ

 
 総じて見れば、全体的なバランスは良い印象。後発なので当然だが、「コスト、コスト」ととにかく日々うるさい昨今。後出しジャンケンが必ずしも成功しない世の中であり、様々な条件を勘案してできあがった一台なのだろう。

 早いうちに試乗インプレッション記事もお届けしたいと思う。ご期待あれ。(やかん)


 
 

< 関連記事 >

【カワサキ】KLX230 / Rの全貌と魅力を紐解く、特濃試乗インプレッション&開発者インタビュー (導入編)
 
 
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【カワサキ】モトクロッサー『KX』シリーズ 2020年モデルが登場! KX250はよりハイパワー仕様に。(4st編)

カワサキは、高回転域におけるパフォーマンスの向上とさらなる出力向上を実現した4ストロークモトクロッサー、KX250などの2020年モデルを新発売する。
 
 
< リリースより >
【 KX250 】
 

ファクトリースタイルのエンジンコンポーネントとチューニング
カワサキ KX250 2020年モデル/79万3,800円(税込)

 
高回転域におけるパフォーマンスの向上とさらなる出力向上を実現したKX250。「中級レベルのライダーからエキスパートライダーまで、表彰台の頂点に立たせる」というKXデビューから普遍の設計理念をもとに、歴代最速の4ストローク250cm³クラスのKXが誕生しました。

249cm³水冷4ストローク単気筒エンジンは、吸気バルブの大径化、フィンガーフォロワーロッカーアームの採用、デュアルインジェクター、ダウンドラフト構造の吸気ラインなどレーサー直系の先進技術により、さらなる進化を遂げています。
 

ファクトリースタイルの車体コンポーネントとチューニング
カワサキ KX250 2020年モデル/79万3,800円(税込)

 
■主な変更点
・最高出力を約3.3PS高めた新型エンジン
NEW レブリミットを向上した、フィンガーフォロワーロッカーアームの採用
NEW 高回転域における性能を高めた、ボア×ストロークの変更(78.0×52.2)
・それぞれ異なる役割を担うデュアルインジェクターの採用
NEW エンジンマウント剛性バランスを最適化した、アルミニウム製ペリメターフレーム
NEW 滑らかな動きと確実な減衰特性を発揮する、ファクトリースペックの大径コイルスプリングフロントフォーク
NEW より強力な制動力を発揮する、ブレーキシステム
・カラー&グラフィックの変更
 
ファクトリーマシンのチューニングが施された、パワフルな高回転型水冷4ストローク249cm3単気筒エンジン

KX450 と同様、スーパーバイク世界選手権のエンジニアが設計したフィンガーフォロワーロッカーアームを採用。レブリミットを 500rpm 向上し、より強力なパワーが得られるアグレッシブなカムプロフィールの設定が可能となった。吸排気バルブの大径化(吸気:ø31mm → ø32mm、排気:ø25mm → 26.5mm)とハイリフト化(吸気:9.3mm →10.3mm、排気:8.8mm → 9.1mm)も行われている。
エアボックスの構造を見直し、テーパー形状のファンネルを短くすることで(120mm → 70mm)、高回転域の性能を向上。吸気ダクトの配置を見直すことで、さらに直線的な吸気アプローチを実現。ダウンドラフト構造の吸気ラインにより、シリンダーへの吸気進入角は 32.5°(従来は29.5°)となり、シリンダー充填効率とエンジン出力を向上させた。
新しいエンジンは最高出力を約2.4kW(3.3PS)高め、10,000rpm から際立つより強力な高回転性能を実現。ライダーにストレートでの優位性をもたらしている。またレブリミット向上との組み合わせが、コーナー間の走行をスムーズにし、より速いラップライムを刻むことが可能となった。
ファクトリーマシンと同一設計の大口径ピストンにより、あらゆる回転域で強力な性能を発揮。ブリッジドボックスボトムなどは変わらずだが、ピストンクラウンの設計を見直すことで圧縮比を向上(13.4:1→14.2:1)。
排気システムの変更により、高回転域の性能を向上。エキゾーストパイプの長さを30mm短縮し、ジョイントパイプにはハイドロフォーミングによる逆テーパー形状を採用(ø48.6mm → ø45~54mm)。
ø48mm倒立コイルスプリングフロントフォークを新たに採用し、ストローク初期動作を向上。大径インナーチューブの採用により大径ダンピングピストン(ø25mm)の使用を可能にし、滑らかな動きと確実な減衰特性を実現。スプリングレートは、KX250のエンジン出力向上に合わせて変更。
新しい KYB 製フロントフォークに合わせ、同じKYB 製リヤショックユニットを採用。
エンジン下部フロント側のマウント(クランクケース前面)に使用されている貫通ボルトをスタッドボルトへ変更し、全体的なフレーム剛性を最適化。その結果、リヤサスペンションの衝撃吸収性能が向上。アクセサリーシャーシパーツとして『スキッドプレート』の用意もある。

