2015 DOWNHILL SERIES POWERD BY SRAM #6 富士見パノラマ レポート1。

今年はいよいよ東日本にも進出して来てくれた、ダウンヒルシリーズ。会場となったのは、関東のマウンテンバイクライダーなら誰もがその名を上げる富士見パノラマリゾート(長野)。その大会に、宣言通りダート&モト編集部が参戦して来ました。

2015 DOWNHILL SERIES POWERD BY SRAM #6 富士見パノラマ レポート1。

掲載日:2015年09月28日  取材・写真・文/やかん

取材協力/ミヤタサイクル(MERIDA BIKES)

 

今年はいよいよ東日本にも進出して来てくれた、ダウンヒルシリーズ。会場となったのは、関東のマウンテンバイクライダーなら誰もがその名を上げる富士見パノラマリゾート(長野)。その大会に、宣言通りダート&モト編集部が参戦して来ました。

 

コース設定は驚きの
Aコースフル区間4.2km

今回のダウンヒルシリーズの最大の注目は、戦いの地となった富士見パノラマリゾートのコース設定です。この富士見パノラマはダウンヒルコースをいくつか持っていて、その中で最も難易度が高いと言われているAコースが舞台となりました。と、ここまではJCF管轄のレースでも何時も使用されているので代わり映えしないのですが、そこはやはり主催者側も分かっていたようです。なんと10年以上ぶりとなる、Aコースフル区間4.2kmを使用する設定となったのです。

JCFなどのレースでは規則の変更なども関係し、10年以上前からAコース途中からのレースとなっていました。スタート位置は何回か変わったと思いますが、とりあえずライダーたちはAコース途中までを自分のペースで降りてきて、途中に設置されたスタート位置からタイムアタックでした。筆者がダウンヒルを始めた頃やレースが富士見パノラマで開催され始めた頃は、Aコースフル区間使用は当たり前でしたが、とにかくこの4.2kmのレースは体力的に辛い。一時も気が抜けず、強いフィジカルが要求されるレースフォーマットでもありました。

筆者がダウンヒルシリーズにエントリーしてみようと思ったのは、そもそもはこのシリーズ戦の趣旨などに興味を持ち、一度は参加してみたかったからなのですが、まさかその一発目のレースがAコースフル区間になるとは。そもそも、Aコース自体を走るのも何十年ぶりなので、かなり不安でしたが腹をくくるしかありません。富士見パノラマ以外では、ダウンヒルシリーズの開催地は西日本に寄っていて、距離的に遠征が厳しいのです。諦めです。

ちなみに、今回の参戦にあたっては事前の告知通り、株式会社ミヤタサイクルの協力を得て、MERIDA BIKESのONE-TWENTY 7.500(2016)を用意しました。純然たるダンヒルバイクでないし、下り方向に振ったモデルでもないので、色々と不安はありましたが、プライスなどを考慮しての選定となりました。バランスの良いBIKEでどこまで走れるか?!

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受付で配られた物一覧。ゼッケンとシリーズ戦のチラシ、KONAとurgeのカタログ。記念品などはナシ。
受付で配られた物一覧。ゼッケンとシリーズ戦のチラシ、KONAとurgeのカタログ。記念品などはナシ。

会場入りは、試走とタイムドセッションが行われる、土曜日。本戦自体は日曜日単発になっていて、充分な試走や事前のタイム計測による出走順を気にしなければ、1日参加でもOKなレースとなっています。日曜日のみ参加の人も、それなりにいました。会場に着いて、簡単な設営などを済ませたら、早速の試走です。何十年も走っていないAコースをいきなり走れるのか、と不安も多かったですが仕方がありません。BIKEのセッティングについてだけ触れておきます。

 

死ぬかと思った
数十年ぶりのAコース

ONE-TWENTY 7.500(2016)は前後ともエア式のサスペンションを備えるモデルで、使用メーカーはどちらもSRサンツアーになります。エア圧に関してミヤタサイクルから詳細を聞けなかったので、こちらはSRサンツアーの国内代理店に問い合わせをしました。それによると、SRサンツアーの商品は、個々に決まった数値は持っておらず、各BIKEに付いた状態でのサグ測定でエア圧を決めて欲しい、という事でした。その数値は、全体のストローク量の20%をサグとして出すというので、ONE-TWENTY 7.500(2016)は前後とも120mmストロークなので、基準値は24mmです。測定はノギスを使って行いました。ダウンヒルレースなので少し動く方向でもよいのかな? とも思いましたが、エア式なのであまり加圧しない(柔らかくする)と底づき(スタックダウン)してサスペンションを傷めしまうので、それはしないで下さい、という話も代理店からはもらったので、20%のサグ値は正確にセッティングしました。

サグ値の測定にはノギスを使用した。
サグ値の測定にはノギスを使用した。
フロントはセッティングの参考になるOリングが装着されていたので、こちらを使用してサグ値を測った。
フロントはセッティングの参考になるOリングが装着されていたので、こちらを使用してサグ値を測った。
リアはOリングがなかったので、インナーチューブを綺麗に拭いてから、沈み込んだ時に出来るオイル線を参考に数値を出した。
リアはOリングがなかったので、インナーチューブを綺麗に拭いてから、沈み込んだ時に出来るオイル線を参考に数値を出した。

予備運動もロクにせずいきなり飛び込んだAコースは、早朝まで降った雨の為、かなりスリッピー。コースレイアウトもまったく忘れていたので、それに対応するので精一杯でライン取りもペース配分もあったものではありません。走り終わると、BIKEはかなりの泥だらけになっていました。筆者がエントリーしたファーストタイマークラスは、タイムドセッションは午後一で実施されたので、最後の気合でAフルコース1本を走り終えたら、後はゴールエリアに設けられた各ブランドのブースを、無料で提供されたRedBullを飲みながら見て回りました。

マディーでスリッピーな路面であったが、タイアトレッドが泥で埋まってしまうまではいかなかったのは幸い。ONE-TWENTY 7.500(2016)は、前後サスペンションの調整をしただけで、他はメーカー出荷状態。
マディーでスリッピーな路面であったが、タイアトレッドが泥で埋まってしまうまではいかなかったのは幸い。ONE-TWENTY 7.500(2016)は、前後サスペンションの調整をしただけで、他はメーカー出荷状態。
今大会の冠スポンサーにもなったコナブース。展示車両だけでなく、試乗車も多く用意し、本格ダウンヒルバイクはAコース試乗も出来た。
今大会の冠スポンサーにもなったコナブース。展示車両だけでなく、試乗車も多く用意し、本格ダウンヒルバイクはAコース試乗も出来た。
シリーズ戦のスポンサーであるスラムブース。代理店が扱うアトラスブレースやフォックスのガードなど、ダウンヒルで必須のプロテクター類を展示。試し付けもOK。
シリーズ戦のスポンサーであるスラムブース。代理店が扱うアトラスブレースやフォックスのガードなど、ダウンヒルで必須のプロテクター類を展示。試し付けもOK。
JCFレースでも積極的にブース展開する、ベルヘルメットとマキシスタイア。展示と説明だけでなく、ステッカーブレゼントも実施した。
JCFレースでも積極的にブース展開する、ベルヘルメットとマキシスタイア。展示と説明だけでなく、ステッカーブレゼントも実施した。
多くのライダーの足元をサポートするマビックホイールとシューズ展示。ホイールは恒例となった、自身のBIKEに付けての試走が可能なキャンペーンを本大会でも開催。
多くのライダーの足元をサポートするマビックホイールとシューズ展示。ホイールは恒例となった、自身のBIKEに付けての試走が可能なキャンペーンを本大会でも開催。
軽量で独特なベンチレーション機構が特徴のアージュヘルメットの展示・試着ブース。キッズ用からダウンヒル用まで、幅広い展開。
軽量で独特なベンチレーション機構が特徴のアージュヘルメットの展示・試着ブース。キッズ用からダウンヒル用まで、幅広い展開。
今年のトレックはダウンヒルにも積極的。最新BIKEを持ち込んでのアピールを展開した。もちろん跨るのOK。10月には本国ファクトリーライダーが来日する。
今年のトレックはダウンヒルにも積極的。最新BIKEを持ち込んでのアピールを展開した。もちろん跨るのOK。10月には本国ファクトリーライダーが来日する。
主催者によるアイディアでゴールエリアに展開された各メーカーブース。ライダーはゴール後は必ずここを通るルートになっていて、展示する側のコンタクトチャンスを最大限に発揮出来るようになっていた。
主催者によるアイディアでゴールエリアに展開された各メーカーブース。ライダーはゴール後は必ずここを通るルートになっていて、展示する側のコンタクトチャンスを最大限に発揮出来るようになっていた。