新しいボディワークに施されるファクトリースタイルのグラフィックスは、KX250のパフォーマンスイメージを反映。シュラウドをコンパクトに設計することで、ライダーの自由度を向上。段差のない滑らかなデザインにより、ライダーの動きを妨げない。また、ライダーの脚がひっかからないよう、シュラウドはフレームの一部も覆っている。
カワサキ KX250 2020年モデル/79万3,800円(税込)

 
モデル情報
車名(通称名)/KX250
モデルイヤー/2020
マーケットコード/KX252BLF
価格/79万3,800円(税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)
発売予定日/2019年8月1日
※KX250は公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
 

 
 
【 KX450 】
充実した装備と高い戦闘力を誇る4ストロークモトクロッサー、KX450。

カワサキ KX450 2020年モデル/99万3,600円(税込)

数多くの先進の機能を採用したエンジンとこれまでで最もスリムな車体を与えられたKX450。「中級レベルのライダーからエキスパートライダーまで、表彰台の頂点に立たせる」というKXの設計概念は、KXブランドをこの世に送り出し40年以上経った今でも揺るぎません。

数々のAMAタイトル獲得の事実は、KXの真の実力を証明。449cm³水冷4ストローク単気筒エンジンは、吸気ラインのダウンドラフト化、フィンガーフォロワーロッカーアームの採用により、高い出力を実現しています。

また素早い再始動が可能となるセルフスターターや、安定した操作フィーリングを可能にする油圧クラッチを搭載。ファクトリーマシンからフィードバックされた先進技術により、レースでの戦闘力を高めています。

■主な変更点
・カラー&グラフィックの変更
 

カワサキ KX450 2020年モデル/99万3,600円(税込)

 
モデル情報
車名(通称名)/KX450
モデルイヤー/2020
マーケットコード/KX450JLF
価格/99万3,600円(税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)
発売予定日/2019年8月1日
※KX450は公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
 
 
【 KLX110L 】
子供から大人まで幅広くオフロードを楽しめるKLX110L。
カワサキ KLX110L 2020年モデル/27万円(税込)

■主な変更点
・カラー&グラフィックの変更
 
モデル情報
車名(通称名)/KLX110L
モデルイヤー/2020
マーケットコード/KLX110DLF
価格/27万円(税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)
発売予定日/2019年10月1日
※KLX110Lは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand) Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両です。
※当モデルは体重70kg以下の方の使用を想定して設計されています。また激しいオフロード走行には適していません。
 

カワサキ KLX110L 2020年モデル/27万円(税込)

 
 
 


※編集部より:

小変更だがより煮詰めが進んだ KX250

 
 例年、モトクロッサーは450と250を順番に大幅チェンジしているが、KXは昨年の450の変化に比べ、250は小規模の変更となった。

 まず、450でカワサキモトクロッサーでは初となったバッテリー搭載でのセルモーター始動はなし。世界的に見れば、このクラスには不要との判断なのだろう。体格の小さな日本人としては厳しいが、致し方ない。エンジン自体は、元からトップが良く伸びると一般ライダーからも好評のKXの特性は、更に進化しているようだ。KXは海外ではファクトリークラス・ライダーの活躍が、どちらの排気量もひとりだけが抜きん出ている状態なので、一概にマシンの高性能、とは言い切れないところだが、調子のよくない車体でポディウムに登れる訳はないので、その点は間違いないのではないか。

 一時期注目されたエアサスペンションも、結局はオフロードバイクでの普及はなかったようだ。聞くところによると、エア式は初期の動作がやはりどうしても硬く、これはマウンテンバイクでもよく指摘される点だが、遥かに車重があるモーターサイクルではそれと動作のバランス取りが非常に難しいらしい。動きのスムーズさは、相変わらずコイル式に軍配が上がる、というのが今のところの評価だろう。