 

本大会で一番オトクだった
PROライダーによるコース解説

なお、いくつかの会場では実施していたようですが、タイムドセッションがすべて終了した後の夕方から、受付をした建物内でPROライダーによるコース解説が行われ、これがウルトラお得な時間でした。参加自由・無料で、ヘルメットカメラで撮影した動画を使いながら、ライン取りなどのレクチャーをしてくれるのですが、その場に集まった参加者は当然さきほどAコースフル区間を走り終えていて、その感覚を忘れないうちにレクチャーしてくれるこの催しは最強、素晴らし過ぎました。筆者レベルだと、PROライダーの走りやライン取りはもう別次元で頷く事しか出来なかったのですが、ある程度のレベルのライダーなら教わった内容を翌日の本戦で活かせるのです。コース解説だけでなく質疑応答も自由で、1時間を軽く超す、非常に盛り上がって熱い時間となりました。参加費8,000円と、決して安くはないレースですがこのコース解説を聞けた人は、まったく損した気分にはならなかったと思います。土日開催にしているメリットでもありますね。

メインの講師を努めたのは、井手川 直樹選手。自身が撮影した動画で細かなレクチャーをしてくれた。
メインの講師を努めたのは、井手川 直樹選手。自身が撮影した動画で細かなレクチャーをしてくれた。
講師陣は他にもたくさん。清水 一輝選手と九島 勇気選手は寝ている訳ではない。瞬きのタイミングで撮影しただけ。色々と話してくれた。
講師陣は他にもたくさん。清水 一輝選手と九島 勇気選手は寝ている訳ではない。瞬きのタイミングで撮影しただけ。色々と話してくれた。
井本 はじめ選手は、時折身を乗り出しての積極的なレクチャー。途中から、黒沢 大介選手も加わってのセッションとなった。
井本 はじめ選手は、時折身を乗り出しての積極的なレクチャー。途中から、黒沢 大介選手も加わってのセッションとなった。

さて、初日の様子はここまでです。続きはまた明日。

 

Red Bull X-Fighterssプレトリア大会 パジェスが優勝、東野が3位に。

Red Bull X-Fighters (レッドブル・エックスファイターズ)プレトリア大会(第4戦)で、1万7,000人の熱狂的なファンが見守る中、トリックのレパートリーに新たに加わったFlair を見事に決め、東野貴行(日本)が3位に食い込んだ。

Red Bull X-Fighterssプレトリア大会 パジェスが優勝、東野が3位に。

 

Red Bull X-Fighters (レッドブル・エックスファイターズ)プレトリア大会(第4戦)で、1万7,000人の熱狂的なファンが見守る中、トリックのレパートリーに新たに加わったFlair を見事に決め、東野 貴行(日本)が3位に食い込んだ。今シーズン最大の激戦となった本大会を制したのは、FMX界随一の革新者、トム・パジェス(フランス)。続いてクリントン・ムーア(オーストラリア)が2位に入った。

プレトリア、南アフリカ – 今大会で、東野 貴行は2015年度Red Bull X-Fighters 初の表彰台入りを果たした。彼にとって、通算5回目の表彰台入りとなった。この土曜日、去年に引き続き南アフリカのプレトリアにて開催されたRed Bull X-Fighters ワールドツアーの準々決勝で、東野選手はマイケル・メレロ(スペイン)を下した後、準決勝でクリントン・ムーア(オーストラリア)と対戦した。プレトリアを代表する歴史的な建物、ユニオン・ビル正面に設置されたトラックで、この地方特有の赤い土を舞い上げながら、東野選手は、非常に難度の高いRock-Solid Backflip、さらには最近マスターしたばかりのFlairをきめ、ずば抜けたランを披露したものの、ファイナルに勝ち進んだのは対戦者のムーアであった。

「とてもクレージーな大会でした。最高のファンの前で、ものにしたばかりのトリックFlair を披露できて本当に嬉しいです。」東野選手はさらにコメントを続けた。「トラックが大きいので、エネルギーがたくさん必要です。でも好みのトラックですね。今回はミスもなく、自分のベストを出せたので、最高に幸せです。」