 体格やコースを考えると日本人にはよりマッチしやすいと思う250ccモデルだが、新生KX250の具合はどうであろうか? カワサキは現在、メディア向けにも公開してのモトクロッサー試乗会を実施していないので個々に借り出すしかないのだが、機会あれば体験してみたいとは考えている。(やかん)


 
 
[ 問い合わせ先 ]
カワサキモータースジャパンお客様相談室
フリーコール/0120-400819
月~金曜9:00~12:00、13:00~17:00(祝日、当社休日を除く)
 
 

【カワサキ】モトクロッサーの『KX』シリーズ 2020年モデルが登場。(2st編)

カワサキは、充実した装備と高い戦闘力を誇る2ストロークモトクロッサー、KX85-II他の2020年モデルを新発売する。
 
 
< リリースより >
【 KX85-II 】
 

カワサキ KX85-II 2020年モデル/38万3,400円(税込)

 
KX85・KX85-IIは高い剛性を誇るペリメターフレームに84cm³のパワフルな2ストロークエンジンを搭載。インナーチューブ径36mmの倒立フロントフォーク、ユニトラックリヤサスペンションなど充実した装備との組み合わせは優れたパフォーマンスを発揮します。

また、ハンドルバーは6つのポジションに調節が可能。ライダーの好みに応じて選択出来るようになっています。

さらに人間工学を取り入れたボディワークは快適な乗り心地と操作性を両立。「表彰台のトップにライダーを送り込む」というカワサキの設計理念がふんだんに盛り込まれています。

フロント17インチ、リヤ14インチのKX85に加え、フロント19インチ、リヤ16インチの大径ホイールを採用したKX85-IIも同時にラインナップしています。
 

カワサキ KX85 2020年モデル/37万2,600円(税込)

 
■主な変更点
・カラー&グラフィックの変更
 
カワサキ KX85 2020年モデル/37万2,600円(税込)

カワサキ KX85-II 2020年モデル/38万3,400円(税込)

 
モデル情報
車名(通称名)/KX85、KX85-II
モデルイヤー/2020
マーケットコード/KX85CLF、KX85DLF
価格/37万2,600円、38万3,400円(ともに税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)
発売予定日/2019年8月1日
※KX85・KX85-IIは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
 
 
【 KX100 】
ファクトリーマシンをイメージした本格派FUNライドモデルKX100。
カワサキ KX100 2020年モデル/40万5,000円(税込)

■主な変更点
・カラー&グラフィックの変更
 

カワサキ KX100 2020年モデル/40万5,000円(税込)

 
モデル情報
車名(通称名)/KX100
モデルイヤー/2020
マーケットコード/KX100FLF
価格/40万5,000円(税込)
カラー(カラーコード)/ライムグリーン(GN1)
発売予定日/2019年8月1日
※KX100は公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※メーカー希望小売価格は2019年7月現在の消費税8%を含む参考価格です。
 
 
 


※編集部より:

KX100 があるが、やはり本命は KX85-II

 
 排ガスなどの問題から、確実に市場から姿を消しつつある2ストロークエンジン。一部で125ccのエキシビション的な動きはあるものの、一般普及への復活とは当然ならず、ホンダを除けば車格が小さく軽量な85ccサイズ(海外ではミニバイク扱い)がキッズを中心に生き残っているのが現状。

 とは言うものの、そのホンダの4ストローク車に牙を剥くように一度リニューアルしたカワサキ・KX85のポテンシャルは凄まじいもので、外車勢ではまだまだ活況の2ストロークエンジンの余波を感じさせるものであった。その当時の筆者体重は45kgであったが、正直、素人では到底扱いきれない爆発的なパワーと、それに見合ったハードな足回りを持っていた。

参考/コラム
三月は深き紅のダートを Dirt53 全日本後のSUGOをダッシュ!