2015年9月12日、南アフリカの首都プレトリアで2年連続の開催となったRed Bull X-Fighters。FMX界きっての革新者と称されるトム・パジェスが劇的な勝利を挙げ、2015年度ワールドツアー総合順位が新たに入れ替わる事態となった。パジェスは決勝で、今シーズンを通じ総合順位トップの座を守り続けるムーア(オーストラリア)と対戦。歴史に残る名戦となった決勝で、両者は過去のシーズンでは予想すら出来ないトリックを次々ときめて見せた。

今大会独特のダブルラインを備えたトラックで、ムーアがシグニチャートリックであるBundy 、さらにdirt-to-dirt Voltを競技会で初めて成功させると、17,000人の観客から大きな歓声が上がった。しかし、トリックのレパートリーでは誰にも負けないパジェスである。ムーアのランに続き、まさに人々の期待を上回るランを見せた。シグネチャートリックのAlley-Oop Flair、Bike Flip とSpecial Flipに続き、新たにトリックリストに加わったばかりのTransfer Flipと立て続けにきめて見せたのである。審判員5人の満場一致でパジェスの優勝がきまった。

本大会の結果を受け、世界で最も権威あるフリースタイル・モトクロス・シリーズの総合順位でパジェスとムーアが同点トップに立った。2015年10月30日にアブダビにて開催予定のシーリズ閉幕戦は、歴史に残るショーダウンになることまず間違いない。

プレトリア大会結果:
1位 トム・パジェス(フランス)
2位 クリントン・ムーア(オーストラリア)
3位 東野 貴行(日本)
4位 ジョシュ・シーハン(オーストラリア)
5位 ロブ・アデルバーグ(オーストラリア)
6位 ダーヴィッド・リナルド(フランス)
7位 マイケル・メレロ(スペイン)
8位 レミ・ビゾール(フランス)
9位 アダム・ジョーンズ(アメリカ)
10位 ハヴィエル・ヴィレガス(チリ)
11位 アラステア・セイヤー(ボツワナ)
12位 ダニー・トレス(スペイン)

ワールドツアー総合順位:
1位 パジェス(280ポイント)
2位 ムーア(280ポイント)
3位 シャーウッド(185ポイント)
4位 リナルド(145ポイント)
5位 シーハン(145ポイント)
6位 アデルバーグ(135ポイント)
7位 トレス(100ポイント)
8位 ジョーンズ(100ポイント)
9位 東野(95ポイント)
10位 ビゾール(90ポイント)

 

Tom Pages of France performs during the finals of the fourth stage of the Red Bull X-Fighters World Tour in Pretoria, South Africa on September 12, 2015.
Tom Pages of France performs during the finals of the fourth stage of the Red Bull X-Fighters World Tour in Pretoria, South Africa on September 12, 2015.

 

 

Taka Higashino of Japan, Tom Pages of France and Clinton Moore of Australia celebrate at the Red Bull X-Fighters World Tour at the Lawns of the Union Buildings in Pretoria, South Africa on September 12 2015.
Taka Higashino of Japan, Tom Pages of France and Clinton Moore of Australia celebrate at the Red Bull X-Fighters World Tour at the Lawns of the Union Buildings in Pretoria, South Africa on September 12 2015.
Maikel Melero of Spain performs during the finals of the fourth stage of the Red Bull X-Fighters World Tour in Pretoria, South Africa on September 12, 2015.
Maikel Melero of Spain performs during the finals of the fourth stage of the Red Bull X-Fighters World Tour in Pretoria, South Africa on September 12, 2015.

 

 

[ ソース ]

RedBull

 

2015全日本モトクロス選手権シリーズ第10戦MFJGPへのトレイ・カナード選手、山本 鯨選手、ティム・ガイザー選手 3選手の参戦を決定。

2015全日本モトクロス選手権シリーズ第10戦MFJGPへのトレイ・カナード選手、山本 鯨選手、ティム・ガイザー選手 3選手の参戦を決定。

 

Hondaは2015年10月25日(日)に宮城県にあるスポーツランドSUGOで開催される2015全日本モトクロス選手権シリーズ第10戦MFJGPに、トレイ・カナード選手(24歳 アメリカ)と山本 鯨(けい)選手(23歳 埼玉県)をIA1(450cc)クラスへ、ティム・ガイザー選手(19歳 スロベニア)をIA2(250cc)クラスに、それぞれ参戦させることを決定しました。

トレイ・カナード選手は、今シーズン「Team Honda HRC」に所属し、AMAスーパークロス世界選手権シリーズ(以下、AMAスーパークロス)とAMAモトクロス選手権シリーズ(以下、AMAモトクロス)の450クラスに参戦。AMAスーパークロスでは、優勝2回を含む7回の表彰台を獲得するも、シーズン中盤の怪我での欠場によりランキング6位。またAMAモトクロスには、怪我が回復した第9戦より出場し、出場した4戦でランキング15位の成績を残しています。

山本 鯨選手は、2012年全日本モトクロス選手権シリーズのIA2クラスでチャンピオンを獲得。2013年にはHondaから参戦して最多の7勝を挙げランキング2位を獲得し、2014年からは、FIMモトクロス世界選手権シリーズのMX2クラスに、「ホンダ・ガリボルディー」より参戦してました。今シーズンからは「チーム・アッソモーター・ホンダ」より、MXGPクラスにステップアップして参戦しています。

ティム・ガイザー選手は、2012年 ヨーロッパモトクロス選手権125クラスのチャンピオンを獲得し、2014年より「ホンダ・ガリボルディー」からFIMモトクロス世界選手権シリーズ MX2クラスに参戦。今シーズンは、MX2クラスのランキングトップ(8月30日オランダGP終了時点)につけています。

 

トレイ・カナード
トレイ・カナード
山本 鯨.
山本 鯨.
ティム・ガイザー.
ティム・ガイザー.

 

 

今回の3選手の参戦に関しては、Hondaとして日本の若手ライダーが世界トップクラスのライダーと一緒にレースを行うことで、更なる飛躍が期待できると考え、AMAシリーズ、世界選手権シリーズで活躍するライダーの参戦を決定しました。

トレイ・カナード選手(Team Honda HRC)のコメント
「日本でレースができることに感謝しています。今シーズンから、ホンダ・レーシング(HRC)と本田技術研究所 二輪R&Dセンター(HGA)のテクニカルサポートにより、パフォーマンスの向上を実感しており、出場する以上、他を圧倒したパフォーマンスで優勝しなければいけないと思うので、私のパフォーマンスを楽しみにしていてください。」

山本 鯨選手(チーム・アッソモーター・ホンダ)のコメント
「2013年のMFJGPにIA2クラスで出場して以来、2年ぶりに日本で走れることで非常に喜びを感じています。世界選手権で磨いた力と成長した自分を是非とも日本のファンの方々に見ていただきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。」

ティム・ガイザー選手(ホンダ・ガリボルディー)のコメント
「全日本モトクロス選手権シリーズに参戦できることが決定して非常に嬉しいです。昨年は怪我のために出場できなかったのですが、日本はHondaの本拠地でもあり、負けるわけにはいかないので、全力で勝利を目指します。まずは、世界選手権をしっかりと戦い抜いて、世界チャンピオンとして日本に行きたいと思います。」

 

世界のホンダモトクロスライダーが、全日本モトクロス選手権2015最終戦に来襲。

ヤマハ海外勢の参戦も予定されており、日本人ライダーがどう迎え撃つかが注目だ。

また、日本を離れ長くMXGPで戦う山本 鯨の凱旋レースにもなる。

 

 

[ リリース元 ]
ホンダモーターサイクルジャパン

 

UCI 2015 マウンテンバイク世界選手権 ダウンヒル結果&データ。

UCI Mountain Bike 2015 World Championships Downhill(アンドラ公国・ヴァルノード)は、男子がロイク・ブルーニ(フランス)、女子はレイチェル・アサートン(グレートブリテン)が勝利。

UCI 2015 マウンテンバイク世界選手権 ダウンヒル結果&データ。

 

UCI Mountain Bike 2015 World Championships Downhill(アンドラ公国・ヴァルノード)は、男子がロイク・ブルーニ(フランス)、女子はレイチェル・アサートン(グレートブリテン)が勝利。

今回は、男子の上位陣と日本でも名を聞くその他の選手について、所属チームや年齢といったデータをまとめてみた。何かの参考になれば。

 

※ライダー名のカタカナ表記は統一基準がないため、独自です。

 

 