 身体が小さな日本人には、確実な武器になるのは間違いないことをここで保証しておく。

 ただし、KX80に未だに乗っている筆者もそうであるが、アタマの痛いのが2ストオイルの問題。かつて定番であったカストロール製が生産をストップしてしまい、それに代わる商品がこれといってないのが現状だ。アムズオイル製を後釜で使おうとした矢先、本国の意向と日本での販路変更があり、今は正規では買えない状態。排気煙の香りを楽しめるのも2ストロークエンジンならでは、と考えているので、ストックしたオイルを大事に使うしかない日々である。

 さて、そんな中、20年モデルでも国内で継続販売となったKX100であるが、どういった使い道があるだろうか? 参考として車格やパワーを窺ってみたい。

< KX100 >
全長/1,920mm
シート高/870mm
内径x行程/圧縮比/52.5mm×45.8mm/10.2:1(低回転)・8.7:1(高回転)
ホイールトラベル/前 275mm,後 275mm
タイアサイズ/前 70/100-19 42M,後 90/100-16 52M
車両重量/77kg
燃料タンク容量/5.0L

< KX250 >
全長/2,172mm
シート高/948mm
内径x行程/圧縮比/78.0mm×52.2mm/14.2:1
タイアサイズ/前 80/100-21 51M,後 100/90-19 57M
ホイールトラベル/前 314mm,後 310mm
車両重量/105.3kg
燃料タンク容量/6.4L

< YZ125(ヤマハ) >
全長/2,135mm
シート高/975mm
内径x行程/圧縮比/54.0mm×54.5mm/8.6-10.7:1
タイアサイズ/前 80/100-21 51M,後 100/90-19 57M
ホイールトラベル/前 300mm,後 315mm
車両重量/94kg
燃料タンク容量/8.0L

 一瞬、国内でも試験的に始まった2スト125エキシビションへの特例参加はどうか、とも思ったが、スペック的には厳しさある雰囲気だ。モトクロッサーはパワー表記が公式にないので、出力は数値から想像するしかないが、YZ125と比べてもやや弱めか。足回りも、タイアサイズが説得力にすこし欠ける。シート高がかなり低いので、やはりファンライド的な楽しみかたが好適かもしれない。日本でその目的で本機を所有するのは、なかなかに裕福ではあるが。

 なお、現段階ではKX65のアナウンスはありかなしかも一切ない。USでは一応、発表済み。(やかん)


 
 
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【ホンダ】モトクロス競技専用車『CRF250R』、エンデューロ競技専用車『CRF250RX』の2020年モデルを発売。

ホンダは、モトクロッサー『CRF250R』とエンデュランサー『CRF250RX』の仕様を一部変更して、2020年モデルとして発売する。
 
 
< リリースより >
Hondaは、モトクロス競技専用車『CRF250R』とエンデューロ競技専用車『CRF250RX』のエンジン出力を向上させるなど仕様の一部を変更し、2020年モデルとしてそれぞれ2019年8月30日(金)に受注期間限定※で発売します。
※ 受注期間は2019年5月23日(木)から12月31日(火)まで
 

ホンダ CRF250R 2020年モデル

 
CRF250R、CRF250RXともに、シリンダーヘッド、ピストン、カムシャフトのエンジン主要部品とエキゾーストパイプを新設計、またエアフィルタを大型化することで、高回転域の出力を向上させるとともに、低回転域でのトルク向上を実現しました。

さらに、ギアレシオを最適化するとともに、ギアポジションごとに最適な燃料噴射のセッティングを施すことで、より扱いやすく、力強い走行フィーリングを実現しました。
車体は、フレームとスイングアームの剛性と、前後サスペンションのセッティングを最適化することで、優れたハンドリング性能を追求しています。
カラーリングは、両車種ともにHondaのモトクロスマシンのアイデンティティーを継承するエクストリームレッドとしています。
 

ホンダ CRF250RX 2020年モデル

 
価格(消費税8%込み)
CRF250R 83万1,600円

CRF250RX 84万7,800円

*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
*このCRF250R、CRF250RXは公道および一般交通の用に供する場所では一切走行ができません。また、登録してナンバープレートを取得することもできません
*走行場所には十分注意してください。私道や林道、河原、海辺などの公共の道路以外の場所でも、人や車が自由に出入りできるところは道路とみなされ、道路交通法および道路運送車両法の違反になります
 