■Men Elite World Championships (AND/CM) Downhill

順位 ライダー名 国籍 年齢 チーム(本拠地) タイム
1 Loic BRUNI / ロイク・ブルーニ FRA 21 LAPIERRE GRAVITY REPUBLIC(ルクセンブルク) 4:19.58
2 Greg MINNAAR / グレッグ・ミナー RSA 34 登録なし(Santa Cruz Syndicate) 4:21.95
3 Josh BRYCELAND / ジョシュ・ブライスランド GBR 25 登録なし(Santa Cruz Syndicate) 4:24.36
4  Michael(Mike) JONES / マイク・ジョーンズ GBR 20 CHAIN REACTION CYCLES / PAYPAL(グレートブリテン) 4:26.17 *BIKEはNukeproof
5 Marcelo GUTIERREZ VILLEGAS / マルセロ・グーティエレズ・ヴィレガス COL 25 GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAM(アメリカ) 4:26.42
6 Troy BROSNAN / トロイ・ブロスナン AUS 22 SPECIALIZED RACING(アメリカ) 4:26.43
7 Samuel(Sam) BLENKINSOP / サム・ブレンキンソップ NZL 27 NORCO FACTORY RACING(カナダ) 4:26.74
8 Connor FEARON / コナー・フィーロン AUS 21 KONA FACTORY TEAM(アメリカ) 4:26.87
9 Rémi THIRION / レミ・ティリオン FRA  25 COMMENCAL / VALLNORD(フランス) 4:28.87
10 Michael(Mick) HANNAH / ミック・ハナー AUS 32 POLYGON UR(フランス) 4:29.20
11 Danny HART / ダニー・ハート GBR 24 MS MONDRAKER TEAM(オーストラリア) 4:29.57
17 Brendan FAIRCLOUGH / ブレンダン・フェアクロー GBR 27 GSTAAD-SCOTT(スイス) 4:31.83
18 Steve SMITH / スティーブ・スミス CAN 26 DEVINCI GLOBAL RACING(カナダ) 4:33.54
20 Brook MACDONALD / ブルック・マクドナルド NZL 24 TREK WORLD RACING(スペイン) 4:33.98
22 Matthew(Matt) SIMMONDS / マット・シモンズ GBR 28 MADISON SARACEN FACTORY TEAM(グレートブリテン) 4:35.16
25 Neko MULALLY / ネコ・ミュラリー USA 22 GSTAAD-SCOTT(スイス) 4:37.81
33 Nick BEER / ニック・ビア SUI 28 RADON MAGURA FACTORY(スイス) 4:41.70
45 Samuel(Sam) HILL / サム・ヒル AUS 30 CHAIN REACTION CYCLES / PAYPAL(グレートブリテン) 4:47.04 *BIKEはNukeproof
74 Aaron GWIN / アーロン・グウィン USA 28 SPECIALIZED RACING(アメリカ) 5:11.70
77 Gee ATHERTON / ジー・アサートン GBR 30 GT FACTORY RACING(グレートブリテン) 5:14.51
82 Junya NAGATA / 永田 隼也 JPN 27 AKI FACTORY(日本) 5:22.24

 

 

<トピックス> – トレック・ジャパンfacebookより
【世界トップレベルのDHライダー来日決定!】
Trek World Racing所属のDH(ダウンヒル)ライダーであるブルック・マクドナルド(ニュージーランド)の来日が決定しました!
常にワールドカップで上位に入る実力の持ち主で、先日イタリアで行われたレースでも4位に入っています。
日本で参戦するレースは10月11日と17日に行われる「Coupe du Japon」のDHレースの2戦です!世界レベルの下りの技術をお見逃しなく!
■レーススケジュール
10月11日:石川県白山一里野スキー場
10月17日:富士見パノラマスキー場
■ブルック・マクドナルド
・Trek World Racing所属
・2009年DHジュニア世界チャンピオン、2015DH世界選手権5位
・8月22日に行われたワールドカップで4位入賞

 

 

<あのメーカーは?>
南アフリカ産のマウンテンバイクフレームメーカーで、一時期表彰台も獲得していたMOREWOOD。日本での支持も多かったメーカーだが、今回のリザルトを整理していて同社の名前がなく、そういえば?、と思った。MOREWOODは、技術屋であるパトリック・モアウッドと経営を担うリチャードの間で意見の食い違いが起き、それを機にモアウッドは会社を離れる。その辺りからファクトリー活動も縮小→消滅したようで、現在はリザルトでその名を見る事がなくなたっという訳だ。私心になるが、当時のMOREWOOD製ダウンヒルバイクはとても優れたものだったので、残念でならない。なお、技術屋のモアウッドはその後、PYGA INDUSTRIES(パイガ インダストリー)という会社を興し、現在も活動を続けている。

 

今回のコースは、過去の世界選手権では例のない、もの凄く勾配が急なセクションを含む、とても難しいものであった(最大斜度は62度!)。
今回のコースは、過去の世界選手権では例のない、もの凄く勾配が急なセクションを含む、とても難しいものであった(最大斜度は62度!)。
海外開催のマウンテンバイク大会は、いつも多くの観客が詰めかける。日本ではなかなか見られない光景だ。
海外開催のマウンテンバイク大会は、いつも多くの観客が詰めかける。日本ではなかなか見られない光景だ。

 

 

年1回の大舞台で勝利した、ロイク・ブルーニ(フランス / ラピエール グラビティー リパブリック)。ラピエールBIKEが、ここ一番の勝負で勝てる事も実証した。
年1回の大舞台で勝利した、ロイク・ブルーニ(フランス / ラピエール グラビティー リパブリック)。ラピエールBIKEが、ここ一番の勝負で勝てる事も実証した。
惜しくも2位に留まった、グレッグ・ミナー(南アフリカ共和国 / サンタクルズ・シンジケート)。年齢を考えると、大健闘。
惜しくも2位に留まった、グレッグ・ミナー(南アフリカ共和国 / サンタクルズ・シンジケート)。年齢を考えると、大健闘。
UCI 2015 マウンテンバイク世界選手権 9月6日、ヴァルノードでのダウンヒル男子表彰台。左から、グレッグ・ミナー、ロイク・ブルーニ、ジョシュ・ブライスランド。世界選手権は各国からの代表になるので、選手は国旗をイメージさせるウェアを着る。ブルーニのみ勝者が袖を通せるレインボージャージ。
UCI 2015 マウンテンバイク世界選手権 9月6日、ヴァルノードでのダウンヒル男子表彰台。左から、グレッグ・ミナー、ロイク・ブルーニ、ジョシュ・ブライスランド。世界選手権は各国からの代表になるので、選手は国旗をイメージさせるウェアを着る。ブルーニのみ勝者が袖を通せるレインボージャージ。

 

 

トラブルであろうか? 最下位に沈んだノエル・ニーダーベルガー(スイス / スイス・ダウンヒル・シンジケート, ペーターリヴィーゼ 31)。ジュニア時代に650BのプロトBIKE(スコット)で優勝した経験があるのだが、現在所属するチームがどうも例のMOREWOODを採用しているようなのだ。興味深い。
トラブルであろうか? 最下位に沈んだノエル・ニーダーベルガー(スイス / スイス・ダウンヒル・シンジケート, ペーターリヴィーゼ 31)。ジュニア時代に650BのプロトBIKE(スコット)で優勝した経験があるのだが、現在所属するチームがどうも例のMOREWOODを採用しているようなのだ。興味深い。

 

 

[ ソース ]

UCI

 

2015 UCI MTBワールド・カップ最終戦、アーロン・グウィンとレイチェル・アサートンがまたも勝利。UCI World Cup第7結果。

UCIマウンテンバイクワールドカップ2015イタリア – ヴァルディソーレのDHIは、男子がアーロン・グウィン、女子はレイチェル・アサートンが今回も勝利。

2015 UCI MTBワールド・カップ最終戦、アーロン・グウィンとレイチェル・アサートンがまたも勝利。UCI World Cup第7結果。

 

UCIマウンテンバイクワールドカップ2015イタリア – ヴァルディソーレのDHIは、男子がアーロン・グウィン(アメリカ)、女子はレイチェル・アサートン(イギリス)が今回も勝利。アサートンは前戦でシリーズタイトルを獲得しているが、男子もグウィンが有終の美を飾る結果となった。

 

2015年シーズンは4回の勝利を得た、アーロン・グウィン。
2015年シーズンは4回の勝利を得た、アーロン・グウィン。

 

 