 
【 主要諸元 】
通称名/CRF250R
車名・型式/ホンダ・ME12
全長×全幅×全高(mm)/2,181×827×1,260
軸距(mm)/1,486
最低地上高(mm)/327
シート高(mm)/957
車両重量(kg)/108
エンジン種類/水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3)/249.4
内径×行程(mm)/79.0×50.9
圧縮比/13.9
燃料供給装置形式/電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>(スロットルボアΦ44mm)
始動方式/セルフ式
点火装置形式/DC-CDI式
燃料タンク容量(L)/6.3
クラッチ形式/湿式多板コイルスプリング式
変速機形式/常時噛合式5段リターン
キャスター角(度)/トレール量(mm)/27° 29´ / 116
タイア 前/80/100-21 51M
 後/100/90-19 57M
ブレーキ形式 前/後/油圧式ディスク
懸架方式 前/テレスコピック式(倒立サスペンション)➖クッションストローク305mm
 後/スイングアーム式(プロリンク)➖アクスルトラベル317mm
フレーム形式/アルミツインチューブ
(Honda測定値)
■製造事業者/本田技研工業株式会社 熊本製作所
 
 
[ 問い合わせ ]
ホンダお客様相談センター
TEL/0120-086819
 
 

【ホンダ】モトクロス競技専用車『CRF450R』、エンデューロ競技専用車『CRF450RX』の2020年モデルを発売。

ホンダは、モトクロッサー『CRF450R』とエンデュランサー『CRF450RX』の仕様を一部変更して、2020年モデルとして発売する。
 
 
< リリースより >
Hondaは、モトクロス競技専用車『CRF450R』とエンデューロ競技専用車『CRF450RX』に、動力を効率よく後輪に伝達する「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」を初採用するなど仕様の一部を変更し、2020年モデルとしてそれぞれ2019年8月30日(金)に受注期間限定※で発売します。
※ 受注期間は2019年5月23日(木)から12月31日(火)まで
 

ホンダ CRF450R 2020年モデル

 
CRF450R、CRF450RXともに、急な路面状況の変化によるリアタイアの空転を抑制し、効率よく動力を伝達する、3段階のレベル選択が可能なHonda セレクタブル トルク コントロールを初採用するとともに、エンジンの回転上昇を瞬時にコントロールし、より安定したスタートを実現するローンチコントロールシステムを、より緻密に制御できるように進化させています。

また、燃料噴射のセッティングを最適化することで、エンジン低回転域での扱いやすさを向上させました。
車体は、バッテリー搭載位置を変更し低重心化を図るとともに、前後サスペンションのセッティングを最適化することで、操縦安定性をより向上させました。
カラーリングは、両車種ともにHondaのモトクロスマシンのアイデンティティーを継承するエクストリームレッドとしています。
 

ホンダ CRF450RX 2020年モデル

 
価格(消費税8%込み)
CRF450R 97万7,400円

CRF450RX 99万3,600円

*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
*このCRF450R、CRF450RXは公道および一般交通の用に供する場所では一切走行ができません。また、登録してナンバープレートを取得することもできません
*走行場所には十分注意してください。私道や林道、河原、海辺などの公共の道路以外の場所でも、人や車が自由に出入りできるところは道路とみなされ、道路交通法および道路運送車両法の違反になります
 
 

ホンダ CRF450R 2020年モデル

ホンダ CRF450R 2020年モデル

 
【 主要諸元 】
通称名/CRF450R
車名・型式/ホンダ・PE07
全長×全幅×全高(mm)/2,183×827×1,260
軸距(mm)/1,482
最低地上高(mm)/328
シート高(mm)/960
車両重量(kg)/112
エンジン種類/水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3)/449.7
内径×行程(mm)/96.0×62.1
圧縮比/13.5
燃料供給装置形式/電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>(スロットルボアΦ46mm)
始動方式/セルフ式
点火装置形式/DC-CDI式
燃料タンク容量(L)/6.3
クラッチ形式/湿式多板コイルスプリング式
変速機形式/常時噛合式5段リターン
キャスター角(度)/トレール量(mm)/27° 22´ / 116
タイア 前/80/100-21 51M
 後/120/80-19 63M
ブレーキ形式 前/後/油圧式ディスク
懸架方式 前/テレスコピック式(倒立サスペンション)➖クッションストローク305mm
 後/スイングアーム式(プロリンク)➖アクスルトラベル314mm
フレーム形式/アルミツインチューブ
(Honda測定値)
■製造事業者/本田技研工業株式会社 熊本製作所
 
 
[ 問い合わせ ]
ホンダお客様相談センター
TEL/0120-086819