シリーズタイトルを獲得したアーロン・グウィン。2015UCIワールドツアー8月22日、ヴァルディソーレでのDHI男子表彰台。
シリーズタイトルを獲得したアーロン・グウィン。2015UCIワールドツアー8月22日、ヴァルディソーレでのDHI男子表彰台。
最終戦も見事、勝利でまとめたレイチェル・アサートン。2015UCIワールドツアー8月22日、ヴァルディソーレでのDHI女子表彰台。
最終戦も見事、勝利でまとめたレイチェル・アサートン。2015UCIワールドツアー8月22日、ヴァルディソーレでのDHI女子表彰台。

 

※Dirt & MOTOでは、アーロン・グウィンが駆るデモ 8の市販Ver.、スペシャライズド・S-WORKS DEMO 8 FSR carbon 650bの試乗インプレッションを予定しています。お楽しみに。

 

 

[ ソース ]

RedBull

 

SHIFTの2016 MX ギアが早くも発売開始。<グローブ>※ラインナップ追加

アメリカンモトクロスウェアを代表するブランドの1つ、シフト(SHIFT)から早くも2016年モデルが登場。今回はグローブの紹介。

SHIFTの2016 MX ギアが早くも発売開始。<グローブ>※ラインナップ追加

 

アメリカンモトクロスウェアを代表するブランドの1つ、シフト(SHIFT)から早くも2016年モデルが登場。日本国内での販売もすでにスタートしている。今回はグローブ。ウェアと一部異なったラインナップになっているので、うまく合わせたい。

 

20150728_SHIFT01

 

[ 製品情報 ]

メーカー/SHIFT

販売元/ダートフリーク

製品名/レイドグローブ

価格/5,500円(税抜)

サイズ/S、M、L、XL

カラー/ブラック、ブルー、レッド、イエロー

 

 

20150728_SHIFT02

20150728_SHIFT03

20150728_SHIFT04

製品名/アザルトグローブ

価格/4,200円(税抜)

サイズ/S、M、L、XL

カラー/ブルー、レッド、グリーン、オレンジ、ブラック/ホワイト、イエロー/ブルー

 

 

ブルー
ブルー
レッド
レッド
グリーン
グリーン
オレンジ
オレンジ
ブラック/ホワイト
ブラック/ホワイト
イエロー/ブルー
イエロー/ブルー

製品名/レイコングローブ

価格/6,000円(税抜)

サイズ/S、M、L、XL

カラー/ブラック、ブラック/ホワイト、カモ グリーン カモ

 

 

ブラック
ブラック
ブラック/ホワイト
ブラック/ホワイト
カモ グリーン カモ
カモ グリーン カモ

 

 

[ お問い合わせ ]
ダートフリーク
TEL/0561-86-8305

 

竹で出来ている不思議なスポーツソックス PROSOKが登場。

二輪スポーツ、とかくオフロードはスタンディングの状態でいる時間が長く、その時は足と掌だけがマシンとの接点になる。

竹で出来ている不思議なスポーツソックス PROSOKが登場。

 

二輪スポーツ、とかくオフロードはスタンディングの状態でいる時間が長く、その時は足と掌だけがマシンとの接点になる。この2点だけで路面からの情報を受け取ったりポジションニングをコントロールするので、マシンと人間とを仲介する用具の重要性は高くなる。

今回紹介するのは、その内の1点、足に関係するスポーツソックス。素材原料のほとんどに竹を使った商品で、蒸れにくく高い収縮性を持ち、フィット感とクッション性に優れているという一品。竹は成長が速く、農薬や肥料を使わないので、エコロジーな原料として注目されている点もポイント。アメリカのMTBコミュニティで話題になっていて、もちろんMade in USAだ。

 

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[ 製品情報 ]

メーカー/PROSOK

販売元/オルタナティブ バイシクルズ

製品名/Bamboo Crew Sock

価格/2,656円(税抜)

サイズ/S/M(男性24.0〜26.5cm、女性21.0〜27.0cm)、L/XL(男性27.0〜31.0cm、女性28.0〜30.0cm)

カラー/黒-赤、黒-オレンジ、黒-青、黒-白、黄色、水色

原料/竹 72%、ナイロン 17%、ポリプロピレン 9%、スパンデックス 2%

 

 

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[ お問い合わせ ]
オルタナティブ バイシクルズ
TEL/048-288-0250